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小説☆ワンダーランド このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2018-10-12

このキャラ文芸がすごい!2019

このキャラ文芸がすごい2019 文庫編 - 読書する日々と備忘録

このキャラ文芸がすごい!を作ろうという企画が出ているので参加しました。

おおよその選択基準は上記ブログに準じます。

順位付けはしていないので頭の作品=1位というわけではありません。

参考になれば幸いです。

1 ひとりぼっちのソユーズ 君と月と恋、ときどき猫のお話

宇宙を目指す少年少女の恋愛を描いたSF作品。

ド直球に熱く、ハートフルな恋愛が心を打ちました。

富士見L文庫から出ているが、初出はカクヨム

カクヨム発のキャラ文芸だって、あるんだよ。

2 ジンカン 宮内庁神祇鑑定人・九鬼隗一郎

いわくつきの代物を鑑定する宮内庁の下請け業者のお仕事オカルト小説。

あの孔明引けなかった芸人の新作ということで、オカルト要素満載。

物腰柔らかながら食えなさすぎるイケオジの九鬼隗一郎の魅力を堪能する作品です。

3 火の中の竜 ネットコンサルタント「さらまんどら」の炎上事件簿

メフィスト賞作家汀こるものの初MW文庫作品。MW文庫は実質講談社ノベルス

一見するとあやかしカフェのほっこり事件簿っぽいが、生々しいネット炎上をえげつない手法解決していくというアクセル全開の内容で話題を呼んだ。

4 ハードボイルドスクールデイズ 織原ミツキと田中マンキー

萌えエロに路線変更した大人のラノベレーベルから出た青春バイオレンス小説。

表紙とは裏腹に、不器用な少年少女の痛切な青春を描き切った繊細な作品なので、路線変更かと思わず読んでいただきたい。

5 深煎りの魔女とカフェアルトの客人たち ロンドンに薫る珈琲の秘密

カフェを経営する魔女が魔法を使ってお悩み解決するあやかしカフェのほっこり事件簿。

特筆すべきは、実は作品の大筋にかなりガチなSF要素が絡んでいることで、舐めてかかるとめちゃくちゃ驚く。

SF者におすすめな隠れSF。

6 京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道

わたモテの話しかしない作者のキャラクター文芸作品。

京都を舞台にした短編連作ミステリだが、中盤かなりヘビーな展開になる。あまりの重苦しさに耐えられない読者もいるだろう。

が、それでも最後まで読んでいただきたい作品。

きっと、後悔はしないことを保証する。

7 すみれ荘ファミリア

今年最もマニアの間で話題を呼んだ新作キャラノベ

かわいい表紙とは裏腹に、実はゴリゴリのイヤミス

一見優しげな住人の隠された裏の歪んだ顔とは。ほっこりじゃ物足りないじっとりべったりとした読後感を求めている方には絶対おすすめです。

8 キネマ探偵カレイドミステリ

上智大学出身の作者による映画をテーマにしたミステリ

日常の謎系作品に見せかけて実は猟奇殺人を取り扱った本格ミステリで、この内容をMW文庫でやり通したことに非常に感心した。

映画マニアにはもちろん、特に映画が好きじゃないけど大学ものキャラノベを読みたい向きにもおすすめです。

9 ヤキトリ

(自称)ヘヴィーノベルなのでここに入れるのはどうかな〜〜〜〜〜と思いましたが、あえてライト文芸扱いします。

戦争の最前線に送られてしまった若者の苦闘を描くミリタリSF。

そこは『幼女戦記』の作者なのでなかなかヘヴィーノベルな内容になっているのですが、現状そこまでの鬱展開はあまりなくコミカルな掛け合いもあるので万人向けな作風だと思います。

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