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「百笑日記」−O2FarmBlog

2016-08-20 漫画になりました〜

井上きみどりさんという漫画家さんが、私の想いの全てを漫画で描いて下さいました。

リンクはこちらですが、次のページを読もうとするとインターネットが止まっちゃうことがあったので、画像で保存したものをずらっと12ページ、あげさせていただきます。言い足すべきことが何もない、本当にありがたい限りの作品です。ご一読いただければ幸いです。

http://sukupara.jp/plus/mag_detail.php?manga_id=37&story_id=1028

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2016-08-02 リトルファーマーズ養成塾を開催しました

娘の出産以来、パソコンを開くことが困難で、どーーーーしてもアップが続けられていない状況ですが、今回の企画についてはぜひご報告したくて、寝かしつけの後に何とか起きました。主に農家の子たちを対象にした次世代育成プロジェクト。4泊5日の長い合宿だったので、かなり長文になりますが、良かったらご一読ください。


去る7月26〜30日に、地球環境基金等の助成を受けてリトルファーマーズ養成塾in南阿蘇を開催しました。企画の意図は下記の通りです。

「この度の熊本地震では、農家が持つ「生きる力」の強さが際立ちました。食べ物を作っているという「備蓄力」に加え、自然と共に歩んでいる精神力の強さのおかげかもしれません。

子どもたちには災害が来ても折れない心と、農業という仕事の強みや誇りを身につけてほしい。そんな思いから、子どもたちが自らのアイディアと力で、農作業農業経営にチャレンジする合宿を開催することに致しました。期間中は農作業里山での遊びをしながら、夜には農業経営についてのお勉強もします。詳しくは募集チラシをご覧ください。

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参加者は熊本からだけでなく、福井佐渡島千葉からも。未来の農家たちが集いました。子供たちの自由を最大限みとめるに当たり、"自由奔放"と"創造的自由"の違いを明確にする必要があり、それを導いてくれるのが、新潟大学豊田光世さんでした。「子供の哲学(p4c=philosophy for children)」を日本の教育現場(特に公立の小中学校)に広めるべく尽力されている、尊敬すべき友人です。



子供たちが集まって「自己紹介しよう〜」と言い出したところで、すかさず豊田さんが、私、オモシロイやり方知ってるよ、と。毛糸をまきまきしながら車座になって自己紹介。グルリと3周する間にできた毛糸の球は「コミュニティボール」と呼ばれ、このボールを持っている人が発言をするのが唯一のルール。何となく雰囲気が和んできたところで、大人はさりげなく退室。時々質問には来るものの、とりあえず最初の3日間のスケジュールと合宿中のルールを決めていました。お見事。この対話はテーマを決めて毎日つづけました。あまりに面白かったので、また後日あらためて報告します。

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長旅をして来た子たちを配慮して、初日の午後はフリータイム。あっさり仲良くなったみんなが選んだ遊びは「相撲大会」!どんだけ昭和なんだ…(^_^;)

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初日の晩、佐渡から来てくれた5年生の女の子が「私ね、こういう集団で泊まるのにはけっこー慣れてるんだけど、この合宿って、なんか新しいね」と言ってくれました。子供たちの力をとことん信じる大人たちの気持ちが伝わったようです。子供の自主性を尊重すると、大人の柔軟性が問われ、すごくこちらが鍛えてもらった感じでした。

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子供たちが決めたルールとスケジュールに従った結果のある1日。竹を切り出すところかは始める流しソーメン。オヤツのお菓子づくり。川遊び。虫捕り。そして夕方になってやっとこさ農作業(笑)擦り傷や切り傷はあるものの、充実しまくった、つまり、自分たちで決めた事をするという自由を謳歌した1日を終えようとしている少年たちの後ろ姿に感動しました(^-^)

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終盤になってやっとこさ「リトルファーマーズ養成塾」らしくなりました。大人から言われるのではなく、です。藤原農園さんの畑で収穫作業ををさせて頂いたり、袋詰めをしたり。それらの農産物を買い取らせてもらうことで話が決まりましたが、子供たちはお金を持っていないので、マーケットで売れてから払わせてもらうように交渉。仕入れ価格に人件費や袋代や場所代を加算して売値を決めていく子供たちは、経営のことまで考えていて、まさにリトルファーマーズです。万が一売れなかった時は、他の労働などで支払うとして、そんな無茶な商談を農家さんが認めてくれるかどうかは、平時からの信頼関係があってこそだという事に自分たちで気がついてくれただけでも、この塾を開催した意味があったというものです。

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NPO法人田舎のヒロインズの理事3名♬もう一人いたのですが、先に帰ってしまったのが残念。

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最終日はリトルファーマーズ養成塾のハイライトである、「リトルファーマーズマーケット」を開催しました。小学生たちに任せるのは流石に無理があったかな〜という感じですが、それなりに賑わったし、値下げ交渉やサービス品など接客はなかなか素晴らしいものでした。とは言え、経費を差し引いても、それぞれがお目当のかき氷にありつくくらいの売り上げはあったので、子供たちは満足顔。テレビ熊本の取材まで来て、盛況でした。遠方から来た子たちを空港まで見送りに行った帰り道、自作のキーホルダーが売れたサンタが「お母さん、アイスおごるよ」と言い出して、初めて息子にご馳走になりました。思い出に残るアイスの味でした♬

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このイベントに協賛して下さったアグリコネクト社さん、アグリダイレクト社さん、熊本地震の後に同NPO法人に寄附を下さった沢山の皆さん、新潟大学豊田さん、本当にありがとうございました。子供たちは見事な経営者に育ってくれました!

2016-06-04

アイガモとサンタとリサの成長

田植えの終わった田んぼにネットを張り巡らせ、アイガモたちを出陣させました。まだ予行演習中で区切られた場所にいますが、週明けには本出陣の予定です。練習しているチビガモたちを見守るのはチビ番人。カラスが来たら、ちゃんと追い払ってくれると良いのだけど。土の塊を拾っても食べなくなったのは成長です!夕日を浴びて、神々しい感じのアイガモ(笑)

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別に名前がついてるような場所ではないのですが、アイガモを放している棚田が美し過ぎです。来年にはここも姿を変える予定ですが。村内には水路や田畑にも大きな被害を受けている場所がたくさんあるので、優先順位としては下がった気はしますが、決まったことは変わらない国ですからね・・・。

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ところで先日、大きな気づきを義母にもらいました。定年まで看護婦としてワーキングマザーだった尊敬する義母です。 「1日24時間なら、8時間は仕事のために、8時間は子供のために、8時間は自分のため(主に睡眠)に使うと決めていた」と義母。テレビを見せるにしても、膝に座らせて見させていた、と。


最近、三男・サンタがイライラしているのは、そういう年頃なのと、双子の兄貴にうるさく言われるせいだと思っていましたが、それは間違いだと気付きました。よく気がきくし、働き者の彼に甘え過ぎていました。増えすぎていたタスクを整理して、少しゆとりを取り戻そうとしていた矢先に震災が起き、短期的にも中長期的にも、以前よりタスクが増えしまい、子供たちへの意識が薄れていたのがイライラの原因なのでしょう。授業参観のあった日に、「僕の教室に最初から最後までいて欲しい」とリクエストをしてきた事で、ハッとしました。最近の爆食いもストレス食いだったのかな。一緒にゆっくり食べるように心がけようと思います。

そして迎えた8歳の誕生日。プレゼントに、「お母さん独占権」を8枚プレゼントしようかな。東京から来たおばあちゃんからのプレゼントは、絵本。サンタがストーリーを書いて、隣のお嬢さんが絵を描いたものを、世界に1冊の本にしてくれたのです。なんと言う素敵なプレゼント!

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この絵本を彼が作ったのは、本震の翌日、4月17日。家にいても度重なる余震が怖いから何かに集中したい、と言って作り始めたら、高校生のサポートもあってノリノリになり、1日で3冊もできたのでした。創造性があれば、恐怖さえ乗り超えられる。こんな世の中だからこそ、画一的でない創造的な子たちを育てるのが大切なのに、詰め込み教育に偏り過ぎている現実。それはさておき、自由人と呼ばれたサンタの、「さすが」の作品が、こんな形で処女作になったのは嬉しいです。単なる親バカですが。さっそく、自分の絵本を妹に読み聞かせてあげていました(^-^)

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私からのプレゼントは、「お母さん独り占め券」。甘えたい時に甘えられる存在になれたら、と思います。我が家を訪ねる皆さん、彼がこの券を出したら、大事な話をしている最中でもご無礼しますので、ご了承ください^_−☆

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2016-05-21 田植えとお米の発送が終わりました!

田植えが終わりました。

こんな頼りなさげな稲が、2ヶ月もすれば水面が見えないくらい青々と繁るんだから、やっぱり植物ってすごいです。毎年の事とは言え、今年は田植えできただけでもありがたい状況なので、より一層感慨深いです。

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ゲストハウスでお手伝いをしてきたステラは、苗を持っても、なんだか給仕してるみたい。帽子を忘れたのでターバンで、国籍不詳のウェイトレスさん(笑)頑張ってくれました♬

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田植え最終日は、機械で植えにくいところの手植えをしました。夫に子供を預け、久々の、というか初めてのリサなし田んぼ作業。身軽さが嬉しくて、思わずポーズしちゃいました。やるぜ、的な。おかげさまで無事に終わりました。

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そしてお米の発送日は、5時半から19時半まで働いた、ハードな1日でした。月に一度、お米を精米・袋詰めして皆さまにお届けしているのですが、震災があった先月は停電で発送ができなかったため、約2ヶ月分の発送作業をしたからです。田植え中で、発送作業の準備がいつも通りできなかったこともあり、てんやわんやでした。

そんな大変な日に、とびきりの笑顔で「手伝うばい」といきなりやってきたのは、夫と高校野球部のチームメイト。彼は魚勢という名のお魚屋さんで、今回の震災によって出店していたスーパーが閉店することになったそう。そんな状況下なのに、ガハハと笑顔で手伝いに来てくれた。箱詰めする手際の良さが半端ない(笑)

今回の災害で思ったのは、こういう非常時にこそ、人間性が露わに出るということ。自分のことしか考えない人(被災された本人よりも、むしろ被災しなかった人に多かったことに驚いた。被災すると「命あってこそ」の心境に至るのでしょう)、遠くにいても被災してても、他人の痛みを自分ごとに思える人。いろいろ、見えました。森くん、お手伝い本当にありがとう!新しいお店が震災前よりステップアップした素晴らしいお店になりますように!

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昨日は田植えも発送も終わって、オヤツに子供たちとスイカ。熊本はスイカの産地でもあるのです。

兄貴が食べていた大きいスイカが美味しそうに見えたのでしょう。ねだって手に入れたのはいいけど、既に薄い皮。それでも満足そうだったので、良しとしましょう(笑)

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村内には田畑にも大きな被害を受けられた方がいらっしゃいます。1日も早い復旧を願いつつ、幸いにも被害を受けなかった身としては、やれることを精いっぱいやっていきます。我が家の田植えが無事に終わったので、農繁期ではありますが、多方面から頂いているお申し出や支援を整理して、役に立てる努力をしたいと思います。最後に、サンタが撮った信じられないような写真を1枚載せます。元気が出ますように!

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2016-05-10

子供の日♪

先週の話ですが。

「子供の日用」と書かれた段ボール2箱分のお菓子が我が家に届いたので、息子たちがイベントを企画しました。身近な子供たちをご招待して、ビンゴゲームやら宝探しやらをしよう、とウキウキ相談しているのは良いのですが、よく見てみると、流血イベント!?持ちものは、「血」。しかも「食べやすい血」(笑)挙句に「お母さん、当日は何かあった時のために救急箱を用意してね〜」…って。一体、何するつもりなのでしょう⁉︎


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そして大津キッズの初主催イベント「子供の日」。

30人まではいかないくらいですが、数える気も起きないくらいの子供たちがワラワラといる中、飛び入り参加の大きな子供の「サンタ」が火起こしを教えてくれ、ようやくカレーが出来上がったのは14時くらい。我が家の「サンタ」とも意気投合してました(^_^)v


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とにかく大人は口出ししない!と呼びかけているのに、つい手も口も出しそうになるお母さんたちを制するのが一番大変だったかもしれません(^_^;)


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普段あまり口にしないジュースやお菓子がたんまりあって、夢のような「子供の日」だったことでしょう。多摩美術大学の川井由夏先生をはじめ、たくさん差し入れを下さった皆さん、ありがとうございました。子供たちが、たくさん笑った1日になりました!長男による締めの挨拶は、「震災があつたけど、みんなで頑張っていきましょう!」ですって。言わせたんじゃないです。ご立派。みんなの笑顔に元気をもらいました(^_^)v

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無事に終わってホッとしていたら、あ(゚o゚;;

今春からコンクリート化された水路で、兄貴たちから水遊びデビューの洗礼を受けているではないですか。チョロチョロ流れている水路でパチャパチャ音を立ててハイハイ。めっちゃ喜んでるし(^_^;) 良い子の皆さんは真似しないで下さい。お風呂沸かさなきゃ〜。まぁ想定内ということで、流血事件もなく、いいイベントだったと思います。

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我が家に集まった子供たちの楽し気な笑顔を見ていたら、涙が出てきました。どんな状況でも、子供たちは楽しむ能力を持っていることに。そしてこの子たちを守るのが、親としての責務なのに、あろうことかこの地震の最中にも、川内原発は動きを止めていないことに。

だっておかしくないですか?まだ余震が続いていて、今後もしばらくは大きな余震があるかもしれない、と言われているこの九州で、絶対安全なんて、あり得るはずがない。とにかく、まずは一次的であっても、稼働をやめることが、私たち大人のすべき事。誰か止め方を教えてください!