夜に旗を振る

※音楽とか文房具の話とか。個人の感想です。

最近読んだ本

本に手をつけては読みきる前に新しい本が入ってくるため、読みさしになっているものがどんどんスタックされていってるのだが、最近読み終わった3冊がみな「仕事」にまつわるものでちょっといろいろ考えてしまったのでメモ。

コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる

コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる

情熱大陸で取り上げられているのを見て読んでみた。デザインとは問題を解決するための手段。だから、デザインしたハコを作って人を入れるんじゃなく、問題解決につながる人の関係をデザインした結果としてモノがついてくる。技術のためにモノを作ってるのは、やっぱりどこか捩れてるんじゃないか。


自分をいかして生きる (ちくま文庫)

自分をいかして生きる (ちくま文庫)

やりたいことをするためでもなく、やらなければならないからするのでもない。そういう仕事を進めるにはどうしたらいいんだろう。
p.123〜で説明される「自分自身⇔自分⇔他者」の箇所を読みながらすごく納得してた覚えがあるのだが、今見返したらどこがどう腑に落ちたのか思い出せない。


会社は変われる! ドコモ1000日の挑戦

会社は変われる! ドコモ1000日の挑戦

実際の仕事の状況に近いのはこの本に出てくるドコモのケース。経営側の話なんで、指示を受ける側の身としては"うちの上の人もこういう意識持ってやってくれないのかなぁ"といったところ。



自分のやってる仕事はだれかを喜ばせることができているんだろうか。河原に石を積んでいるような気持ちになる。