アレックス・ロス『20世紀を語る音楽 1』

晴。

ハイドン弦楽四重奏曲ハ長調 op.76-3 で、演奏はアタッカQ。いわゆる「皇帝」。

コルンゴルトの左手のためのピアノ協奏曲で、ピアノはハワード・シェリー、指揮はマティアス・バーメルト。

ブラームスの三つの間奏曲 op.117 で、ピアノはドミニク・メルレ。自分にはえらく余韻の乏しい間奏曲に聴こえる。ちょっと素っ気なさすぎるのではないか。どうしてもグールドの演奏と比較してしまう。ピアノの音もきたない。

尹伊桑のヴァイオリン協奏曲第三番(1992)で、ヴァイオリンは Vera Beths、指揮はハンス・フォンク。すごい音楽だ。尹伊桑が現代音楽の作曲家の中でも特筆すべき存在であるのは自分にはもはや疑いない。バリバリのハードな現代音楽なのに、バッハと同様に聴ける。まあバッハとの比較っていうのは上手くないですけれどね。いい形容が思い浮かばないな。

昼から県営プール。今日は三人しか泳ぐ人がいなかった。機械がはたらいていなかったので水が冷たいから注意と言われて、冷水期間が二週間早まっただけだろうと思ったが、30分くらい入っていたらちょっと寒くなった。しかし外は暑い。どこが梅雨かという感じである。でも明日からは本格的に降るようだ。
図書館から借りてきた、アレックス・ロス『20世紀を語る音楽 1』読了。勉強になった。

20世紀を語る音楽 (1)

20世紀を語る音楽 (1)


JKが考える
最近の JK はすごいなあ…。しかし我々は不可触賤民か。一抹も希望がないのか。そう、この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ。それが KKNO の世界である。
このところ、日本の箍が外れてしまったことをひしひしと感じる。制度疲労が蓄積し、ついに破断したのだ。2017年は日本終了の年として、永く語り継がれるに相違ない。