バカの証明


舞茸入キムチ雑炊。毎日同じようなモノを食べているので、中本や激辛カレーは一種の贅沢でもある。3月で閉店する伊勢丹にも激辛カレー屋さんがあるらしい。先日カレーを食べたお店の名前、なんだったかなと思い探してたら出てきた。印度屋の超激辛カレー@吉祥寺これは行かねば。ちなみに先日のお店は「momocurry&cafe bar」だった。
さて、ファーストデーに映画にも行かず何をしてたかというと、自転車で十条に眼鏡を取りに行ってました。

天気予報は雨から雪。久々に合羽を着る。何で自転車なのかというと「最近バカな事してないなあ」と思ったから。自分の取り柄(?)は損得考えたら明らかに損でも、思いついたらやってみる事。まあ大した思いつきじゃないけど。防水の手袋も靴も無いので悲惨な事になる予感に胸がザワつく。
16時過ぎ、雨の中出発!ルートは吉祥寺から北上して千川通りに出て、環七に入ったら更に北上、途中455号線で十条駅前まで。薄暗い内は良かったが、暗くなると前方3m位までしか焦点が合わない。黒っぽい服の通行人などは本当に見えないので驚いた。スピードが出せないので「こりゃ2時間位かかるかなー」と思った。
ところが視界のせいか、スピードが遅いせいか、ゑびすの稽古で通い慣れた道のはずが、度々ルートを外れてしまい、環七の前に目白通りに入ったり、455号線の前に中山道に入ったりした。視界ぼんやりが続くと判断力も落ちる。寒さと指先の痺れから雪山登山を連想。大幅に遠回りして、目的地に到着!かかった時間はなんと2時間半。電車なら40分弱だ。その頃には天気は完全に雪。
眼鏡を受け取り即帰路につく。途中で休憩したり出来ないように、合羽の下は寝間着のままで小銭しか持ってこなかったのだ。眼鏡を着けた帰り道は視界良好。自然とスピードが上がった。行きで道を間違った悔しさもあり、環七を全力で漕ぐ。行きも帰りもどっちも危ないな。息を切らして走っていると指先の痺れも段々とれてきて、眼鏡が曇り始める。体温が上がっていくのがよく判った。

1時間ちょっとで到着。この写メの為に床がビシャビシャになった。雪は本降りになっていて、電車で取りに行ったとしても同じようなブログが書けるなと思った。床を吹き、濡れた衣服を洗濯機に放って夕食の支度に取り掛かる。今回判ったのは「視界はモチベーションに大きな影響を及ぼす」という事。まあそれだけだ。辛い思いはすぐ忘れてしまう事も実感。雪遊びをした後みたいに気分は上々であった。