大切なことはすべて君が教えてくれた

結果的にこのドラマは「だめんずうぉ〜か〜2011」であり、大切なことを教えてくれたのは、この最終回に初めて登場したチョイ役(尾藤イサオ)だったという事実w推理小説の犯人が、一瞬出てきた下っ端刑事だったみたいな変な感じの気持ち。そのチョイ役に「妻がもうすぐ死ぬ」という設定をつけてくるあたりに、スタッフ様の神経を疑います…。
そもそも、さやかの存在が最後までよくわからなかったんですが、何故修二の元カノ設定だったのか。それだったら修二の親友(職業:ウェデングプランナー)として一人キャラを出しておけば、修二って友達いないの?みたいな感じも解消でき、後々いきなりでてきた福士くんより、夏実に「俺じゃだめか」という展開も自然にできただろうし。…ただのAKB押しですかね。
こうなってしまえばひかり、もしくは修二の兄がかき回して面白くなるかと思いきや、最初のトーンはどんどん下がり、皆ただのいい人になってしまうし。
もうこれなら「イノセント・ラブ」もしくは「素直になれなくて」のが100倍マシでした。だってその2つはネタとして面白いもの。このドラマはネタとしては中途半端だし、このツッコミようもない感じ、月9では「サプリ」と並ぶかもしれません。唯一評価できるのは、修二の再就職先が一流企業ではなく、クリーンサービス(ダスキン?)だったことぐらいです。
しかしながら、これより「婚カツ!」のが平均視聴率が低いなんて信じられない。婚カツのがまだマシなドラマだと私は思います。このドラマが2ケタキープできたことも信じられない。


とにかくキャストのみなさまお疲れ様でした。