「増税不可避」「電力改革不可能」の幻想を捨てよ


 
岸さんがDream Theaterのファンだとは!!
そしてこの主張の明快さ!
最後はぼやかして書いているけど、このお方はわかっている。
新たな反霞ヶ関戦士の登場。

岸博幸のクリエイティブ国富論
【第154回】 2011年9月9日

岸博幸
日本に必要な“Breaking All Illusions”「増税不可避」「電力改革不可能」の幻想を捨てよ
http://diamond.jp/articles/-/13954
(略)
 経済財政政策を巡る議論では、様々なillusionが主張されています。
 
 その典型例は、復興財源、即ち10兆円超となる第三次補正予算の財源を巡る議論です。まずは復興国債を発行して対応するけれど、政府はその償還財源について所得税法人税の臨時増税で対応しようとしています。そのための理屈が、「将来世代にツケを回さない」という非常にもっともらしい主張です。
(略)
 今の日本は非常時対応が必要なときなのに、また同じようにillusionが徘徊して、“増税しか出来ない”“電力改革は出来ない出来ない”という“出来ない”病が再発しているように感じられます。
 
 そう考えると、野田政権が官僚を使いこなそうとしているのは過去2代の政権に比べたら進歩と言えますが、官僚が得意な“出来ない理屈”に洗脳されずに頑張れるかは別問題ですので、そこをしっかりと監視する必要があるのではないでしょうか。
 
参考)
【ザ・世論 ウィークエンド投票箱】
◆復興増税にYes or No?