ガソリン(灯油)でチェーン洗浄/クロスバイク メンテナンス

冬の間ほっておいたため、砂埃が多く付着しているためと、チェーンオイル(ルブ)を新しい物にしたかったため、思い切って、ガソリンで洗う事にしました。

※注意事項
一般的には、不燃性のパーツクリーナーや、合成洗油などが良いと思います。どうしてもという場合でも、灯油にとどめておきましょう。入手性や洗浄性が優れているためといって、ガソリンや灯油、軽油などに手を出してはその後の廃油処理が大変です。もちろん、下水道に流してはダメです。また、廃油処理箱も発火する恐れがあり危険です。ましてや燃すなんて以ての外です。くれぐれも、自己責任で、地球に優しく洗浄計画を立てましょう。


そもそも、日々のメンテナンスをしっかりやっていれば、こんな有様にはならないのでしょうね。特売のパーツクリーナー840mを用意して、これを1本使い切るつもりで洗浄しましょう。可燃性の液体よりよっぽど安全です。


さて、本題に入りましょう。
おすすめは、写真の通りボルヴィック500mlのペットボトルです。大きい声では言いたくないのですが、なぜかと言いますと、日本の物と比べて飲み口の口径が一回り程大きいのです。なので、チェーンの出し入れ、洗浄液の出し入れが非常にラクです。チェーンを取り出す際に、ペットボトルを切りましょうとアナウンスしているサイトもありますが、そんなコトしなくてもOKなんですね。

ガソリンを注いでみました。粗悪なガソリンのため、色があやしいですね。ただ入れただけなので、チェーンが透けて見えています。今回は、150ml使用しました。この程度有れば、横に寝かしても十分に漬ります。

上の写真をシャカシャカすると、あっという間に下の写真のごとく汚れが取れます。

ガソリンはかなりサラサラしているため、泡立つこともなく、洗浄できます。

チェーンを取り出した後の、ペットボトルです。黒いのが砂です。蛇腹になっているヴォルビックは、またしても効果的に機能してくれるにくいヤツなんですよ。


この後、チェーンを自転車に取り付けて、防錆もかねてチェーンオイルを塗布しましょう。特にこだわりがなければ、CRC-556でも、良いでしょう。私は、自転車用のルブを使用しています。
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