玄侑宗久 「なりゆき」を生きる

晴。
早朝から母を送っていく。
音楽を聴く。■バッハ:ブランデンブルク協奏曲第二番BWV1047(マーティン・パールマン、ボストン・バロック参照)。
windows7 でネットに繋がらないのは、解決。
音楽を聴くのに Lubuntu の Audicious は使いやすいのだけれど、Windows Media Player の方が音がいいのだよなあ。ソフトによって音質がこれほどちがうのは意外。WMP はよくフリーズするし使いにくいのだけれど、これでは使わざるを得ない。ちなみに WMP は、K-Lite Codec Pack というソフトでコーデックを強化してある。どんな音声ファイル、動画ファイルでも WMP で開けます。
 Lubuntu 14.04 のデフォルト・ソフトでは、Audicious よりは GNOME mlayer の方が音がいい。これぐらいなら充分聴くに耐える。Aqualang の音質はいまひとつ。Clementine は音はなかなかだし、使いやすいが、ape ファイルなどは聴けない。
 いまのところ、音質で WMP を超えるのはないなあ。
 いや、VLCメディアプレイヤーをインストールしたら、これがベスト。オーディオデバイスの選択など細かい設定ができる。最適の設定をすれば、音質はすごい。mp3 ファイルでも、下手な CD プレイヤー並みの音質。これが無料ソフトか。もう Lubuntu に乗り換えようかな。
 WMP と比べると、WMP の方が音が細いが、その分透明で自然な感じ。VLC は立体感がある。WMP も捨てがたいが、これよくフリーズするのが鬱陶しいのだよなあ。さて、どうしよう。毎日ヘヴィーに聴くことだし。

洋風定食「3pigs」にて昼食。ハンバーグステーキランチ1100円。僕はここ好きなのだが、そんなに流行っているという店ではないのだなあ。極普通においしいというだけだからかな。
NHKプレミアム8「玄侑宗久 『なりゆき』を生きる」を観る(録画、参照)。じつに惹き付けられた。自分で云うのも何だが、玄侑ファンであるとは僕もエラいものだと思ってしまったね。この人は洵に「ふつう」の感じなので、例えば小説を読んでも侮る人が多いが、わかってないなあと思う。別にいいけれど。まあこの番組で語られる玄侑さんのエピソードは、既に知っているものが多かったが、何より初めて映像で見る玄侑さんの佇まいがじつによかった。語り口もいい。いかにもやるべきことをやってきた禅僧という感じで、今では本当に貴重な存在である。また、(当り前だが)自分の未熟さがよくわかって、それもありがたかった。もちろん話は「生老病死」にも深くかかわっていたが、全体として前向きになれる話であった。「決然としてなりゆきを生きる」のがいいと仰っていたが、洵にそのとおりであると深く共感する。しかしまだ、自分には「決然と」が足りないな。

田中小実昌を読む。
早寝。