「使用人たちが見たホワイトハウス」ケイト・アンダーセン・ブラウワー
第35代大統領ジョン・F/ケネディー一家から第44代バフラ・オバマ大統領一家までのホワイトハウスでの暮らしを裏側から支えた使用人たちの話。それも主にアフリカ系アメリカ人の執事やドアマンに聞きとった話が多い。この間の出来事で衝撃的なのはケネディの暗殺と9:11のテロ。その緊急事態にレジデンスの面々がいかに冷静に対処したかということ。他は大統領の交代つまりホワイトハウスの住人の引っ越しの手際とか、個々の大統領や家族の素顔などなど。些か興味本意ののぞき見的なところも手伝ってまあまあ読ませられた。が、次々出てくる横文字固有名詞は煩雑で苦手。斜め読みのところもあり。
散歩の途中、朴の木を見つけた。散華したのも蕾もあったが一華だけ咲いていた。よって茅舎の名句を。
朴散華即ちしれぬ行方かな 川端 茅舎
使用人たちが見たホワイトハウス 世界一有名な「家」の知られざる裏側
- 作者: ケイト・アンダーセン・ブラウワー,江口泰子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2016/10/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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