【11/9(京都)・11/21(東京)】報告会「フィリピンの日系バイオ燃料事業― つづく地元住民の苦悩」 &上映会『空に溶ける大地』

11/9(京都)・11/21(東京) 
報告会「フィリピンの日系バイオ燃料事業― つづく地元住民の苦悩」&上映会『空に溶ける大地』

イベント掲載元サイト:http://www.foejapan.org/aid/land/isabela/evt_131121.html

「環境にやさしい」というイメージが依然として強い「バイオ燃料」。温室効果ガスの削減や再生可能エネルギーへの移行が叫ばれるなか、気候変動やエネルギー問題の解決策としても注目を浴び続けています。

しかし、その「バイオ燃料」の生産されている開発現場に一度目をやると、大規模なプランテーションや工場により、地元の住民の生活が脅かされています。

「この土地を手放したら、生きる術がなくなる。だから自分はこの土地を守るために闘い続けるんだ。」

――日本企業が出資するフィリピンのバイオ燃料開発の現場でも、原料であるサトウキビの栽培によって、地元の農民が数十年にわたり耕してきた田畑がある日突然奪われるなど、 様々な問題が訴えられてきました。

本報告会では、この日系企業が進めるフィリピンでのバイオ燃料開発の実態をドキュメンタリー映像「空に溶ける大地」(「地方の時代」映像祭・2013年入選作品)により紹介するとともに(中井監督の解説付き)、現地コミュニティと問題の解決に取り組んでいるNGOスタッフから、最新の現場の状況を報告します。