【3・24(月)現地報告会@京都】「ちょっと待って! 日本のインドネシア・バタン石炭発電建設」〜地元住民の懸念の声と日本の対応の問題点〜

「Toak PLTU=石炭火力発電所を拒否する!」建設予定地に位置する農地

「2011年から事業に反対してきました。わたしたちの先祖から受け継いできたこの故郷を守りたいんです。この事業を止めるためなら、なんだってします」
――バタン石炭火力発電所の建設に反対する農民


いま、日本が巨額の公的資金を投じて進めようとしている石炭火力発電所は、長年にわたり農業・漁業を営んできたインドネシア中部ジャワ州バタン県の村人の生活を一変させようとしています。

国際協力銀行と日本企業は、地元住民の懸念の声を軽視したまま、事業を進めてしまってもいいのでしょうか?

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現地報告会@京都
「ちょっと待って! 日本のインドネシア・バタン石炭発電建設」
 〜地元住民の懸念の声と日本の対応の問題点〜
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イベント掲載サイト:
http://d.hatena.ne.jp/odanetkansai/?_ts=1395404699
http://www.foejapan.org/aid/jbic02/batang/evt_140324.html
https://www.facebook.com/events/1493261850901209/

現在、私たちの税金・預金等で日本企業の海外進出の支援を行っている国際協力銀行JBIC)が、インドネシア中部ジャワ州で計画されているアジア最大級のバタン石炭火力発電事業(2,000メガワット)に対する融資を検討中です。総額約4,000億円にのぼる同事業は、J-POWERと伊藤忠が参画を決定していますが、昨年12月に東京で開催された日・インドネシア首脳会談のなかでも、安倍首相が「高効率石炭火力発電事業につき引き続き協力していく」旨を確認するなど、日本が官民を挙げて推進しようとしています。

しかし、地元住民からは、肥沃な農地や沿岸の漁場など生計手段への影響や健康への影響を懸念する声があげられてきました。地元だけでなく、首都ジャカルタにある日本大使館前でも抗議活動が行なわれてきましたが、そうした抗議の声を抑えようとする軍・警察の治安部隊により、負傷者が出る事態にもなっています。

今回の報告会では、2月に現場を訪問した日本のNGOスタッフが地元住民の声や現状を報告します。日本政府・企業が進める海外の石炭火力発電事業について、日本の市民として何ができるか一緒に考えましょう。ふるってご参加ください。

【日 時】2014年3月24日(月) 18:30〜20:30
【場 所】ひと・まち交流館 第5会議室
     京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83-1
     >地図 http://www.hitomachi-kyoto.jp/
【報告者】波多江 秀枝(FoE Japan委託研究員)
【資料代】 500円
【申込み・問合せ】関西フィリピン人権情報アクションセンター(藤原)
    Tel 0774-48-1100 e-mail: fujiwara_toshihide@yahoo.co.jp
【主催】ODA改革ネットワーク・関西、
    関西フィリピン人権情報アクションセンター、
    気候ネットワーク
    国際環境NGO FoE Japan
【関連サイト】http://sekitan.jp/jbic/?page_id=73&lang=ja
       http://www.foejapan.org/aid/jbic02/batang/