Hatena::ブログ(Diary)

日日鵺的

2009-11-30 そしてtwitter初日は

・なかなか楽しかったです。今後も愚痴芸に走りすぎないようにしていきたいと思います。

・そして今日徹夜。なんかこう、すらすらと書けるようになりませんかね、すらすらと。

2009-11-29 誰もがすなるtwitterといふものを

・余もしてみむとてするなり

2009-11-28 〆切りに苦しむ

・うーむ。捗らんのう。

・次回公演のキャストが徐々に固まりつつあります。タイトルも決めました。前回に引きつづいてなかなか面白いメンツになりそうで、自分でもホン書くのがたのしみです。

斎藤耕一監督がお亡くなりになったのですね。『旅の重さ』のDVD、買ったきりそのままにしてありました。仕事が落ち着いたら追悼視聴しようと思います。

2009-11-27 あれやこれや2

・些末な仕事が多くて原稿が進まずイライラする。薬を飲みたいが、飲むと眠くなって仕事にならないので飲むに飲めず、余計イライラ。

・『バケルくん』が届いた。通読して爆笑。バケルくんの父親の財布は底なしで、多量にいくらでも万札が出てくるという設定があり、けっこうな数のエピソードが金で解決される。この身も蓋もなさが良い。ここには「子供の夢」なんていう甘っちょろいものはなく、苦い現実に裏打ちされた大人の奇想がある。

・仕分けが話題だが、安全保障教育科学技術芸術関係、民主党がやろうとしていることが日本の弱体化であることは明々白々である。そんな暴挙を国民の九割が支持しているという。どんな人間が支持しているのか知りたいが、そもそも利口だったら民主党には投票しないので、きっとそうでない人たちなのだろう。蓮舫議員の高飛車な態度はいまにはじまったことではない。そのむかしテレ朝深夜に「プレステージ」という番組があった。「朝生」が当たったので気を良くしたテレ朝が、月〜金の深夜にディスカッション中心のバラエティをはじめたのである。小林よしのり江國滋と大喧嘩したり、竹中労レギュラーで出てたりと、たまに面白い番組だったが、蓮舫は司会のひとりであった。自分の意見にミソがつけられるとすぐ鼻が上を向く。プライドが高いというか、負けず嫌いというか、なんにしても政治家、ひいては権力者にしてはいけないタイプである。あの高圧的な態度は国家のためか、自分のためか。答えはあきらかであろう。官僚機構の腐敗に立ち向かうヒロイズムに酔っている風だが、いまや自分こそが権力者であるという自覚が足りない。もはや自分たちこそが「体制」であるのに、いまだに反体制ぶっている団塊世代のおっさんらとおなじである。権力の横暴は権力のなせる業ではない。権力者の自覚がない愚か者のなせる業である。

映画評を寄稿しました。これ書いたあとで、なんだか物足りない気分にさせられるのも「性」を扱ってるからだと気づきました。プロットが入り組んでるわりにはドラマシンプルで、それはむろん長所でもあるのですが、もっと陰影をつけられそうな気もします。でもおそらく「性」を扱ってなければ、そんな気分にはならなかったと思う。性はいろいろなものを屈折させるのですね。面白い。

2009-11-25 大人の時間

吉祥寺シアターにてTHE・ガジラの『大人の時間』を観てきました。ガジラはひさびさだったんですが、やっぱ鐘下さんは良いですねえ、心の故郷にもどってきたような気分になりました。タイトルとは裏腹に、成熟できずに傷を抱えたまま浮遊している人びとの物語。前のめりに堪能しました。29日まで。

・客席は年配の方が多く、そんなに笑うようなところでもない箇所で笑う方が散見されるのが気になりました。なんというか、シリアスな物語ストレスに耐えきれず、その気まずさをごまかすためのような笑いなのです。容赦ないダイアローグが展開されるのに参ったのでしょうか、けれど作り手はそれを観客に正面から受け止めてもらうことを期待して作っているはずです。こういうときこそ「空気」を読んでほしい、そう思います。

2009-11-24 あれやこれや

BS2で『刑事コロンボ』完全版が放映されていて、毎度堪能しています。まあ、とにかくよくできている。笑わせる。いちいち感心させられます。ジャッキー・クーパーがゲストの「野望の果て」というエピソードは幕切れが鮮やかで痺れました。DVD買ってしまおうかしら。初放映時にカットされた箇所の吹替銀河万丈さんがアテており(遜色なし、よく聞くとわかる)、たいがいお笑いシーンなのが可笑しいです。

ちくま文庫で出ている外山滋比古の『思考の整理学』がやたらと売れていて、話の種に読んでみたものの、こんなものなら加藤秀俊の『独学のすすめ』の方がよほどすぐれている、しかし現在絶版なのでぜひとも復刊を望むというエントリを書こうと思っていた矢先に、当のちくま文庫から復刊されました。これを読んだのは二十歳前後の頃で、わずかなりとも自分に向学心というものが備わっているとすれば、すべてこの本のおかげです。加藤先生放送大学の初期に授業を持っておられ、自分も受講しました。あそこのカリキュラムにはかなりの部分、先生のご意向が反映されていることが本書を読むとよくわかります。万人におすすめしますが、特に放大で学んでいる方に読んでいただきたい一冊です。

・次回公演が動き出しました。自分でもちょっとたのしみです。

2009-11-23 三連休

・毎度のことですが無関係です。今日打ち合わせに出かける段になって、どうも世間は休日らしいということに気づきました。自由業なんてそんなものです。

・きのうはpit/北区域にて、パラドックス定数の『東京裁判』再演を観てきました。初演の際の拙評はこちらですが、まごうかたなき彼らの代表作であると再認識しました。役者が自信にあふれており、それが観客の期待値と拮抗していて、双方の興奮を呼んでいるのがありありとわかります。おそらくこの先役者を変え、演出を変え、場所を変え、幾度も再演される演目となることでしょう。

読書会ねえ。ビジネス書ならまだ効果的かもね。自分もむかし仲間とやったことがあるんですが、それほどのものではなかったです。ただのバカ話の方がよほど現在の自分の役に立っていると思います。

2009-11-21 超直球『行旅死亡人』

シネマート新宿にて井土紀州監督作品『行旅死亡人』を見てきました。自分と同い年の同業者と言えば、黒田さん、倉田さん、大河内さんをはじめ、NAKA雅MURAさんや忘れちゃいけないいずみ吉紘さんなど、綺羅、星のごときありさまですが、井土さんには特に畏敬の念を抱いています。瀬々さんとの一連の作品はどれもこれも傑作で、それらに感心していた自分プロデビュー未満でした。満員立見のユーロスペースで『百年の絶唱』に衝撃を受けたのを、きのうのことのように覚えています。

・『ラザロ』を経た井土さんが果たしてどんな作品を撮ったのか、興味津々で出かけたわけですが、各方面から「火サスだ」「清張だ」「二時間ドラマだ」と前評判を聞いており、しかもそれらがすべて肯定的な意味で使われていて、いったいどんなものなのやら、まずは見たうえで申せば、たしかにその通りでした。まさに肯定的な意味でその通りです。

・とにかく素晴らしいのは「通俗性」に正面から挑んで逃げていないことです。「ありがち」だの「クサい」だのと、誰もが通俗性を回避しようとしますが、結果、線の細い退屈な日常描写がひたすらつづくような青春ものが幅を利かせることになります。ここには線の太い人間描写と線の太い物語があります。通俗性は人間描写の普遍性に基づくからこそ通俗的なのであり、そこから逃げていては実は人間は描けないのです。言葉はすこし違いますが、自分がまだ駆け出しの頃、鶴田さんから「きみのシナリオ上品だが弱い、線が太く強くあってほしい、シナリオはもっと品がなくて良いのだ、下品も突き抜ければ下品でなくなる、『悪魔のいけにえ』は下品の極みだが、あそこまでいけば洗練の域に達している」と言われたことがあります。つまりはそういうことだと思います。『行旅死亡人』は通俗性に敢然と立ち向かい、それを超克しています。今日、非常に貴重な作品です。27日(金)まで。井土さんの作品はDVD化されないので、これを逃すとしばらく見られません。ぜひ劇場へ。

・ちなみに鶴田さんから上記のお言葉を頂戴して以降、自分通俗性をおそれないようになりました。この作品などはまさにそうして書いています。井土さんには及びませんが、今後も自分なりの試行錯誤をつづけていくつもりです。

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2009-11-20 民家演劇

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風琴工房おるがん選集」@ギャラリー日月プレビュー公演を拝見して参りました。観客は自分世田谷PTのYHGさんだけという、はなはだ贅沢な時間空間を堪能させていただきました。

横光利一の「春は馬車に乗って」と鷺沢萠の「痩せた背中」を詩森さんが脚色した二本立てですが、どちらも台本が良いのはもちろんのこと(せつない)、その場所ならではの仕掛けが楽しく、効果的で、ところどころ声を上げて笑いました。

・それにしても民家の一室ですからね。いや、ギャラリーなんですけどね、ほんと民家なんですわ。道に迷って詩森さんに案内していただいたのですが、入るときに「えっ、ここですか?」と口に出してしまったほど民家。あれはぜひ多くの方に体感していただきたいです。

・終演後に皆さんと舞台で使用したあるものをごちそうになり歓談。たいへん美味でした。なにを食べたかはギャラリー日月にてご確認ください。明日21日(土)〜29日(日)まで。ごちそうさまでした。

・真面目に演劇に携わってる方々と交流すると熱が伝染します。次回次次回に向けて意気があがってきました。とりあえず台本、頑張ります。

2009-11-18 教授にハズレなし

・本日は一日の大半を爆睡して過ごしました。ちょっと余裕ができたんで疲れが出たやうです。

・きのうのエントリ書いてたら音楽熱が高じてしまい、あれやこれや検索したり、購入したりしてしまいました。坂本龍一サウンドストリート(NHK-FM2)が自分音楽学校でしたが、もっぱらそこで聴いたきりのものばかりです。

・以下はつくば科学住友館で上映された作品の主題歌

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作詞矢野顕子、作編曲=教授という逸品です。歌っている「モモ」というのはやまがたすみこの変名。ちなみにやまがたさんは井上鑑夫人です。番組で聴いて以来いつか手に入れたいもんだと思い、やまがたすみこのCDに入ってないかと探したのですがどこにも収録されておらず、CDになってないのかなあと思っていたら、これに収録されていることがあっさり判明。注文しました。

サンディー&ザ・サンセッツに教授が唯一提供した曲が以下。細野さんや幸宏は多数曲を提供しているのに意外な感じです。

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レイチェル」は「ブレードランナー」のレイチェルのことです。サンセッツがEMI時代に発売した12インチシングルに収録されていたものですがCDになっておりません。この頃のサンセッツのアルバムは壊滅状態なので、いずれこれを含んだ再発がなされることを希望します。

原田知世が十七歳のときに発売されたミニアルバム「撫子純情」に入っている曲。作詞=本人&康珍化、作編曲=教授です。

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このアルバム教授のみならず大貫妙子かしぶち哲郎南佳孝らが参加しております。原田知世のCBSソニー時代もこれまた壊滅状態で、これが入ってるベスト盤アマゾンで新品50000円ふっかけてる奴がいるような状態。再発が望まれます。

・小学五年のときにYMOに出会っていて良かったです。ピンクレディージュリーしか知らなかったガキにとって、彼らはありとあらゆる文化を乗せてやってきた黒船のようなものでした。YMOに出会っていなければ人生変わってたはず。ということは彼らが自分人生を変えたのだ。そんな同世代は自分だけではないと思います。

2009-11-17 ここ数日

・週末は〆切りで、執筆忙殺される。えらく難儀して、ひさびさ打ち合わせ前日深夜に入稿してしまった。もうしわけないっす。

・したがって日曜は一日中家。書きながら、放置してあったCDを開封しては聴いてました。

自由なメロディーかしぶち哲郎

例の二枚買っちゃったやつ。ボックスの副産物的リリースかと思っていたが、想像以上に良くて吃驚。たったの五曲ですが堂々たる内容です。

ル・グランかしぶち哲郎

そして新譜。なんと「Fin」から16年ぶりとか。ということは「リラのホテル」から26年!!! いやんなるわあ。内容は「Fin」の延長線上にあるかしぶちワールドです。圧巻はむしろ初回盤同梱の宅録集「REMINISCENCE」で「Beep Beep Be オーライ」の弾き語りヴァージョンなどが入っています。特典として埋もれさせてしまうにはグレード高すぎのような。

Tweez」slint

見ず転で買ったんだけど、これ、ほんと良いです。痺れます。「Spiderland」も名盤

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ナルキッソスサディスティック・ミカ・バンド

買ってなかったんですわ。トノバン逝去にともない、追悼の気持ちで購入しました。快作。まあ、これだけの才能が集まってれば下手なものになるわけがない。桐島かれんのやつも好きなんですが、これも負けず劣らず好き。木村カエラがことのほかハマってます。「塀までひとっとび」とかこのメンツで聴いてみたい。WOWOWでやったライヴ、どっかに取ってあったような……。

トライアングルPerfume

Perfumeもいいかげん飽きたなあなどと感じ、届いてそのまま放置してあったのですが、すいません、「edge」も「kiss and music」も名曲でした。飽きたなんて思ってごめんなさい。

腹貸し女ジャックス

若松孝二の同名映画サントラ。以前ジャックスBOXに入っていたものに数曲追加して単品発売したもの。早川さんの歌声は近年の方が好きです。この頃の歌い方にはまだ気負いが感じられるのです。

・そんなわけでやっぱ音楽もいいなあとあらためて思ってしまったのであった。本→音楽映画で波がくるんですが、またついCDをどかどか買ってしまいそうな。そして置き場に困るという。

2009-11-14 地獄からの予告編

なるサイトがあることを知りました。ジョー・ダンテジョン・ランディスラリー・コーエンマイケル・レーマンエドガー・ライトといった一部で名だたる人びと(サイト内ではグルと呼称されている)が、ジャンルムービー予告編を見ながら解説をするという趣旨です。自分のような人間からすると地獄どころか天国のようなサイトで、英語が出来ないのが悔しいかぎり。まとめてどこかでソフト化していただきたいものです。

・これはぜひ見てみたい。

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これも有名なわりには見てないし。

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これはWOWOWで見ました。

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・でまあ、なにを思ったかと言いますと、「ウルトラQ」ってこういうことなんだよなと。リメイク版に参加させていただいたわけですが、ちょっと難しく考えすぎていたのではないかと。現実との結着点を模索するより、空想の愉しみを飛躍させるのが正解だったのではないかといまさらながらに思いました。けど時代から浮いてしまっても仕方ないので、むずかしいところではありますが。

2009-11-13 よしなしごと3

老眼鏡を作った。眼医者からは眼精疲労としか言われてないのだが、読書がままならなくていいかげんキレたのだ。視界がクリアになってスッキリ。高い買い物だったが作って正解だった。

本屋に寄ったら小鷹信光訳の「デイン家の呪い」が出てて即買い。もう出ないもんだと思ってたのでうれしい。思わず「おお」と声を上げてしまった。

おなじCDを二枚買ってしまった。某サイトはちみつぱいのボックスと同時注文したのをうっかり忘れ、かしぶちさんの新譜といっしょに再度注文してしまっていたという。誰かにあげよう。トシゾーネモトなら喜びそうな。

・「BURN NOTICE」が面白い。突然クビになったフリーエージェントのスパイが、FBIから危険人物指定されているためマイアミから出られず、資産も凍結されたので金もなく、自分を陥れた人間を捜しながら、元スパイ仲間とともに仕方なく地元トラブルシューターとして活躍するというお話。スパイ物の変種かと思ったら、探偵物の変種だった。ブルース・キャンベルが毎回見られるというだけで幸せな気分になれる。

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2009-11-12 風邪っぺー

・微妙に風邪気味なので打ち合わせをお休みさせていただく。うちでおとなしく原稿……といきたいところだったのだが、なかなか難渋。

姐にご教示いただいたので、さっそく輸入盤を取り寄せて聴いてみた(国内版は品切れ状態)。ピアソラ最高作の誉れ高い逸品らしく、一曲残らず聞き惚れる。ちなみに以下が「タンゲディア」、BBCライブ映像です。

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2009-11-10 語ってきた

・あんなんでよかったのだろうか。山本君スタッフの皆様、お疲れさまでした。ご来場いただいた皆様には感謝いたします。

・〆切りに追われているので、映画は見ずに辞す。二週連続で初稿なのである。泣きそう。

森繁死す。今年はやはり特別な年なのだ。あと二ヶ月、誰が失われていくのだろう。

2009-11-08 乱入どころか最初から最後まで登壇していた武田浩介

・「TOKYO図書館日和 〜アレクサンドリアからアカデミーヒルズ六本木ライブラリーまで〜」@ TOKYO CULTURE CULTURE。身内感覚抜きでけっこう面白いイベントだったと思う。素で楽しんだ。

・ちなみに冨澤さんプロフィールにある「短大時代にバイトしてた小さな本屋」でわたしたちは出会ったのです。あれから十ン年、いまや彼女の看板イベントが開かれてるわけだから、なかなか感慨深いものがありました。さらにちなみに前いた劇団で看板だった元女優川口さんともここのバイトで出会い、その縁で台本書くことになったので、いわば演劇人生のきっかけになった店でもあります。閉店してもう何年にもなりますが、あそこがなければ今の自分はたぶんないので、まこと人生は運と縁で出来ているのだなと実感します。

ついにソフト化とトシゾーネモトのmixi日記で教えられました。「加山雄三」と「ブラックジャック」という決して交わるはずのないものが交わってしまったがゆえに生まれた奇作であります。放映当時に毎回見てましたが、ジェームズ三木脚本ですから、中身は実はしっかりしています。どうしよう。金巻さんは購入されるようですが、迷うところです。うーむ。

2009-11-07 怪作

tsumazuki no ishiトランスフォーム、ゴーホーム」@ザ・スズナリTHE SHAMPOO HATといい、studio saltといい、このところ当たりの芝居が多いが、これも大当たり。

・とはいえ本作、なにをどう説明してもネタバレになってしまうので、なんにも言えないのである。くわえて内容の凄さになおなんにも言えないという。まあとにかく吃驚しますよ。かつてない演劇体験を保証します。ただし当日パンフもいっさい読まず、白紙の状態で観劇するように。日曜まで。

・終演後、テツタさんとともに飲み会に参加させていただく。大盛況。作家スエヒロさんとお話しできてうれしかった。

・しかしアレですね、主流はもう完全にストレートプレイになったのですね。まことに感慨深い。良いことです。

・いよいよ本日ではないですか。万難排して行って参ります。

2009-11-06 トークイベント詳細

・上がってましたので、ご紹介しておきます。しかしまあ十分でなにをしゃべりましょうか。冨澤さんは二時間半で、それはそれでたいへんだと思いますが、十分も十分でたいへんそうです。

執筆で死にそうです。今日は愚痴しか出ないので、これきりにしときます。

2009-11-05 「暗黒地帯」PV

安藤さんに作っていただきました。全編はいずれDVD化して販売の予定です。まずはご覧くださいませ。

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2009-11-04 主に告知

時間堂「small world's end」@王子スタジオ。姐夫妻と観劇。四十代と五十代に休憩込みで四時間の長丁場はつらく、アゴタ・クリストフの「星々を恐れよ」のみ観て退出。あれはいったいどんな稽古をやってるんだろうな。今度浜野君に聞いてみよう。

行きつけの整骨院SG先生ゴゴアメについて書いてくださいました。ありがとうございます。

冨澤良子図書館日和イベントが土曜日に迫りました。ぜひご関心ください。武田浩介の乱入ぶりがたのしみですが、最低これくらいはやってほしいです。

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・そんな自分も彼らに負けじとトークイベントに参加することになりました。当日は山本君に十分間しゃべらせつづけ、頷き役に徹しようと思っています。ご来場お待ちしてます。

2009-11-03 不運というには有名な

復刊ドットコムのメルマガにこうあった。

(前略)

大ヒット御礼の「藤子・F・不二雄全集」から待望の新刊『バケルくん』が登場です。本書『バケルくん』は、人気タイトルドラえもん」や「オバケのQ太郎」とは一線を画す異色のSF漫画としてファンの間ではカルト的な人気を誇っています。

初期のてんとう虫コミックス2巻には、巻末に『ジャングル黒べえ』が収録されていたことにより、半ば発売禁止の事態となったり、ドラえもんとの共演作品「ぼく、桃太郎のなんなのさ」(『ドラえもん 5』収録予定)が映画化された折に、『バケルくん』が登場メンバーから外されてしまうといった、実に数々の憂き目を見た不運の作品、それが『バケルくん』なのです。

(後略)

・おおむね事実である。ただ、カルト的な人気かどうかはわからないし(アニメ化されてすっかり有名になったが、古くからの読者からすると「キテレツ大百科」の方がよほどカルト作品だった)、不運というほど無名でもない。アニメになってないのが判断基準ならそのとおりで、映像化はこれっきりである。若い方に馴染みが薄いのは事実かもしれぬ。けっきょく自分が年取ったんだなあと思う。

藤子・F・不二雄全集は買いつづけている。ここから受けた影響の強さに自分で驚いている。安孫子先生の作品は暗いようで明るいが、藤本先生の作品は明るいようで暗い。つまり藤子作品には陰影が豊かである。いろいろ仕事で足掻いてはいるが、もっぱら影を好む自分はしょせん釈迦の掌の上の孫悟空というか、俺、ずっとおんなじ場所にいつづけてるんだなっていう感じ。運命が決まったのは中学時代と思っていたけれど、実は小学生のときにすべてが決まっていたのかもしれない、それくらい甚大というか。

・そんなわけで自分の中では手塚治虫より藤子不二雄の方がまちがいなくビッグネームだ。でも、そういうひとはけっこう多いんじゃなかろうか。世代の問題だけではないと思う。ほかならぬ手塚先生本人がこう言っている。

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2009-11-01 ファン歴二十六年

大貫妙子 Pure Acoustic 2009 @ JCB HALL。このシリーズも二十二年つづいたそうで(!)、メンバーの都合により毎年恒例の行事としては最後とのこと。久しぶりにこの世にふたつとない歌声を堪能してきた。

・十五のときにその音楽に触れて以来、大貫妙子自分の中で女性歌手最高峰でありつづけている。近年その曲世界はより間口が広く、より平易明快になり、ひどく澄明で純度が増した。大貫妙子創作の軌跡は、気取りや衒い、ある種の過剰さを慎重に排除してきた歴史であるので、これには納得する。会場には比較的年配の方が多く(特にご夫婦)、昔からのファンというより最近その音楽に触れて大貫妙子のファンになったような方々に見受けられる。コアなファンが発する妙な空気が希薄で、とてもいい客席になっていたと思う。

・とはいえやはり、「黒のクレール」や「夏に恋する女たち」や「若き日の望楼」あたりに身を乗り出してしまうのは、自分こそがその種のファンだからで、シュガーベイブが小一、中三でやっとその音楽に出会った自分はファンとしていつまでも新参者のつもりでいたが、もはやすっかり古参なのだと実感する。良いコンサートだった。以前にも増して「詞」が届いてきたのが印象的だった。

・今回は残念ながら歌われなかったが、自分がいちばん好きなのがこれ。アレンジ坂本龍一です。

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