Hatena::ブログ(Diary)

イナカのミカタ。

2014-01-22

北海道外来種対策基本方針(素案)ニジマスの指定外来魚課題を考える

f:id:number16:20120723081717j:image

ニジマスを指定外来種にするかしないかで話題になっていますが、個人的な見解を示そうかと。

ニジマスは「世界の侵略的外来種ワースト100」に選定されています。さまざまな外来種がいますが、「世界の侵略的外来種ワースト100」に選定された生物の共通した特徴として「適応能力が高い」「繁殖力が強い」「貪欲な食欲」などがあげられます。

実際にニジマスもわずか150年ほどの間に人の手で世界中へ運ばれ、その「適応能力の高さ」を発揮し分布を広げてきました。

北海道においては、20年前に比べニジマスの自然繁殖が確認される河川・湖沼は増加しています。Fが確認した主な水系だけでも、北見幌別川・渚滑川・湧別川・網走川・斜里川・標津川・西別川・風連川・釧路川など道東の河川の多くで自然繁殖しています。またこれにより、オショロコマやイトウ、アメマス、サクラマスなどがニジマスの勢力拡大に押され、個体群維持に問題が生じている河川も見てきました。

ニジマスがイトウの産卵床を掘り起し、そこへ自らの卵を産む姿を見たことがある人は少ないでしょう。しかし、具体的な例としてそうした現場があるのです。

わずか150年、それも有史以来人間が一番地球環境に負荷をかけた時代にこれだけ分布を広げた魚です。500年後なのか1,000年後なのかはわかりませんが、爆発的に増加している可能性があるのです。もちろん、在来の魚を押しのけることもあるでしょう。

「今さら」ではなく「今だから」まだ分布拡大を最小限で止められる可能性があるということが、今回議論にあがった理由でしょうか。

議論がなければ整理もありません。さまざまな視点からの意見を表わせば良いと思います。北海道環境生活部環境局生物多様性保全課ではパブコメを募集していますよ。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/number16/20140122/1390349045

大きな地図で見る