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「百笑日記」−O2FarmBlog

2017-01-14

ハワイ便り(2)

ハワイへ来て10日経ちました。もう1ヵ月くらいいる気がしますが(笑)


水曜日にはWaldorfスクールという、シュタイナー教育の学校を訪ねて来ました。

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感動しすぎて、何から書いていいか分からないくらい。見学中に思わず涙が出てしまいました。


シュタイナー教育とは、

オーストリア生まれのルドルフ・シュタイナー1919年ドイツで始めた教育実践で、子どもの体と心の発達観に基づく12年間の体系的なカリキュラムを持っています。知性だけでない子どもの心や体、精神性をも含めた全人教育を目指し、そのためには教育そのものが芸術行為であることが大切だと考えています。」(シュタイナー学園HPより引用)

ルドルフ・シュタイナーは「バイオダイナミック農法」という有機農法もあみだしている他、哲学者としても知られています。ドイツに住んでいたころから知ってはいたのですが、今回、日本の教育に対する問題意識をもった状態で見て、とにかく感動しまくってしまったのです。

そもそもシュタイナーは、戦争以外の解決方法を見つけられる大人にするにはどんな教育をすればいいか、という想いで学校をつくったのだそう。

どんな子供でも受け入れると言う姿勢。

つまり多様性を受け入れる、人と違ってもいい、むしろ違うことがいい、という基本姿勢をみんなが理解している様子でした。

教えるのではなく、その子が本来持っているものを引き出そうという姿勢。

子供たちはものづくりや物語づくりを通して、自分のスタイルや特技を見つけ、その事で自己肯定ができている様子でした。

入った瞬間からあたたかい雰囲気を感じ、イキイキと、のびのびとした子供たちを目の当たりにして、心が洗われました。

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そしてなんとここの幼稚園で大学の同期が働いているという驚きの事実。彼女のおかげで、学校見学が終わった後もゆっくりと過ごさせてもらい、スタッフの方々のお話を聞いたり、子供たちと折り紙や追いかけっこをしたりできました。

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私立なので学費は高いですが、色々な支援策もあるとのことでした。息子たちが持つ「学校」というイメージや概念を壊してくれたと思います。行って良かったです♪



翌日はパロロ本願寺へ。

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ワイキキエレメンタリースクールは人気校で、校区外からの入学が大変難しいのですが、校区内は貸家が少ない上にメチャ高い。そんなわけで、門徒さんで部屋を貸して下さる方がいないかを聞いて下さるとのことで、それを直接お願いするために訪れたのでした。

ご紹介くださったのは、大学の先輩。昨日はじめてお会いしたのに、本当に親身になって下さり、ありがたい限りです。私も後輩に優しくしようっと。ミサオさん、ありがとうございます。良い家が見つかりますように!

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ご住職さんは、裏庭で菜園もされていて、バナナスターフルーツザボンパッションフルーツなどの果樹に加えて、里芋や大根やネギも栽培されています。私たちにお手伝いできることがありそうです!

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Waldorfスクールに続き、ワイキキエレメンタリースクールの授業も見学させてもらいました。前回は学校をぐるっと案内して頂いただけなので、じっくりと授業を見るのは初めて。授業の様子は、お子さんたちを撮影していいかが分からないので、写真は友人が紹介してくれた1年生担任の先生と。

「自分は農村の出身で、プライベートがないような田舎の暮らしが息苦しくて、都会に憧れて出てきた身だから、『農村が好きで、農村でこそ子供たちがいい教育を受けられるようにしたい』というあなたたちの想いを聞いて、嬉しいような、意味が分からないような、そんな気持ちよ」と言われました。

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1年生のクラスにはまだ英語が分からない日本人の子がいて、その子をバイリンガルの子が助けている様子を見ることができて、息子たちも少し安心した様子。

公立の学校として哲学対話手法を先駆的に取り入れられた校長先生の下、ワイキキエレメンタリースクールの子供たちの様子をできる限り観察していきたいと思います(^_^)v


そして10日目の今日。中休みをしました。と言っても、洗濯して、汚くなってきた家の中掃除をして、6人分の朝昼晩ごはんを作って(リサも結構たべる)… 暇ではない。加えて、実は再来週からの滞在先が決まってないので、せっせと探したりしているので、アポがないというだけで、休んではいないですが。

夕方になって、家事も一通り終わったところで、夫が子供4人を連れて海に行ってくれるというので、明日のバス代(お釣りがもらえない)を崩すために最寄りのカフェで、生まれて初めてアサイボールなるものを頼んでみました。巷では流行ってるらしいですが、たぶん南阿蘇にはまだ買えるお店がないはず。あったらすみません。私は知りません。

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こんだけの量で7.5ドル。円安なので900円くらい!?しかもあろうことか、マズイ(*_*) 何が入ってるんだろう!?もう2度と買わないと心に誓いました。多分あれだけ流行ってるのだから、日本のは美味しいのでしょう。


こちらの写真は、滞在中のエアーB&Bの共有スペース。ここで優雅にアサイボールでも食べようと思ってたのに、蚊が多い(*_*)

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と言うわけで、ハワイに来て以来、初めて「予定がない日」でしたが、リフレッシュというよりは、日常っぽい1日でした。子供たちは、お父さん先生の下、午前中はみっちり勉強し、午後は身体を動かして、汗を流しに海へ。ホームスクールってのはこんな感じかな、と思いました。



しっかり身体を動かした子供たちは、バタンキュー。「大の字で寝る」ってのはこーいうことなんですね(笑)4人4様の寝方ですが、場所は関係ないですね(^_^;)

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2017-01-11 ハワイより謹賀新年

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

年明けすぐからハワイに来ています。3月までの滞在です。こんなに長期で阿蘇を空けるために、12月は怒涛の1ヵ月でした。記事を書けなかったいいわけですが・・・(^^;)


今回のハワイ滞在(短期留学)は、教育分野の取り組みを見ることが主目的。「子供の哲学」という手法を推進しているハワイ大学の博士がいて、その博士の提唱に賛同して学校全体として「子供の哲学」を取り入れている小学校があるので、それをつぶさに見てきたい、という想いで、お米の発送を2ヵ月もお休みして、家族みんなでハワイに来ることにしたのです。


子供たちの考える力を伸ばすために、哲学手法を取り入れたワイキキエレメンタリースクール。哲学の時間をとることで、授業時間が減ると、学力(テスト)が下がるのではないかと懸念する先生や親御さんもいたそうですが、結果としては子供たちの学力はどんどん伸び、ハワイでもトップクラスになったそう。月曜日(1/9)に学校が始まったばかりなので、まだ軽く見学しただけですが、これから何度となく足を運んで、子供たちの様子を観察したいと思います。


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ハワイ大学にも1週間のうちに2回行って来ました。こちらも何度となく足を運んで、自分の研究活動につなげたいと思っています。もちろん、実践にも。


子供が大好きな哲学の先生、Dr.Jことジャクソン博士は、子供たちの考える力を伸ばす手法として「子供の哲学」を30年前から推進している方。NPO法人田舎のヒロインズの取り組みや想いに大きく共感して下さり、私たちが目指している「農村の良さを活かした教育の在り方」に大きなヒントを頂けそうです。農村の豊かな自然環境の中で、観察力、洞察力、表現力、感受性、身体能力の高い子供たちを育てる事ができるよう、私たちなりの工夫と努力を続けていきたいと思います。

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そんなわけで、教育現場を見て回るのが目的なので、今回のハワイNPO法人の公式な活動ではないため、完全にプライベート扱いなのですが、今後の活動に繋げたいという私の想いに応じて副理事長のみゆきちゃん(サツマイモ農家)と理事のエミちゃん(トマト農家)がハワイまで駆けつけてくれました。それぞれ子連れ。みんな子沢山で、その子供たちが農作業を手伝うのは家族なんだから当たり前。ゲームはもちろんなくて、野山や田畑が主な遊び場、という世の中的には珍しいけど、似たような環境で育ってきた子供たちは、会ってすぐに意気投合。木を見つければ登り、なんならそこで食事をし、浜辺に来れば砂遊びをし、海に飛び込み、宿で借りたボディボードで何時間でも遊んでる。とにかく一緒にいるのが楽しいらしく、彼らが日本に帰る前日は、「心ゆくまで話したいから徹夜する」と意気込んで、夜中まで盛り上がった末にベッドで撃沈してました(笑)

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住んでいるのは熊本福井北海道とバラバラだけど、「学校ではテレビやゲームの話についていけないはぐれ狼みたいな存在でも、俺たちには仲間がいる」という自信が、彼らの中に芽生えたはずです。親同士もマニアックな話題で盛り上がってましたが、子供たち同士も大いに親睦を深めることができ、得難いものを得ることができました。みゆきちゃん親子は今日帰国しますが、来てくれて本当に嬉しかった。仲間ほど大切なものはないですから。みゆきちゃん・エミちゃんももちろんだけど、彼女たちを送り出してくれた旦那さんたちにも感謝!

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せっかく農家女性が3人も集まったからには、農業の現場も見たいよね、ということで、週末にはレンタカーを借りてファーマーズマーケットや農場見学をしました。

ファーマーズマーケットはあちこちで開催されていますが、地価の高いホノルル界隈には流石に農場があまりないようで、車で1時間ほど西に行った、ワイアナエという、ネイティヴハワイアンの割合が高いエリアに足を延ばしてきました。

結論から言うと、学ぶべき事があったというより、実態が分かって勉強になった、というのが正直な感想。見学したところは、ホームレスの人たちや障害のある人たちの就労支援や、CSA(community supported agriculture)としての意味合いが強い農場で、楽園のように思われているハワイの、奥深い社会問題を垣間見ました。つまり、観光業に頼っている社会というのは大変だなぁ、と。ネイティヴハワイアン失業率が高いとのことでした。

このエリアは雨量が少ないらしく、土はカラカラ。自分たちがいかに恵まれた条件で農業をしているかと言うことを子供たちが感じてくれたのが良かったです。慣れない左ハンドル運転でえらく疲れましたが、いろいろ勉強になりました。


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ハワイと言えばパンケーキですが、ただでさえ物価が高い上に円安の今、食欲旺盛な子供たちを連れてお店でパンケーキなんて食べようもんなら、諭吉さんが飛ぶ(>_<) しかもお店の前は長蛇の列。

てなわけで、日曜日の朝は手作りパンケーキ。昨日はレンタカーを借りていたので、ショッピングカート一杯の食材を買ってきたのです。牛乳は1ガロン(約4リットル)入りを3パック(笑)

生クリームを買ったのはいいけど、泡立て器がなく、ヒロインズ理事のエミちゃんがネットで調べて、ビニール袋に空気をいっぱい入れて振り回したら見事なホイップクリームになった!

フルーツもあしらって、「ヒロインズパンケーキ」の出来上がり(kiki絵文字^_^)v 写真は可愛らしいけど、話題は、ハワイ酪農ってあるのかな、とか、このイチゴはハウス栽培かな、とか、あくまで農家目線(笑)少なくともコーヒーは産地だよね、ハワイって。話の合う仲間と過ごして、お腹も胸もいっぱいになりました。

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いよいよ学校が始まったので、これからは教育ネタが多いとは思いますが、遊びに来たわけではないので、できる限り発信していきたいと思います〜

2016-11-25

素敵な賞を頂きました♪

2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。ひとり一人が生物多様性の恵みを考え、将来に引き継ぐために行動していく10年。この活動を日本国内で広めていくため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。「生物多様性アクション大賞」は、UNDB-Jの主催事業として、全国各地で行われている生物多様性保全や持続可能な利用につながる活動を募り表彰しています。(以上、環境省ホームページより)


その「生物多様性アクション大賞2016」の授賞式が先週末に都内で開かれました。今年の夏にNPO法人田舎のヒロインズが実施した、「リトルファーマーズ養成塾」が部門別の特別賞を頂いたのに加え、大賞こそ逃しましたが、プレゼンをしたサンタの想いが審査員の先生方に届き、急遽新設された「未来賞」を頂きました!子供の自主性をとことん重視したことと、そのことを讃太郎が自らきちんと伝えることができたことが評価されたようです。審査員の先生方が皆さん行く異口同音に「何とかして讃えたかった」と言ってくださり、「讃太郎」の「讃」がしっかり力を発揮してくれたことに、親としてただただ嬉しい1日でした。「自分で考えて行動する子供を増やすのが目標」といって5分間のプレゼンテーションを締めくくったサンタの姿に、会場から大きな拍手を頂きました。 聞きに来ていた私の父も、孫の言葉に涙。環境破壊につながるような高度経済成長を引っ張ってきた父の世代ですが、それは間違いだったのではなく、それがあったから今がある訳で。他の国や地域では経済成長と同時に環境への負担を減らせるよう、日本が果たせる役割があるのだと思います。そんな日本の未来が感じられる数々の取組みや人に出会えました。


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大賞を受賞したのは、同じ九州で、季節の変化や暮らしの中の気付きを発信し続けている「糸島ごよみ」という取組み。継続は力なり、の素晴らしい取組みです。ローカルな日々の行動がグローバルな地球温暖化防止につながる。それを肝に命じて日々を過ごしていきたいと思います。


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日曜日の地元紙に受賞のニュースが掲載されました。サンタが自ら切り取って日付を入れたのはいいけど、「えいせい28年」(笑)プレゼンはできても、やはり2年生(^_^;) それにしても、自分が登壇するよりずっと緊張したようで、どっと疲れました…。



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その翌日。

泊めてもらった都内の友人宅にて新種のヒョウ2種を発見🐆

生物多様性だ(笑)環境省に報告しなきゃ。


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日曜日には、週末の丸ビルのオフィスでワクワクするような打ち合わせ。東京駅に念を送るリサ。波動砲!?(笑)東京を突き動かすか!? そんな期待さえ持てちゃいそうな打ち合わせでした。今月後半は、そーいうアドレナリンが噴き出そうな打ち合わせがいくつもありそうです。


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実は今回の東京出張では、スマホもパソコンも家に忘れてってしまっていたのですが、なきゃないで何とかなった(いろんな人のおかげ)反面、肝を冷やしたのは、サンタとはぐれた時。丸ビルの下ではぐれてしまい、彼が誰かに電話を借りてかけてきても、私がスマホ不携帯(*_*) いやぁ、焦りました。見つけた時は思いっきり抱きしめました。



帰ってきた日の夕方。

黙々とバッティング練習をする少年とアシスタントの姿。お昼くらいまでは丸ビルにいたことを思うと、そのギャップが笑えました。自分もバッティングをやりたいとゴネ出したので、コメポンで気を引こうとしたら、コケて鼻水にコメポンがピタッ。可笑しすぎてバッティング練習に支障がでました(笑)ちなみにボールを置いておく台は、パラソルの支柱立てや排水用のジャバラホースなどからできている父親の自作。ボール入れは田植え用の腰カゴ。何一つ買ってない、農家的DIY(^_^)v


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ちょっと留守にした間にシイタケが恐ろしいほど大きく&たくさんできていたので、しばらくはシイタケ三昧。シイタケ嫌いな長男にとっては苦悩の日々です。

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2016-11-18

「南阿蘇」な日々

アウェーのネタが続いたので、南阿蘇での暮らしぶりを投稿したいと思います。



11月13日(日)に、GIAHSカフェワークショップ第2弾「郷土料理伝承」をやりました♬

建設中のGIAHSカフェ(GIAHS=世界農業遺産)は、地域の知恵や技を引き継ぐ場としての役割もあります。カフェそのものはまだやっと壁ができ始めたくらいですが、知恵や技の伝承はどこでもできる!というわけで、熊本を代表する郷土料理の「だご汁」と「辛子蓮根」を作るワークショップ


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講師は「みなみあそ暮らしラボ」で知恵や技の伝承に取り組んでいるなっちゃんこと峰松菜穂子さん。スタッフのエッちゃんが着物&割烹着で登場したのも雰囲気をあげてくれます。羽釜で炊いたご飯も美味しかった〜。



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場所に限りがあったので、あまり大々的に告知できませんでしたが、こんな活動を続けていきたいと思いますので、皆さんお楽しみに〜


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何が嬉しかったって、ワークショップが無事に終わって好評だったことよりも、その全てを、20代の2人が中心となってやり遂げてくれたことでした。素晴らしい!講師のなっちゃんと私は、40代が果たすべき次のステージに移れる気がしました。「丁寧な暮らし方の伝道師」であるなっちゃんを、世界に向けて推薦したいと思います♬ そして2人でクールなおばちゃんを目指します(^_^)v


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翌々日は会議。南阿蘇から熊本市内に出るためには橋もトンネルも壊れているので外輪山をえっちらおっちら登って下るしかないのですが、朝はこんな雲海が見えることもあったりして、それはそれで得した気分。でもこの迂回路、冬は凍結するので、さぁどうなることやら。最高の眺めを楽しみながら、会議に向かいました。


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そして会議の帰りに、スーパームーンの日に生まれたベビーちゃんに会って来ました♬ 我が家で農業研修をしているエースケがお父さんになったのです。リサの妹分になる麗しき女の子。母子共に元気そうで何よりでした。それにしても、生まれてからたった1年ちょっとでこんなに大きくなることに改めてびっくり。2人とも元気にスクスク育ってくれますように〜


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お姉ちゃんになってきたリサ用にと友人から譲り受けたキッチン。組み立てるつもりで箱から出した兄貴3人が夢中で遊んでるの図。サンタなんかはしゃぎ過ぎて写真に収まってないし(笑)肝心のリサは遊んでくれるのかどうか。兄貴たちが使うんでもいいんですけどね(^_^;)


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とあるうららかな秋晴れの朝、小さなお客さんたちからの突撃訪問を受けました。2年生が授業の一環として地域を回っているとのこと。どんな仕事をしてますか?から始まり、農業のことを聞かれるのかと思いきや、「プロポーズの言葉は?」「リサちゃんは何キロですか?」とか支離滅裂(笑)ちょうど在宅中で良かったです。息子・サンタの圧倒的な大きさが印象的でした。


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そんなわけで、既に晩秋ではありますが、すっかり冬になってしまう前の愛しい平和な日々のご報告でした。冬はもうすぐそこ。。。

2016-11-13

「第1回世界ご当地エネルギー会議」@福島

パリ協定が発効したその日に、福島にて世界30カ国からの参加で「第1回世界ご当地エネルギー会議〜The first World Community Power Conference〜」が開かれました。


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原発は、脱炭素社会の鍵なんかじゃありません。脱炭素社会にしていくためには、食べものとエネルギー(電気や熱や燃料)を、できるだけ地産地消にしていく事が、たぶん唯一の方法なんじゃないかと思います。


地域で使うエネルギーは地域にある資源で地域の人がつくる、というのがコミュニティパワーの定義。世界中のほとんどの国でも、化石燃料は主に中東から輸入しているわけです。地域や国の外に出てってしまっているお金の一部でもいいから地域の中で回ればいいよね、ということは頭では分かっているのですが、それを実現するのは意外と大変。失敗や成功をワールドワイドで共有しながら、限られた資源を大切にする社会をみんなで作っていこうよ!という会議でした。世界のどこでも、同じようなことを目指し、同じようなことで悩んだり喜んだりしてる、ってことが体感できた、有意義な会議でした♬


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パリ協定にしろ、福島での国際会議にしろ、世界はこういう方向に向かっているのだという事実を、南阿蘇村にも提言していきます。たとえ世界の動きが遠い出来事に感じられるとしても、地震台風での停電で、どれだけ不便かを痛感している今ならエネルギーを完全自給するくらいの目標を立てても、その意味を了解する村民は多いと思います。会議では、敬愛している再エネの女神様たちにも会えて、パワーを頂きました(kiki絵文字^_^)v


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その翌日。喜多方で開かれたワークショップにも急遽参加することになりました。市民出資による「会津電力」の社長は山村酒造の当主。ワークショップは酒蔵にて開かれました。

食べものとエネルギー地産地消を世界各国で増やすための課題と可能性について、アメリカトルコ、マリ、韓国オーストラリアデンマークからの参加者たちと一緒に考えました。国や事情は違えど、共通することも沢山あって、色々考えさせられました。特に田舎になればなるほど、このままじゃマズイと分かっていても、新しいことにチャレンジするのは難しい、というのは世界共通なようです(^_^;) 


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ワークショップの一部として見学に行った会津電力のソーラー発電。最高の秋晴れの中、市民が出資してつくった1メガのソーラー発電がキラキラ輝いていました(*⁰▿⁰*)

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ハワイで同じような想いで同じようなことに取り組んでいる女性に出会えて、そのために私はこの場に導かれたのだな、と思いました。その女性が日本滞在中にアメリカ選挙結果を受け、「どうしてもERIに会いたくなった」と言って、たった1泊のためにわざわざ喜多方から新幹線で来てくれました。政治ネタはなるべく触れないようにしているのですが、日本だってあんな事があったのに原発を再稼動させちゃうような国。「政治に期待できない時こそ、私たち民間人(特に子供を持つ母親)は諦めずに淡々とやるべきことをやっていかなきゃだよね」ということで固いhugを交わしました。一般市民の出資による再生可能なエネルギーを、日本でもハワイでも目指し続けます(^_^)v


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