Optilink-5の実力はいかに?

さて今回丸角変換をかましたOptilink-5と手持ちの丸角TOSLINKケーブルの比較をしましたのでここに記します。
なお丸角変換コネクタはどこでもあるコネクタらしいので詳細までは今の所分かりません。すいませんです。写真はOptilink-5に絡まれるDAC64MK2の図ですが、普段はこんな使い方はしませんので悪しからずw。

まず試聴する上で、大事なのはソースでしょうか。環境は今まで何度かおさらいしているので割愛しますが、
・ファイルは全てアップルロスレス
・出力バッファ最大
・24bit出力
・DAC64でのバッファは使わない

と統一し、以下の物の中からお気に入りを主に使いました。また最近紹介した曲なども平行してい聴いています。

・akiko-Mood Indigo
・Buddy Rich-The Roar Of '74
・Candy Dulfer-Candy Store
Diana Krall-Live in Paris
木住野佳子-Timescape

Jazzに偏り気味ですが、ボーカルもの、Bigバンドでの大編成もの、ピアノなどの楽器の描写を見れればと思っての構成です。
なお、今回予定していた中でMONSTER CABLEの丸角ケーブルがありましたが、2mという長さ故か試聴中に不慮の事故で使用不能となってしまいました・・・orz。申し訳ありません。
それでは以下比較となります。

○Optinlink-5
他のケーブルは丸角で方向性は無いため、特に確認せず好みの方を使用。
しかし・・・あれ?という疑問符が常について回る。解像度は充分。変換など関係なしに他のケーブルと同じだけ出ているのに何故か眠い・・・。ボーカルの迫力も前に出てきているし、大編成での楽器も潰れることなく出ている。
残念なことに透明感が今一歩。これは私の好みからするとかなりのマイナスであると言わざるを得ない。透明感をかなり重視した環境ゆえにこの違いがかなり目立ってしまう。スピード感なども申し分ないだけにこのマイナス面はかなり目立ってしまう部分でもある。

○REQST Z-OPT01M
やはり透明感が変えただけでよく分かる。
結局それ以外は・・・Optilink-5と比べてみてもそこまで決定的な差はない。どちらかというとこちらの方がクールな感じである。

○Sys concept Mini-Plug to TOSLINK Premium Optical Cable
基本的な差はREQSTと比べて無い。ただし、何故かシャリ傾向で大編成モノなどを聴くとかなり騒がしく聞こえてしまう。これに目をつむれるなら悪くはないと思う。

☆まとめなど
と3本の比較をさらっと書いてしまったわけですが・・・。
変換コネクタを噛ましたとはいえここまで健闘したのはやはりポテンシャルの高さ故のOptilink-5でしょうか。
ただやはり、私の重視する環境下ではどうしても透明感の落ちた部分が大いにあり濁るまで落ちませんがベールがかかった部分が多分にあるので軍配を上げるのであればREQSTとなってしまいます。
角角Optilink-5の実力までは見ておりませんのでなんとも言えませんが、AMEのためにこれを使うのはかなり勿体ないと思います。手軽に国内で入手するのであればREQSTで充分ではないかと思います。
あと実の所、SysConceptもオススメです。
何故かというとそれは遊べるに尽きます。カナダから輸入することになるので海外通販の経験や英語が分からない方にはオススメできませんが、コネクタの色を選べたり長さも希望通りのものをオーダーできます。ケーブルの長さがどうしても合わない・・・なんて場合は利用してはどうでしょうか?特にリンクは張りませんがググれば出てくると思うので興味のある方は覗いてみてはと思います。

☆最後に
これは私での環境下での判断ですので話し半分に見てもらえれば幸いに思います。ともあれ今回の機会を与えてくださった方には感謝致します。また何かあればよろしくお願いいたします。