夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

へたれエンジニアの未来

洗濯機を回してから図書館に行って予約本を受け取り(一気に5冊も来たからきっと読みきれない)、駅前の八百屋の土曜市で野菜を大量に買い(冷蔵庫の冷却効率が著しく下がる)、スーパーで物干し竿を買い(今までロープだった)、家に戻って昨日浸けておいた黒豆を茹ではじめる。ここまでで11時。素晴らしい哉、早起き。
買ってきた野菜で仕込むついでに昼食を作って「エンジニアの未来サミット」の中継を見ながら食べる。Web界隈で"エンジニア"というとIT業界のいわゆるシステム屋さんとかWeb屋さんの話ばかりなので、若干疎外感を抱く組み込み屋さんである。最近は組み込み屋も中途半端に上のほう(アプリ方面)が絡んでくることがあるので知らない顔はしていられないし、興味あることは上とか下とか仕事とか関係なくやってみればいいし、実際同僚でもそんな人は結構いるので細々と独習しはじめてたりはするのだけど、「俺たちITじゃないんで…」と腰が引けてる半端な組み込み屋(もう2年くらい半田ごて使ってない)。 勉強会とかもないし、なんつーか、未来の無い枯れた技術?みたいな。でも、こういう場で将来について語ってる人がいるのを見ると、分野は違うけどもうちょっとちゃんとがんばろうかなぁって気持ちになる。給料が減っても好きな仕事を、ってのは若手向けだからこそだろうなあ。組織の現状に対して歯がゆさを感じていても扶養家族がいるから飛び出せないって話を同僚としたばっかりなので。第一部の最後で、シリコンバレーに行けだの何だのネクタイの人がわーわー言ってるけど向こうはベンチャーばかり、東京(日本)は大きいところとベンチャーが共存しているから両方が協力してすごいものを作って行きましょう、って言ってたのがなんか良かった。というかうらやましい。そういう意識を持ってる若手を伸ばせない組織はなんだかなぁと思うことが最近多いんだよね…… でも大きいからこそ出来ることももちろんあるから、ここで何をしていけるのか考えていかないとなぁ。それから、会場に女性はどれくらいいたのか気になる。工学部出身で職場も男ばかりの状況に慣れているはずなのだが、先日会議室にみっしり詰め込まれて受けさせられた研修が男100人の中に女1人で、なんだか微妙な窮屈さを感じてしまったので*1、こういうギークな集まりはどんな感じなんだろう。 第二部が始まるところで出かける時間になったので、後半がアップされたら見ようと思います。

*1:会場の狭さのせいも一因だけど