【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

【10月はたそがれの国】

※最近、道新コラムに米作家「レイ・ブラッドベリ」の名が頻繁に登場する。ブラッドベリファンとしてはウレシイ限りだが、喜んでばかりはいられない。というのもーーー

※『米作家レイ・ブラッドベリに「ロケットマン」という短編がある。ロケットに取りつかれた宇宙飛行士が主人公だ。(中略)英歌手エルトン・ジョンの「ロケット・マン」は、家族の制止をよそに宇宙へ向かい最後の旅で命を落とす、この哀しい作品が下敷きだという。
宇宙飛行士が主人公だが「科学なんて知らない。週に5日ロケットに乗る。ただの仕事」と歌う。(中略)行き先不明のロケットに乗せられているのはもしかすると私たちかもしれない』。それを知ってか、知らずか、米大統領トランプは北朝鮮金正恩を「ロケット・マン」と呼んでバカにし、挑発してる!

※もうひとつ。『遠い昔に湖で亡くなった少女との再会、あるいは数十年に一度のハロウイーンに集まる魔族たち。幻想小説の大家物語群は、日本でも「10月はたそがれの国」(創元社SF文庫)として長く読み継がれてきた』。高齢大国日本は、「10月」はやっぱり「たそがれの国だ」。

※エゾシマリスが冬に備えて食料を蓄えてる。北海道開拓に欠かせなかった輓馬も子育てに励んでる。霜ももう降った。雪虫も飛んでる。「10月はたそがれの国」日本もたそがれだ。
※何故、解散・総選挙になったのかっ?その根源を問わず、理由も明らかにならず、寒暖差疲労有権者には争点ぼかしのピンぼけ選挙なのに、これで日本の分岐点だというっ!


※与党は300議席を超す勢いだ。若者への調査では「現状に満足」「将来が不安」との矛盾回答が大勢を占めるという。サイコパス(精神病質)シンゾーが仕掛けた自己保身のこの選挙、不肖ワタクシは、エゾシマリスにでも投票したいっ!