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2012年12月04日

Windows 7 の RDP サーバー機能を RDP 8 にアップグレードする

f:id:ogawad:20121001003258p:image:right

Windows 8 や Windows Server 2012 のリリースに合わせて、従来の Windows 7 / Windows Server 2008 R2 向けの RDP 8.0 更新プログラムがリリースされました。

従来の流れで、接続ツール *1 部分のアップデートだと思っていたのですが、
今回はこれまでとは異なり、実は Windows 7 の RDP サーバーモジュール についても RDP 8.0 にバージョンアップできるそうです。

RDP8 は PCoIP と同じく UDP ベースになり、かなり軽快なのでおすすめ。


Microsoft Download Center -
リモート デスクトップ サービスの新機能を利用できるようにする、リモート デスクトップ プロトコル 8.0 更新プログラム
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=35393


f:id:ogawad:20121204012751p:image



Windows 7 の RDP 7.1 サーバー機能を RDP 8.0 にアップグレードする手順

Microsoft 自身から適用手順が出ているため、ポイントだけ綴っておきます。

Microsoft KB 2592687 -
Description of the Remote Desktop Protocol 8.0 update for Windows 7 SP1 and Windows Server 2008 R2 SP1
http://support.microsoft.com/kb/2592687


  1. Windows 7 のサービスパック適用状況を確認する
    • Service Pack 1 以降であることを確認
       
  2. RDP 8.0 の売りである UDP を利用するために、DTLS パッケージを追加する
  3. RDP サーバー機能および RDC を 8.0 へアップデートする
  4. 接続元が RDP 8.0 を話せる場合は、RDP 8.0 で通信するようにする
    • gpedit.msc にて、次のパラメータを 「有効」 に設定
      • コンピューターの構成
        ┗ 管理用テンプレート
         ┗ Windows コンポーネント   
          ┗ リモート デスクトップ サービス
           ┗ リモート デスクトップ セッション ホスト
            ┗ リモート セッション環境
             ┗ リモート デスクトップ プロトコル 8.0 を有効にする

         
        2015.10.29 更新
        RDP 8.1 でつなぎたい場合、
        ここは「未構成」にした方が良いという情報もあります(未確認)
  5. 可能な限り 3389/udp で通信し、高速化する
    • gpedit.msc にて、次のパラメータを 「有効」 かつ 「TCP と UDP の両方を使用」 に設定
      • コンピューターの構成
        ┗ 管理用テンプレート
         ┗ Windows コンポーネント   
          ┗ リモート デスクトップ サービス
           ┗ リモート デスクトップ セッション ホスト
            ┗ 接続
             ┗ RDP トランスポート プロトコルの選択
         
  6. リブートする (gpupdate ではダメ)

補足事項

  • Windows Server 2008 R2 SP1 に対しても同じパッチが出ていますが、
    こちらの OS では RDC (mstsc.exe) が 8.0 になるだけです

     
  • 上記2つの更新プログラムは 10/23 付でWindows Update のオプション扱いで登録されているため、適用済みのケースもあると思います
     
  • AD GPO による一括設定をしたい場合、
    KB2592687 適用後の Windows 7 内に ADMX テンプレートがあります
    • C:\Windows\PolicyDefinitions\Terminalserver-WinIP.admx
    • C:\Windows\PolicyDefinitions\ja-JP\TerminalServer-WinIP.adml


GPU 不要の USB リダイレクト

RDP 8.0 の2つ目の売りである USB リダイレクトを利用したい場合は、
接続 "元" クライアント側でセキュリティロックを解除する必要があります。

    • gpedit.msc にて、次のパラメータを 「有効」 に設定
      • コンピューターの構成
        ┗ 管理用テンプレート
         ┗ Windows コンポーネント   
          ┗ リモート デスクトップ接続のクライアント
           ┗ RemoteFX USB デバイス リダイレクト
            ┗ サポートされている他の RemoteFX USB デバイスの、このコンピューターからの RDP リダイレクトを許可する

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パラメータ名に「RemoteFX」の文字がありますが、RDP 8.0 で通信していれば USB リダイレクトにおいて GPU は不要になりました。


但し、利用できるデバイスが結構制限されてしまうということです。

品質やトラフィックはさておき、VMware View や Citrix はキーボード・マウスなどの HID デバイスや複合デバイス、アイソクロナス機器を除けば概ね大丈夫ですが、Remote FX USB Redirect は USB メモリや CD/DVD ドライブ、iPhone/iPod など、常用しがちな機器も対応しないものが結構あるので、ワークアラウンドを確認しておく必要があります。


Microsoft KB 2653326 -
Some USB devices are not available via RemoteFX USB redirection
http://support.microsoft.com/kb/2653326



その他の注意事項

私と同じ Hyper-V MVP の山内さんがまとめてくださっており、
非常に参考になりました。(上記 USB Redirect のくだりはこちらの受け売りです)

Computerworld Blog - 結局のところ RDP 7.1をRDP 8.0に更新していいの?
http://www.computerworld.jp/blogs/d/205471

*1:Remote Desktop Connection (RDC)、実行ファイル名は mstsc.exe

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