子供には見せたくない番組

ロンハーのことではない。東京で頑張ってる作家と飲んでこんなタイトルのバラエティの企画を考えていた。オヤジが上司にへ〜こらしてたり、オカンが合コンしたり、初めてクラブに行ってオドオドしたり、親世代の持ってる人間臭さをだして、団塊世代の共感を誘ったら面白いのになって思った。

息子のはなし

親戚の結婚式のため、金沢へ。連休とって久しぶりの小旅行だと楽しみにしていたのに、前日まで元気だった息子が朝から嘔吐。午前中に医者に行き、落ち着いたので式には出たものの、夕方から悪化して、嘔吐連発。休日診療に駆け込んだらロタウイルスですねと言われ、点滴2時間された。感じたのはこういう非常時にも全く動じず、頼りになる嫁さんと、オロオロするばかりの自分。そして普段元気過ぎて困るなあとすら思ってたけど、やっぱり何よりも息子の元気な笑顔を早く見たい気持ち。
15年ぶりだったけど、俺にとって金沢は嘔吐と山盛りオニオンフライの街になっちまった。

意外な休日

熱を出した息子の様子を見ながら一気に3冊読み終えた。1冊目は「バッテリー」これで最終巻だったが、野球と主人公の才能への嫉妬を通して、周囲の人物の方がグンと成長していく点は斬新で面白かったし、野球の大きさを教えてくれる名作だった。2冊目は小泉首相のお陰で売れた「鈍感力」。自分が妙に誉められているようで気持ち悪かったけど、俺の場合はすぎるのかもしれん。3冊目は民間校長藤原和博さんの「校長先生になろう」自分でなるつもりはないけど、気になる公立校の実態や改革の取り組み、地域との繋がり方などなど興味深い点が多かった。ただ、同じ成功事例が何度もくりかえされるのに辟易したところと、試行錯誤の失敗点が省かれている点はマイナスだと思う。あと、立ち上げるだけでなく、続ける・次に繋げるパワーやシステムづくりが必要なのにそこについてまでは書いてないのが残念だった。

8年ぶりくらいに

昔好きだったアーチスト、KANが去年出していたアルバムを聞いた。あいかわらず歌は下手だったけど、ソングライティングの才能は抜群。まるで工業製品のように作られる倖田來未とかの曲とは違い、アルバムで遊びまくっていて格好よかった。中でも気に入ったのが夫婦の事を歌ったラブソング。「作りすぎたカレーライスのように、一度冷めて、また温めて、それでいい。」なるほどなぁ。

ネタとトーク

B1角座ますだおかださんのイベントを見る。女性芸人のエロ話を恋のから騒ぎ風にやるという企画。面白かったけど、ますだおかだじゃなくても全然成立する内容だった。感じたのは若手の人たちのネタよりもトークコーナー重視の姿勢。確かに苦労して5分くらいのネタで戦うより、ヒナ段で笑ってた方が楽っぽいもんな。ただ雛人形って出ていられる期間がかなり短いんだけど。

おいしい仕事

見城徹「編集者という病」を読んだ。ベストセラーメーカーとして注目していたので、どんな人なのか興味があったが、自分がいかに著名人と深く付き合い、芸能人と飲んできたかの羅列でガッカリした。ただ一つだけいい言葉があったので書き残しておきたい。「俺たちの仕事は自分が感動したものに仕事と称して近付いていける。」確かに。さあ、今日も自称仕事に行こう!

スキマスイッチ

昨日スキマスイッチのライブに行った。心地いいけどインパクトは薄かったというのが印象だ。お客さんもこざっぱりしてるけど、意思とかパワーをあんまり感じさせない人種やなあと思った。あと大好きな全力少年をライブバージョンかなんかしらんけど、異様にテンポアップしてやられたのには違和感があった。やっぱり何にでも適切なテンポってあるやろ。早すぎる相撲の行司も遅すぎるラッパーもイヤだもの。