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2018-02-22

廃刊レーベル朝日エアロ文庫の『魔女は月曜日に嘘をつく』最新刊発売決定

廃刊されたキャラノベレーベル朝日エアロ文庫より刊行されていた『魔女は月曜日に嘘をつく』の最新刊が3月に朝日文庫より刊行されることが決定しました。

本・コミック: 魔女は月曜日に嘘をつく3/太田紫織:オンライン書店Honya Club com

朝日文庫での続巻告知自体はされており(それが朝日エアロ文庫終焉を決定づけたものの)、延期に延期を重ねてのようやくの登場となりました。

なお朝日エアロ文庫の編集部は、「エンタメ班」として形を変えて残っています。

小学館キャラブン公式サイトオープン!4月刊行予定も

小学館文庫「キャラブン!」|小学館

小学館文庫のキャラノベレーベル「キャラブン!」の公式サイトがオープンしました。

それに伴い、4月刊行予定も公開。どうやら隔月刊行のようですね。

刊行ラインナップはこちら。

21グラムのタイムトラベラー』著/天沢夏月 イラスト/飴村

浅草和裁工房 花色衣 〜着物の問題承ります〜』著/江本マシメサ イラスト/紅木

さくら花店 毒物図鑑(仮)』著/宮野美嘉 イラスト/上条衿

『学園ゴーストバスターズ』著/三國青葉 イラスト/トミイマサコ

宮野美嘉以外ガガガ文庫作家は存在せず、外部からの引き抜きが目立ちます。

ガガガ文庫の青春路線との競合になるのでしょうか?

2018-02-21

終了まであとわずか 幻冬舎文庫キャラノベが70%OFF!

現在kindleでは幻冬舎文庫が大幅セールとなっております。

22日までなので、気になる作品があるという方は早めの購入が吉です。

キャラノベ作品もセールになっているので、激安のオススメキャラノベを紹介します。

特に百合相撲小説の『すもうガールズ』はめちゃくちゃおすすめなのでこの機会にぜひ!

すもうガールズ (幻冬舎文庫)

すもうガールズ (幻冬舎文庫)

謎解き広報課 (幻冬舎文庫)

謎解き広報課 (幻冬舎文庫)

お口直しには、甘い謎を (幻冬舎文庫)

お口直しには、甘い謎を (幻冬舎文庫)

将棋ボーイズ (幻冬舎文庫)

将棋ボーイズ (幻冬舎文庫)

給食のおにいさん (幻冬舎文庫)

給食のおにいさん (幻冬舎文庫)

富士見L文庫4月新刊情報公開!『妻を殺してもバレない確率』の作者も登場!

富士見L文庫4月の発売予定が公開されました。

ラインナップは以下の通り。

注目は『妻を殺してもバレない確率』で話題を呼んだ桜川ヒロの新作でしょうか。

突然他社の人気作家にキャラノベを書かせるいわゆる富士見謎の人脈枠が今月も発動!?

東京創元社新刊ラインナップ説明会開催!雪乃紗衣・岡崎琢磨の新作が発売予定!

雪乃紗衣Mystic -ミスティック-』

岡崎琢磨『夏を取り戻す』

米澤穂信『王とサーカス』『真実の10メートル手前』

さらに60周年記念フェアで人気漫画家イラストレーターの限定カバーも!


講談社タイガ、全点書き下ろし縛りを廃止する

新刊書籍発売予定表|講談社BOOK倶楽部

講談社の4月発売予定が公開され、講談社タイガからは上遠野浩平の『殺竜事件』の文庫版が発売予定となりました。

殺竜事件』は講談社ノベルスより発売された作品で、タイガ初の文庫落ちとなります。

講談社タイガは全点書き下ろしを謳っていましたが、その一方で講談社ノベルス講談社BOXのシリーズ作品を移籍させるも書き下ろし縛りからシリーズ前作が講談社文庫文庫落ちされてしまう現象が一部から批判されていました。

【新文化】 - 講談社、10月20日に新レーベル「講談社タイガ」創刊

講談社は10月20日、文庫版の新小説レーベル講談社タイガ」を創刊する。20〜30代の小説愛好者に向けて、書き下ろし作品を毎月20日に4点程度刊行していく。

講談社タイガ書き下ろし縛りは文庫落ちや新装版が連発された新潮文庫nexに対抗したものと言われていますが、事件シリーズ文庫化を機に書き下ろし縛りが廃止されるということで、シリーズ分断された作品のタイガ版発売も期待できそうです。

2018-02-20

小学館文庫がライト文芸に参入

ガガガ文庫でおなじみの小学館文庫が、ついにキャラノベ参入を決定した模様です。

レーベルを創設というわけではなく、小学館文庫内の「キャラブン!」というシリーズにまとめられます。

創刊ラインナップは以下の5点。

無限回廊案内人 (小学館文庫)

無限回廊案内人 (小学館文庫)

なぞとき遺跡発掘部 (小学館文庫)

なぞとき遺跡発掘部 (小学館文庫)

夢探偵フロイト (小学館文庫)

夢探偵フロイト (小学館文庫)

twitter公式アカウントも作られ、「ワクワク、はじめました」というコピーが確認できます。

キャラブン! 小学館文庫(@charabun_sho)さん | Twitter

作家陣を見るにガガガ文庫とは関連性が薄そうですが、キャラノベ進出パイロットフィッシュとなったのは小学館文庫版『二度めの夏、二度と会えない君』や『レクリエイターズ』『名探偵コナン』などのノベライズではないか。

ですので、ニドナツ一般文芸化のようにガガガ文庫作品がキャラノベ化するということも可能性としてはありえるでしょう。

江波光則作品や『平浦ファミリズム』『ジャナ研の憂鬱な事件簿』あたりはリバイバルしてほしい作品ですね。

2017-12-31

今年のベスト10

1 GODZILLA 怪獣黙示録

東宝怪獣と超兵器が集う一大クロスオーバー作品。

アニメ版の前史と軽視するにはもったいないあまりにも壮大であまりにも贅沢な小説。

ゴジラファンならば絶対に読むべき。

2 名探偵は嘘をつかない

名探偵は嘘をつかない

名探偵は嘘をつかない

新月お茶の会出身作家による、まさかの転生ミステリ

幾つもの殺人が転生をキーワードに絡まり合い、驚くべき真実をあぶりだす。

3 6番線に春は来る。そして今日、君はいなくなる。

本物川先生の最新作。

キャラノベチックなアプローチではあるが、濃密な文体と内容により描き出される青春群像劇は本物川先生ならでは。

4 キネマ探偵カレイドミステリ

映画をテーマとしたライトミステリ

よくある日常の謎かと思いきや、実は猟奇殺人を取り扱った重量級のタイトルである。

女性作家ならではの登場人物の書き込みが繊細で美しい。

5 平浦ファミリズム

平浦ファミリズム (ガガガ文庫)

平浦ファミリズム (ガガガ文庫)

「何故ライトノベルとして出たのか」と議論された問題作

家族を軸に、「ふつうのひと」と相容れない超人達の苦悩と成長を描き出す今年のライトノベル注目の新人。

6 自殺するには向かない季節

講談社ラノベ文庫のキャラ文芸路線のパイロットフィッシュとなった作品。

一見キャラノベでよくありがちな恋愛ループもののように思えるが、そう考えていると足元を掬われる。

7 先生とそのお布団

先生とそのお布団 (ガガガ文庫)

先生とそのお布団 (ガガガ文庫)

カルト的人気を誇る作家の自叙伝ライトノベル

マジックリアリズム手法を使いながら、世界に言葉を繋ぐ・誰かに言葉を届けるという小説の本質に向き合った傑作。

8 屈折する星屑

屈折する星屑 (ハヤカワ文庫JA)

屈折する星屑 (ハヤカワ文庫JA)

江波光則の一般文芸進出第2作となるバイクSF。

刹那的青春を送る若者の絶望と希望を優しく照らし出した作品。

9 舌の上の君

舌の上の君 (JUMP j BOOKS単行本)

舌の上の君 (JUMP j BOOKS単行本)

サンライト先生のデビュー作となるダークファンタジー。

食人習慣のある世界で、食べられるために産まれた少女との禁断の恋愛を描く。

耽美的な描写と衝撃的な展開が良かった。

10 NO推理、NO探偵?

NO推理、NO探偵? (講談社ノベルス)

NO推理、NO探偵? (講談社ノベルス)

メフィスト賞を受賞したライトミステリ

コメディタッチのバカミスのように見えるが、最終話のあまりにもすごすぎるトリックに舌を巻いた。

2017-12-20

七瀬夏扉『ひとりぼっちのソユーズ』

カクヨムに掲載されたネット小説を書籍化したキャラノベ

ネット小説というと、チートVR異世界転生ばかり挙げて叩く不逞な輩が多かれど、そうでないキャラノベも沢山存在していることは伝えておきたい。

富士見L文庫がカクヨムを書籍化するのはこれが初めてかな。

最初はカドカワBOOKSが占有していたカクヨムコンテンツだが、最近ではガガガ文庫スニーカー文庫も参画してきて面白い。

さてこの『ひとりぼっちのソユーズ』だが、バリバリの宇宙開発SFです。

舞台は近未来の日本に、宇宙を目指す一組の男女の青春と恋愛を描く。軌道エレベーターが建設され宇宙開発が進行しているという世界状況にある。

いやまあ、青春恋愛がメインなんだけれどそれと同時に宇宙を目指す人々の葛藤と苦難と喜びが描かれている。

宇宙服の開発案コンペをはじめとして様々な技術的解説も散りばめられていて、ラノベSFマニアにもおすすめできる一冊です。

ネット小説だから、といって侮ってはいけない。

読み始めから強烈な引力をもって読み手の魂を引き付ける本だ。

もどかしいカップルの成長を追いながら、宇宙を目指すことを決して諦めない登場人物の情熱に引き込まれてしまう。

そう上手くいくはずもなく、切なくつらく危難の道ではあれど、どこまでも前を向く登場人物には勇気づけられる。

主人公が幼少期から大人になるまでのストーリーをダレずに濃密に展開しているのも面白い。

そう分厚い本ではないが、長編3冊分読み切ったくらいの満足感があった。

星空に思いを馳せながら、真夜中に読みたいSFだ。

宇宙開発ラノベといえばハイロー脚本家の『月とライカと吸血姫』が思い浮かぶ。

『月とライカと吸血姫』が気に入っている人は絶対に絶対に読むべきで、ファミ通文庫ネクストが気に入っている人も絶対に絶対に絶対に読むべき傑作。

これはいつもいつも思っていることなのですが、青春恋愛ラノベが好きな人は「キャラノベだから」「どうせ普通のキャラノベでしょお?」とか遠慮せずに手に取ってほしい。ファミ通文庫ネクストで出ているような青春恋愛枠とキャラノベの恋愛小説はそう大差ないのである。

駄目押しでイラストは超有名アニメーター吉田健一(「エウレカセブン」「Gのレコンギスタ」)です!

富士見L文庫謎の人脈枠だ!

ひとりぼっちのソユーズ 月に咲く花のようになるの - ソルティライムシャーベット