こともなし

曇。
早寝したのに起きたのはいつも並。昭和三〇年代くらいの古くさい、壊れそうなビルなどが立ち並んだ町の光景を夢に見る。どこの町かはわからない。あと、北東の方向(ここからだと、中濃あたり)に居る夢。変な夢で、何なのかさっぱりわからない。
段々たましいのことを考える人が減っているような印象。日本人もついにアメリカ人並にガサツな国民になってきたか。
音楽を聴く。■モーツァルト交響曲第三十五番K.385、第三十二番K.318(ガーディナー)。まったくふつうの演奏。これは褒め言葉です。

Symphonies 32, 35 &,36

Symphonies 32, 35 &,36

シューベルト弦楽四重奏曲第十番D87(メロスQ、参照)。

母が車をこすって、相当の傷になりました。まあ、相手がないことでよかったし。しかし、先日車検だったばかりだしなあ。ま、仕方ないですけれど。
ベルクソンを読む。
qfwfq の水に流して」を読み返していて、岩波文庫の新刊が岐阜の田舎できちんと入手できるのだから、カルコスをもっと大切にしないとと思わされた。『パンセ』もハムスンもここで買えましたから。『原民喜全詩集』もノヴァーリスも。ちくま学芸文庫も確実に入るし、その希少さを噛みしめるべきなのだと思う。(まあどれも主に僕が買うのだが。)ホント、誰が買うのだろうなあという本が少なくないのだよね。頭が下がります。確かにコンピュータ書や理系書、それに哲学書などかなり減ったが、それでもまだだいぶあるしね。足りないものはアマゾンで補えば、京都にいた頃に比べてもそれほど事情が悪化したわけではないかも知れない。今では京都もひどいことになっているらしいし。恵文社一乗寺店の近所でなくなったのは、残念ではあるが、前が恵まれすぎていたわけだしなあ。