玄侑宗久『梵行』

晴。
音楽を聴く。■バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ第三番BWV1035(ラインハルト・ゲーベル、ムジカ・アンティクヮ・ケルン、参照)。

図書館から借りてきた、玄侑宗久『梵行』読了。尼僧の性行為という、極めてむずかしい題材について書かれた小説である。自分などに何か云えるような問題ではない。本書に出てくる「理趣経」は欲望、特に性欲も本来清浄であるとするが、また普通思われているように、僧は性行為をすべきでないという考え方も、意味がないわけではないだろう。本書の探求のレヴェルは自分にはあまりにも高度なもので、むずかしすぎると思いながら読んだことを告白しておく。本当に自分は凡人だ。

梵行 (シングルカット コレクション)

梵行 (シングルカット コレクション)


どうも元 XP機の具合がよくないので、もう一度 Lubutu 12.04 を入れ直してみる。これでダメなら、Linux Mint を試してみるつもり。