オベリスク備忘録(跡地) このページをアンテナに追加 RSSフィード



オベリスク日録もどうぞ
Camera Obscura もどうぞ
Marginalia もどうぞ

2014-11-23

家族で近江見物

| 07:36 | 家族で近江見物を含むブックマーク

日曜日。休日(勤労感謝の日)。晴。

音楽聴く。■モーツァルト組曲ハ長調K.399、、ジーグK.574、ピアノソナタ第四番K.282、変奏曲ト長調K.455(アンドレアス・シュタイアー)。オリジナル楽器による演奏。第一印象は、くすんだ音で、何とも響きがショボいというものだった。モダンピアノの音に慣れていると、正直言ってだいぶ聴き劣りする。素朴な響きに、まったく魅力がないとは云わないが。K.399、K.574、K.455はあまり弾かれることのない曲で、初めて聴くソナタ第四番は、装飾音というか、モーツァルトの書いたものではない音符が多く、しかもあまり趣味のいい改変ではないように思えた。シュタイアー、そんなにいいか?

今日家族近江見物。八時頃に家を出て、東海北陸自動車道から名神へ。天気もよく行楽シーズンなので、高速道路が混んでいる。高速から見る山々が色づいていて綺麗。一時間くらいで彦根インターで降り、国道八号を西に石馬寺へ。ここまでいい天気だったのに、時雨れるような天候に。石馬寺は山の中の禅寺で、石段が趣がある。聖徳太子伝説があるが、まあこれは大した見ものではない。しかし、もっている仏像はなかなかのもので、四天王阿弥陀如来坐像があるし、何よりお顔のふくよかな二体の十一面観音がいい。とても惹かれた。感心する。その他、閻魔様や役行者像も。
 安土へ。いちばんの目的は安土城跡を訪ねることだが、まず近くに色々造られた施設へ。安土城考古博物館では「造形衝動の一万年」という、ちょっと謎の題の特別展をやっていて見てみたのだが、これが意外によかった。特に縄文土器はいつ見てもいい。日本美術いちばんすごかったのは、縄文時代ではないか。それから、埴輪もよかった。ニコニコ笑顔がはちきれそうな埴輪とか、例の踊っている埴輪とか。こっちまで楽しくなってくる。その後の時代も、いいのだがインパクトで劣るかなと思わされた。そこを出てから「信長の館」という建物へ。ここはまあ、復元された安土城最上階の実物大があるというところ。
 近くのとんかつ伊呂波」にて昼食。牛ローストって、冷たいローストビーフだった。ヒレカツはまあ美味しかった(しかし、ウチの方が美味い)。
 安土城跡へ。再びいい天気に。当り前だが、車でいっぱい人がきている。500円入山料を取られたのにはちょっと驚いた。石段は一段一段が高いので、見栄をはらずに入り口で杖を借りた方が絶対にいい。天守跡までは相当にしんどかった。でも、上からの眺めは素晴らしい。信長もこれを見て、思っていた気持ちがわかるような気がした。宛寺の方を通って降りていく。三重の塔、山門など。そうそう、登りの階段の途中に、石仏を石組みに使ってあるところがあった。まったく仏をも恐れぬ所業だったのだな。
 少し戻って、紅葉の「穴場」という教林坊を訪ねたのだが、穴場どころか観光客でいっぱいだった。まあ自分らもそうなのであるが。ここもしっかりお金を取る。しかし、紅葉は最高で、いちばんいい時に行ったことになった。じつに真っ赤に染まっていて、確かに見ものだった。センリョウの植え込みもよかった。紅葉狩り、楽しめました。
 最後は帰りしなに「老蘇(おいそ)の森」に寄る。歌枕にもなっている古い森だが、今では新幹線国道八号が半分にぶった切っている。あとは帰るだけ。三時くらいに出たのだが、彦根市内で渋滞。高速も岐阜羽島から一二キロの渋滞というので、降りて帰ってきた。一日で、計一〇時間くらい遊んだことになる。疲れたことは疲れたけれど楽しかったです。

2014年晩秋・冬_20
2014年晩秋・冬_43 2014年晩秋・冬_48
2014年晩秋・冬_49

2014年晩秋・冬_60

2014年晩秋・冬_61 2014年晩秋・冬_65
2014年晩秋・冬_63

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/obelisk2/20141123/1416695799
by obelisk 2009-2017.