マスコミという一極集中

マスコミの中の人がマスコミ批判に答えるという意味で貴重。

一極集中を超える方法
もっと集中しろということですか「読者主役」時代における記者の存在価値を考える

谷島宣之
2011年9月6日(火)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20110902/222419/
(略)
 「ところで『既存の秩序や組織の枠組みを超えた』取り組みはマスメディアが真っ先にすべきではないですか。日本で最も一極集中して歪んでいるのはマスメディアでしょう。3月11日以降のテレビや新聞が発信した情報は大同小異もいいところでした」
 
 ……。長年記者をしてきましたからメディアが駄目だとは言いませんが報道を誰かが常時検証する必要はあるでしょう。『超・一極集中』の中でそうするかどうかはともかくとして。
(略) 
 「寄稿者や読者が発信していくと記者は不要になりませんか」
 
 今回の『超・一極集中』企画には記者としてではなく『研究員』という肩書きで取り組みます。記事を書くというより色々な方の意見をうかがいながら『一極集中を超える方法』を探ろうというわけです。といって記者の存在価値が無くなったというつもりはまったくありません。
(略)
 『日経ビジネスオンライン読者と考える 一極集中を超える方法』という題名で大事なのは前半である。『超・一極集中』という場を使って読者の皆様が発信をしていただければと思う。よろしくお願いします。