『それがぼくには楽しかったから』
それがぼくには楽しかったから 全世界を巻き込んだリナックス革命の真実 (小プロ・ブックス)
- 作者: リーナストーバルズ,デビッドダイヤモンド,風見潤,中島洋
- 出版社/メーカー: 小学館プロダクション
- 発売日: 2001/05/10
- メディア: 単行本
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後半のオープンソースソフトウェアの理念がどうたらこうたらいう部分は経験がともなっている部分ではないので、発散してる感じがして読むのつらいのだ。
私はLinuxはただ使うだけの人で思い入れもそんなにないので今まであまり気に留めてなかったけど、Linus氏は一般に言われてるような雰囲気よりもずっとプログラマっぽいではないの、という印象。
C++規格書
18日に出た雑誌に目を通してる時間がなかなか取れないんだけど、とりあえずCマガを眺めていたらC++規格書のPDFが$18で入手可能と出ていた。
http://webstore.ansi.org/ansidocstore/product.asp?sku=INCITS%2FISO%2FIEC+14882%2D1998
C++は初めて仕事として書いたプログラム言語(しかもそれまでは言語仕様も満足に知らなかった)で、そのときはまあこんなもんか、とかObjective-Cに比べて全然オブジェクト指向っぽくないなあ、とかそんな印象だったのだが、その後の数年に遂げた発展でもはや当時とは全く違った言語となってしまった。これはこれでまたぐっとくるものがある。今でもJavaなんかよりはよっぽど好き。
boostとかmplとかになるともうかなり気が狂ってる感じで、このままどこまでも追及して欲しいと思う。↑の仕様書は今のところ700ページあまりだそうだけれど、これからもガンガン拡大するのだろうか。