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ogatashiの日記 RSSフィード

2011-05-04

野村ノート

| 15:30 | 野村ノートを含むブックマーク

野村ノート

野村ノート

GW中の新幹線、電車で読んだ本その3。

野村監督が監督時代に考えていたことをまとめた本と記されているものの、単に野球論にとどまらない、非常に示唆に富んだ内容である。多くの監督は自分の勘と経験を頼りに指示を出している一方、野村監督はそれらに加えてID野球に象徴されるようにデータと野球のルールや人間の原理原則も踏まえて指示を出すというところに違いがあるとのこと。

まず最初の「はじめに」の章で監督としての原則が紹介されている。そしてその原則に則った指示を出すから選手も理解・行動しやすいのであろうと想像がつく。

また組織論としていろいろな持論が展開されているが、これらは野球に限らず、すべての組織に当てはまる内容になっている。第5章のタイトルは「中心なき組織は機能しない」というタイトルであるが、これは全くその通りである。第7章のタイトルは「指揮官の重要な仕事は人づくりである」というタイトルも然り。監督はそのような原則をもとに実に的確な指示を出していたことに読者は納得するであろう。

こちらの本は技術的な仕事をしている人向けだが、こちらはあらゆる社会人向けの本である。非常におすすめ。

意味がなければスイングはない

| 14:46 | 意味がなければスイングはないを含むブックマーク

意味がなければスイングはない (文春文庫)

意味がなければスイングはない (文春文庫)

GW中の新幹線、電車での読んだ本その2。

この本は音楽のエッセイであり、ジャズから邦楽までさまざまなジャンルにおいて著者がお気に入りの人物を紹介している。

以前から「村上春樹は小説も面白いがエッセイはもっと面白い」という説を展開していた私だが、さすがにこの本をみんなに薦めることは難しい。なぜなら、全く聞いたことない音楽について語られてもピンとこないからである。彼ら・彼女らの音楽を聞いたことない状態でこの本を読んでも理解不能なのだ。「○○の演奏は××な感じだが、△△の演奏は□□なのだ」と言われても困惑するのだ。もちろん、いつか聞いてみたいと思うのだが。

ちなみに、私が読んだことある村上春樹のエッセイのおすすめは以下のとおり。

村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫)

村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫)

村上朝日堂はいかにして鍛えられたか (新潮文庫)

村上朝日堂はいかにして鍛えられたか (新潮文庫)

おもてなしの経営学

| 14:33 | おもてなしの経営学を含むブックマーク

おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)

おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)

GW中の新幹線や電車等での時間に読むために仕込んだ本のひとつ。読み進めている途中で以前本を読んでいたのに気付いた。とはいうものの、やはりいい本。約3年前に発刊されたため内容的に古くなっているかと思いきや、多くの内容が今でも当てはまる。

アップルソニーとの違いを一言で言ってしまえば「ソウル(魂)が入っているかどうか」という点はいまだに当てはまるであろう。いや、むしろ今日に至っては、より一層差が広がった感が否めない。進化したiPhone、そしてiPadといったヒット作連発のアップルに引き換え、ハードウェア重視・ソフトウェアネットワーク軽視によりセキュリティ問題に発展したと報道されるソニー・・・。もちろんソニーという一企業がやり玉に挙げられているが、それを越えられない数多くの企業とエンジニアも、この本を読んでしっかりと今後の糧にしていかないといけない。