2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

オカリーナ、アルファ波の調べ

人間の脳は、常に活発に活動していて、さまざまな周波数の 脳波(電気的信号)を発していることが知られています。その脳が、リラックスしている状態にあるとき、 10ヘルツ前後のゆったりとしたゆらぎのある信号が 全体に占める割合として多くなるそうです…

オカリーナ、微笑みの口元で

オカリーナの吹き口、これを「べっこ」と言うらしい。ヨーロッパで発達した楽器の多くは、吹き口は取り外して取り替えることができる。 この場合の呼び名は「マウスピース」と言い、マウスピースに対して口元の形を 「アンブッシュアー」と言って、いかにこ…

オカリーナ、一息の風船

風船をふくらませたことはありますか。今、目の前にゴム風船があると想像してください。 色は、あなたの好きな色で・・・。そして、 これからそのゴム風船をふくらませると思ってください。さあ、今まさにそのゴム風船をふくらませようと、 その瞬間、あなた…

オカリーナ、楽譜はいらない

過激なタイトルですけど、本当です。 楽譜はいりません。とくにオカリーナでメロディを奏でるために 楽譜が必要になることはまずありません。でも、どうして、楽譜があるんでしょうか。 初心者向けの本にも、ドレミや指の押さえ方と いっしょに楽譜がついて…

オカリーナ、息のつながり

リズムや音の変化の中で息をつなげていくことは、実際むずかしい。リズムを刻もうとすると、息が引っこんでしまう。 その瞬間、音を出そうとして、体に、息に力が入る。 次第にかたく、ぎこちなくなっていく。小学生のとき、作文を上手に読もうとして、読め…

オカリーナ、指先は丸く美しく

オカリーナには、ほかの楽器にはない特徴がいくつかあります。まず、顔の口元の近くで構える楽器であること。 支える指がかわるがわる変わること。 10本全部の指を使って穴を開けたり閉じたりする楽器であること。 吹く楽器でありながら、「管」楽器ではない…

オカリーナ、手と手を合わせて

肩をいからせず、自然に立って、静かに胸の前で 両方の手のひらと手のひらを合わせて、合掌(がっしょう)の ポーズ。まっすぐに前を向いて、静かに呼吸を整えましょう。手と手を合わせたままで、右手の甲が自分を向くように 手首をひねって回転します。手の…

オカリーナ、歌うということ

「歌う」ということばの語源は、「訴う(うったう)」あるいは、 「打ち合う(うちあう)」ではないかと言われています。内から出る思いを表現のひとつとして、聞く人、一緒に 歌う人と心を打ち合うことが「歌う」ことだと思います。「心を打ち合う」という…

オカリーナ、演奏するときの姿勢

ぼくは、クラリネットのアンサンブル以外は、 椅子に座って演奏することはほとんどありません。自然な呼吸で演奏し、リズムを表現するには、立った姿勢の方が 座った姿勢より、適していると考えています。自然に立ったときには、まっすぐ上にジャンプして、…

オカリーナ、「息」について

「息」がつく日本語、熟語はたくさんあります。 「寝息」「吐息」「鼻息」「息吹」「青息吐息」 「息巻く」「気息」「息の根」「ため息」 「息が合う」「息が詰まる」まだまだあります。息ひとつで表情までもが見えるような気がしますね。 これほど身近で欠…