PythonのアップグレードとPython for Delphiのインストールなど

サーバがPython2.5なのに、開発環境がPython2.3JPなのはさすがにまずいだろうと思ってPythonをアップグレードすることにしました。
アップグレードといっても特に難しいことはなく、古いのを消して新しく入れなおしただけなんですけどね。ついでに前々から試そうと思っていたPython for Delphi(P4D)も入れてみました。

  • 今回インストールしたもの


Python 2.5, pysqlite 2.3.4(Python 2.5, Win32), Django 0.96, Python for Delphi 3.3.2

  • Pythonのアンインストールとインストール

[プログラムの追加と削除]よりPython2.3のアンインストールを行い、"python-2.5.msi"を実行して特に設定を変更することなく"C:\Python25"にインストール。[マイコンピュータ]-[詳細設定]-[環境変数]で"Path"の値に"C:\Python25"と"C:\Python25\Scripts"を追加しました。

  • pysqliteのインストール

これも"pysqlite-2.3.4.win32-py2.5.exe"を実行して設定を変更することなくインストールしました。

アーカイブを展開して、コマンドプロンプトから"python setup.py install"を実行してインストールしました。

これが予想外に簡単だった。Delphi2005をインストール済みの環境だが、"P4D.exe"を実行してインストーラDelphiのバージョンを自動検出してくれた。

以上、特に問題もなくインストール終了。

追記

Python2.5だと最初からsqlite3モジュールが入っているのでpysqlite2を入れなくても大丈夫だったかな。

Python for Delphiを使ってみる

P4Dに同梱されていたTutorialの一つ目をやってみた。といってもコンポーネントを貼り付けて一行コードを書いただけなんだけども。

  • Unit1.pas
{中略}
procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
begin
  PythonEngine1.ExecStrings(txtSource.Lines);
end;
{中略}


これはかなり使えそう。ちなみにP4Dを使った場合、python25.dll(Python2.5, 2.0MB)とPythonのライブラリが実行に必要っぽい。DelphiのexeはUPXで圧縮すれば大きなものでも1MB以下に大抵は収まるので、サイズも気にするほどではない。Pythonは他言語との親和性がすばらしい:-)