田植えとお米の発送が終わりました!

田植えが終わりました。

こんな頼りなさげな稲が、2ヶ月もすれば水面が見えないくらい青々と繁るんだから、やっぱり植物ってすごいです。毎年の事とは言え、今年は田植えできただけでもありがたい状況なので、より一層感慨深いです。


ゲストハウスでお手伝いをしてきたステラは、苗を持っても、なんだか給仕してるみたい。帽子を忘れたのでターバンで、国籍不詳のウェイトレスさん(笑)頑張ってくれました♬


田植え最終日は、機械で植えにくいところの手植えをしました。夫に子供を預け、久々の、というか初めてのリサなし田んぼ作業。身軽さが嬉しくて、思わずポーズしちゃいました。やるぜ、的な。おかげさまで無事に終わりました。


そしてお米の発送日は、5時半から19時半まで働いた、ハードな1日でした。月に一度、お米を精米・袋詰めして皆さまにお届けしているのですが、震災があった先月は停電で発送ができなかったため、約2ヶ月分の発送作業をしたからです。田植え中で、発送作業の準備がいつも通りできなかったこともあり、てんやわんやでした。

そんな大変な日に、とびきりの笑顔で「手伝うばい」といきなりやってきたのは、夫と高校野球部のチームメイト。彼は魚勢という名のお魚屋さんで、今回の震災によって出店していたスーパーが閉店することになったそう。そんな状況下なのに、ガハハと笑顔で手伝いに来てくれた。箱詰めする手際の良さが半端ない(笑)

今回の災害で思ったのは、こういう非常時にこそ、人間性が露わに出るということ。自分のことしか考えない人(被災された本人よりも、むしろ被災しなかった人に多かったことに驚いた。被災すると「命あってこそ」の心境に至るのでしょう)、遠くにいても被災してても、他人の痛みを自分ごとに思える人。いろいろ、見えました。森くん、お手伝い本当にありがとう!新しいお店が震災前よりステップアップした素晴らしいお店になりますように!


昨日は田植えも発送も終わって、オヤツに子供たちとスイカ。熊本はスイカの産地でもあるのです。
兄貴が食べていた大きいスイカが美味しそうに見えたのでしょう。ねだって手に入れたのはいいけど、既に薄い皮。それでも満足そうだったので、良しとしましょう(笑)

村内には田畑にも大きな被害を受けられた方がいらっしゃいます。1日も早い復旧を願いつつ、幸いにも被害を受けなかった身としては、やれることを精いっぱいやっていきます。我が家の田植えが無事に終わったので、農繁期ではありますが、多方面から頂いているお申し出や支援を整理して、役に立てる努力をしたいと思います。最後に、サンタが撮った信じられないような写真を1枚載せます。元気が出ますように!