林健太郎『ワイマル共和国』

晴。
林健太郎『ワイマル共和国』読了。古い本で、今は学的にさらに進歩しているだろうが、それはそれとしてよく出来ている。近代の政治において、大衆(群集)がいかに大きな役割を占め、それがまた非合理的に、ほとんど「脊髄反射的に」状況に反応するかを思った。それは、今の日本でも変らない。例えば「世論調査」の気まぐれぶりを見よ。また、大衆の非合理性は、マスメディアの無責任な破廉恥ぶりとも関係している。大衆の一人として、心すべきことだと思われる。


あまり調子が良くない。まだまだ未熟だなあ、と思う。