白のカピバラの逆極限 S.144-3

長文コメントはこれを歓迎します。
とりあえず、quizでも解いていきませんか、古いものほど面白いです

2005-11-21

松岡正剛

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1043.html

 この本はぼくの生命観を決定づけた一冊だ。とくに第6章「秩序・無秩序・エントロピー」にさしかかって、ガーンとやられた。ガーンとやられながら、そのメッセージに出会って悦びのようなものが体を雷鳴のごとくに走った。

 全体が71節で構成されているその57節だから、いよいよ結論部にさしかかったところにあたるのだが、そこに「生物は負のエントロピーを食べている」とあったのだ。もしポール・ヴァレリーがこれを読めた時代に青春期をおくっていたなら、この一行の稲妻こそが「精神の一撃」になったろうと思われる。

自明というかなんというか。この程度で感動するのっておかしくない?

えっと、ここまでは前振りでしてね。まあ、ちょろっとだけ読んだんですよ。なんか読んでるうちに途中で集中力切れたんですけどね。

 いまではよく知られているように、量子力学の世界では粒子のエネルギーは連続していない。とびとびの量のエネルギー(エネルギー準位)をもつ。これを「量子飛躍」とよんでいる。 

量子飛躍ってなんか違うような。

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1058.html

「いっさいの形式体系としての数学は自身の無矛盾性を証明することは不可能である」

矛盾を含む体系ならできるぜ。

 数学で証明されたことは正しい、とはかぎらない。数学が無矛盾であることを証明することは、できるまい。これがクルト・ゲーデルが到達した結論だった。

 まったくとんでもない結論だった。「1+1は2である」という言明を矛盾なく立証するのは不可能だと言い出したのだ。

いや、これくらい証明できろよ。

S0 + S0 = SS0 + 0 = SS0 じゃん。

立花隆、たぶん最後。

http://d.hatena.ne.jp/yoira/20051107#p1

に。

http://www.sakamura-lab.org/tachibana/first/06minj/godel.html

に突っ込みを入れるという立花隆ネタで楽しく盛り上がっておりました。ところで、一番まとまっていた bluesy-kさんが旧サイトを消してしまわれたようなので似たようなものを作り直しました。

立花とこの blog に検索をかけるとなかなか面白かったです。

方程式には色々な解があって、普通に解くと一般解が得られる。しかし特別解というのは数学の世界では病理学的解法とも呼ばれ、頭のおかしい人しか考えないといわれるものである。

束縛条件をいれたのが特別解。文句があったらN-S方程式の一般解を出せ。

アインシュタインの相対性原理は、空間が歪んだり尺度が変化したりすることを証明してニュートンの空間の絶対性を否定した。それと同じくゲーデルは、時間もまた相対性原理に支配されるから、ニュートン的な絶対時間もまた否定されるべきだと考えたのである。

ローレンツ変換を一度でも書いたことがあればこうは言わないはず。ニュートン的な絶対時間はアインシュタインによって否定されている。

 彼以外にこれを信じた人は少なかったが、彼はこれは数学的に正しい解であると信じていた。

価値を見出すか云々は別として数学的に正しいに信じるも否もない。

 物理学は、究極の法則を発見したいという欲求に突き動かされて発展してきた学問である。当時の素粒子物理学では、物理学の理論というのは、統一場理論という理論さえ完成すれば全て解決されるのだと信じられていた。しかし今では物理学者たちはほとんど絶望的な気分になっており、究極の法則は発見できないのではないかという疑いを持っている。

何を言っているのかよく分からん。不完全性定理、関係ないと見た。むしろ飯の種がしばらくなくなりそうではない感じ。

これから理科系の人は色々なことを学んでゆくことになるが、実際問題として、ほとんどがニュートンの法則を当てはめて微分方程式で運動の記述をすれば間に合う。ごくせまい最先端の研究にまでいかないとアインシュタインの理論などは出てこない。

相対性理論は結構すぐいる気が。というか少なくとも量子力学ないと統計力学の初歩すら崩壊しますよ。

 アインシュタインが相対性原理を発見してニュートンの理論をうち破ったのだが、彼は自分はニュートンの法則を包み込む究極の理論を発見したと考え、究極の法則という概念は一貫して信じていた。ところが、アインシュタインの法則もまた究極の法則ではなかった。

打ち破ったとするのは多分まっとうな考えではない。

要するに、ミクロの世界のものは、あるときには粒子、あるときには波のように振舞うと言うのが相補性である。

僕はむしろ粒子でも波でもないとするのがいいと思います。粒子・波概念が拡張されているので。

しかし光を当てると、その物理的インパクトで対象の位置と運動を変化させてしまう。だから対象がどこにあってどういう運動をしているのか精密に測定することは絶対にできないというのである。どうしても位置と運動の積がプランク定数を超えてしまう。

こういう理解では、二重スリットすら分からないのでは?

 現在、物理学者のマジョリティコペンハーゲン解釈を信じているが、これが絶対に正しいというわけではなく、量子力学が本当は何を意味するのかという解釈問題については、いまだに色々な議論がある。

これは物理学の外と内が区別できていないと思います。

物理学者も数学者も、何らかの理論を作るときには、理論というものは結局その人が持っている哲学や世界観に左右されてしまう。この講義では繰り返しパラダイムという問題を扱っているが、新しい現実を見たときに、その人の頭に入っているパラダイムにあてはめた理論を作り上げてしまうということの見事な例になっている。

シュレディンガー方程式が露骨に反例になっておりませぬか。よう分からんけど。

小林・益川理論という理論も、かなり東洋哲学的な発想がある。

東洋哲学的ってなにさ。


そして、とても嫌な予感がした。そう。この講義は13回あるのだ。だよな。うん。

http://www.sakamura-lab.org/tachibana/kougi.html


そして、第三回の用語解説が

http://www.sakamura-lab.org/tachibana/first/03minj/vocab.html#erwin

ところが、α粒子が出たか出ていないかは、猫の生死に結び付いており、猫は生と死との状態を半々に持っているとしか考えられない。でも、半死半生だから息も絶え絶えとはならず、上半身はピンピンしており、下半身は全く死に絶えてるという変な事態となる。

か。

パトラッシュ。僕は疲れたよ。

理系的な考え

http://150.55.136.37/d200511.htm#1119

 文系の人から「理系的な考え方の特徴は何ですか?」としばしば聞かれる。私は「棚上げ法ではないだろうか」と答える。

思うに、if, forall, exists が使えたらその人は十分理系だね。

ところで、

http://d.hatena.ne.jp/qqqlxl/20051011/p2

ある数学科の教授の発言:

同値関係での割り算がわかっている人は、数学がかなりわかっていると言える」

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なるほど、俺は同値類別がわかっていないんですね。衝撃的です(笑

対偶が取れる人って少ないらしいね。

bluesy-kbluesy-k 2005/11/22 12:40 >パトラッシュ。僕は疲れたよ。
お疲れ様です。「似たようなもの」とは言うものの、こちらのほうがテンションが持続していてまとまっていますね。僕は途中ばててかなり飛ばしたりタイポを連発したりしてましたから。

旧サイトは一切ケアするつもりのないものがだらだら残ってるのもなんとなく気持ち悪いなあと思って一気に消してしまったのですが、引用されているのとかもあったので残しておいたほうが良かったのかもしれませんね。

>むしろ飯の種がしばらくなくなりそうではない感じ。
そうですか?・・・まあ人次第ですが。素核宇宙は実験・観測がほとんどなくてそういう意味では息が詰まりそうなような、<s>好きなこと言ってれば良いような</s>。((’t Hooftは実験が出来ない領域では数学だけを信じていれば良いなんて論文をわざわざ書いてたりします。))その引用箇所から読み取れるのは立ち話以外のサンプルでも確認されていることですが、「物理学=素粒子物理学あるいは宇宙論」というイメージが強いようですね。

>KM理論と東洋哲学
陰と陽の混ざり合い?

nucnuc 2005/11/23 23:19 どうもありがとうございます。解説はかなり適当になってますが。。

今、素核宇宙に実験観測がないのは、時代の谷間だからで物理の結果が機器に応用されるようになれば、また色々と不思議な結果がでてくるのではないでしょうか。とりあえず、ナノテクかなぁ。
http://d.hatena.ne.jp/flappphys/20051110#p2
> 前回の美容師に物理系だと答えたら「ロケットとかですか?」と返ってきてちと困った
なので「物理学はロケット」らしいです。物理学は窮理学と呼ばれていたのですし、「この世の真実を追う最先端」みたいなのりで素論・宇宙論になるのは自然かもしれません。

小林が陰で益川が陽で、絡み合うんですね。(いや、中身知らないのでなんともいえませんが、本を少し見た限りではどう関係あるのでしょうか。陰陽くらいだったら二項対立ならなんでもこじつけられそうな気が。実は粒子・反粒子こそが陰陽の対の正体だったのだよ!とか)

bluesy-kbluesy-k 2005/11/24 14:07 ひも理論のナノテクへの応用・・・うーん。

益川が攻めで小林が受けですか。そうですか。いや、共同研究っていうのは奥が深い(顔

ちょっと話がそれますがファインマン物理学(確か電磁気の巻、郡?)で、ファインマンが「不完全な対称性」について東洋哲学あるいはギリシャ芸術との関連を述べていたような。今風に言うなら「対称性の破れとその回復」でしょうか。陰と陽だけだったら何でもありですね。

nucnuc 2005/11/27 05:20 ひも理論がナノテクによい影響を与えるとは思っていないのですが、現在の観測機器自体の設計精度が100倍上がれば、少し変わると思うんですがねえ。例えば、CPU速度も相対論と量子論の効果が効いてくるのが壁の原因でしょう。これを超えるとなると新しい設計思想みたいなのがいる気がします。いままでの回路学では銅線は基本的に一瞬で影響が伝わって微小抵抗と微小コンデンサで補正という立場を取っていましたが、そこらへんから作り直せば少し見えるのではないでしょうか。

おっと、BLに持ってきましたか(。ちょっと意識してましたが。謎)。

案0. 相対論と量子論は陰陽です。お互いに(以下略。
案1. 5つくらいからですよね。説得力持つのは。そこで、東京ミュウミュウがうまい具合に5人なので五行説と絡めるにゃんっ!!いえ、やめておきます。「http://d.hatena.ne.jp/keyword/%93%8C%8B%9E%83~%83%85%83E%83~%83%85%83E」
案2. 物理学は窮理学と呼ばれていた。キュウリといえば、黄瓜とも書き、これは五行で「土」。物理学も畑仕事のように地道に頑張れば、やがて実を結ぶのです。
案3. ニュートンの3法則は三位一体を意味している。また、ユークリッドの五公理は五行と対応している。
案4. この5つの案はそれぞれ木火土金水を象徴している。