僕らはきっと手を取り合うよ

ワイドショーで国立祭り!の空気を読まず、なんちゃってシリアスエントリ。とりあえず通常投稿するけど、あとでどこかから記事だけリンクするかもです。マナーのことについて。
ドーム公演でだって、爆発的に増えたファン人口(もちろん私だってその一人)の中に、お約束を知る手段がない人だっているかもしれないから、国立が終わりあとはドームだけ、というこのへんてこなタイミングでも、書いておきたいと思います。たぶん、すべてに繋がることなんじゃないかな、と思うんだ。

10-11ツアーが始まる前に、好きなあらしブログさんで取り上げていたマナーのこと。それを目にして、新規ファンこそこのマナー呼び掛けに加わるべきと感じてから、いやでも、生意気すぎないか?と尻込みし流れそうになったけれど、決定打になったのは、それまでと声のトーンを変えてマナーについて話す松本さんの言葉でした。

国立競技場の周りにこう、外で音を聞こうとして集まってきて下さってる方たちも今年非常に多いという話も聞くんですが、えー、くれぐれも皆さん、事故、怪我の無いように、そしてマナーは守った上で参加というか、来るんであればマナーを守って頂ければとそんな風に思います。まああの辺はほんと近隣住民の、住んでる方たちもたくさんいらっしゃるし、御迷惑にならないように。基本的に借りている場所なので。そこでま、これからもコンサートやることが、あるのか分かりませんが、また使わせてもらえるように、楽しんでやりたいなと思っているので、えー是非、来る方たちはお気をつけて。ーーーーー2010.9.4 JUN STYLEより

国立に関して言うと、中には入っていないから規制退場の現実はわからないし、音漏れを目的として行ったこともない。けど、グッズを買いに30分いただけでなんとなく分かった。「国立周辺の歩道は一方通行」という、その、安全対策の土台ともいえることすら、守られていなかったんですよね。薄暗い車道を横切る、注意を無視して横断歩道を斜めに渡る。一人が始めればみんな付いていく。一歩間違えば事故になります。大して混んでいなかったグッズの列でさえそうなんだから、ほんまもんの規制退場で同じことが起こったら、と想像するだけで私は怖いです。
興行として取り行われている以上、もし事故が起こった場合、世間に向けてアナウンスする時は「アイドルのコンサートで、警備体制が不十分だったために事故が起こった」ということになります。
その責任の矛先は、事故の当事者ではなく間違いなくあらし、及び事務所に行きますよね。そんなことを望んでいる人なんかいないのは知っている。じゃあどうするか。
急いでいる、それもわかる。暑いしね、早く列から抜けたい、わかります。だけど、小さな個人の、大きな影響力を考えて欲しい。万単位で人が集まっているんです。自由に行かないことも許容してチケットを手にしている、とみんなが思えたら、86万分のゼロに限りなく近づけるかもしれない。
ド新規ファンまるだしの、こんな私のダイアリでも、発信することで僅かばかりでも意味はあると、少しの自己肯定と共に最近思うようになりました。楽しいことも嬉しいことも、悲しいことも、残念に思った事も、自分の小さな円の中でだけ確認していても広がらない。
”Pay it forward”
あらし自身がわざわざ言葉にして教えてくれるそのありったけの善意を、次に送る。そうすることで、いつもこの上ない幸せをくれるあの5人に対して、ひとつ恩返しができるのかもしれないですよね。

そういうわけで、私もとてもとても勉強になったこちらのページにリンクをしておきたいと思います。
嵐コンサートマナー講座
新規ファンが何を言ってんだ、そう、自分でも思います。けど、チケットを運良く手に出来たものとして、ある程度の責任はあると思う。それは、プラチナチケット云々ではなくてね。