坂口安吾『堕落論』

晴。
坂口安吾堕落論』読了。安吾は久しぶりに読むが、柄谷行人ではないけれども、安吾がこんなに面白いとは思わなかった。素晴しい射程を持っている作家だ。もっと読もう。

堕落論 (集英社文庫)

堕落論 (集英社文庫)

シュナーベルベートーヴェンを聴く。ピアノソナタ第十八番。シュナーベルはグールドの子供のときのアイドルだったピアニストだが、精神の巨大さに技術がついていかない印象を受ける。しかし、ベートーヴェンはこれくらい巨大でないと。