【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

丹頂の里「第4回千年祭」!


※『狭っ苦しい処から解放してくれたのはウレシイけど、強風注意報出てるべや。去年は大雪だったし、今年もまた大荒れ!誰か雪女いるんじゃねえべか、この町にゃっ!おおっ〜と、皆で所定の位置に立ち上げてくれたな。それにしても寒っ!

(こんなでっかい羆、いるわけねぇべさ。偽の剥製だよっ!とスタッフ。ただ、体長3メートルの羆もいるという…)
※何?皆が身を寄せ合えば風にも負けねぇってか。そりゃそうだ、柱と柱、屋根と屋根くっつき合わせりゃ、強度は保てる。できれば軽トラなんかに、結ばれてたほうが安心だな。そうそう、ほ〜ら、これで会場の広さは100坪ほどになったろ?

※あれれっ、そうこうする内にもう沖縄からのツアーバスが入ってきたな。何しろ300人のツアー客が「千年祭」と合流するそうだ。でもなまら早過ぎるんじゃねぇべか?まだ全国の酒造所から寄付してもらった「鶴」の名前が入った酒も並べてない。

※芋団子やラーメンの準備は?手づくりドレッシングの試食コーナーも阿寒黒毛和牛ハンバーガーのコーナーもバタバタしてる。あ、釧路市長の挨拶が始まったぞ。プログラムによれば続いて、丹頂感謝祭の神事だ。お、お客さんがゾロゾロ入ってきた。

※まるでオシクラマンジュウみたいに混んでる。もう、雪道運転体験や歩くスキーの体験は済んだんだろうか?結構忙しないなぁ。大雪の去年と比べりゃ天と地だ。中学生と小学生のタンチョウ保護活動の報告も順調だ。あらっ、タンチョウ踊りも始まったな。

※次は「丹頂結婚式」だな?新郎新婦は、何しろ遠路はるばる名古屋から応募してくれたそうだ。タンチョウはカップルになると、生涯連れ添うからな。おめでたいこった。おやおや市長立会いの下、木製の結婚証明書まで発行されてる。末永くお幸せにっ!


(あ〜ん、と丹頂夫婦のあま〜い最初の共同作業。中身は雪見大福でした)
※う〜む、風は弱くなったり強くなったりだなぁ。エッ、「ツルのひとこえ」コンテストもあるのっ?参加者には景品が出るんだって?
アッ、やっぱり沖縄からの旅行者が大勢応募したぞっ!『雪、大好き〜イッ!』ええっ、なんと78ホーンっ!大声だぁ!

※それにしても、あっという間に時間は経っていくなぁ。もう5時間も経っちゃった。沖縄ツアー客も引き上げたし、地元客も少なくなった。もういいだろう、そろそろお終いだ!スタッフの皆さん、なまらお疲れさんでした。後片付けしましょう〜。
※幸い事故もなく無事に終わってヨカッタ!来年まで1年間お休みだね。来年こそいい天気になりますように。エッ、アンタ誰なんだってか?オレッ?テントだよ、テントっ!来年、またお会いしましょう〜』