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2005-07-31 (Sun)

第5回 PofEAA読書会

参加してきました。

参加登録人数どんどん増えて総勢28名。すごい。しかもこの会はやや偏りはあるもののいろんな分野からカラフルな人々が集ってきていろいろと意見交換できる非常に貴重な場になっています。はじめてお会いする人も多数。多過ぎておぼえきれんので、次回からは名札とかいるかも、と思った(KPTで出した)。

今回は第6章 Session Stateおよび第7章 Distribution Strategiesを読む。MySQL Session Stateが大ヒットであった。PHPのすごい人が何人も集ってたのでいろいろと伺って、PHPについて、どんなふうに動いているかとかどうやって開発しているかとか、まるで知らなかったということが発覚した。いやあ勉強になりました。

Patterns of Enterprise Application Architecture (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

Patterns of Enterprise Application Architecture (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))

2005-07-22 (Fri)

秋山智俊『恋するプログラム』

昨日が恋するコンピュータだったので今日はこれにしよう。

恋するプログラム―Rubyでつくる人工無脳

恋するプログラム―Rubyでつくる人工無脳

この本が出るまで有りそうで無かった(と思う。知らないだけの可能性あるけど)、人工無脳の作り方の本。と同時に、Rubyプログラミング自然言語処理などの知識が身についてしまうという素晴しさ。とかいうことはまあ今更書くまでもなく皆さんご存知だと思いますが。丁寧に書いてあってすばらしいですが、ある程度Rubyが書ける人はざくざく読み飛ばしちゃって味わいが減っちゃうのかも。本当のプログラム初心者にstep by stepでやらせてみたいなあ。

昨日の本とはうってかわって、恋のさせかた(?)の身もフタも無いところがまた面白い。機嫌変動値とかね。まあこっちは人工無脳だからね。でも作ったり触ったりしてるうちにプログラムに恋してしまうというか、ちょっとかわいく見えてきてしまうことはある。あるいはプログラムに書かされてるなあと感じるとき。わがままな異性につくしてるみたいな? だんだん何の話かわかんなくなってきたのでやめます。

サポートページ

http://book.mycom.co.jp/support/e1/koi/

2005-07-21 (Thu)

黒川伊保子『恋するコンピュータ』

今日は一応2冊ほど読書したんだけど、これはここには書けない..。ので何かpickupしましょう。

ガギグゲゴの黒川さんの最初の本だと思います。この頃は(この日記を見ている人の中にも何人かいる)ある企業所属のAI研究者という立場でした。その後、音声学みたいな言葉そのものを研究する方向に行っちゃうみたいですが。

出た直後くらいにたまたま買って読んで、うっとりしちゃったんですよねー。言葉を理解し、気持ちを察して、あなたのことをわかってくれる、あなたと一緒に考えて、一緒に迷い悩み、あなたに恋をするような、コンピュータを作りましょう。言葉がやわらかくて、ゆったりした感じ。一撃でファンになってしまいました。

たぶん今読んでもぜんぜん古くない。オススメ

See also id:ogijun:20040730:p3 (でも後で書くを放置したままだ..)

JVM Language Soko-Shootout

via id:yojik:20050719:1121788732

おもしろーい。Non trivialな例を*ちゃんと*実装してみてからの比較というのが貴重だ。Groovyはhype languageですか..。

しかしJVM Languageこんなにあるんですね。他にも細かいのはいっぱいありそうだし。Scalaなんてのもあったし。

2005-07-20 (Wed)

カーネギー『人を動かす』

読書不調、というかやることが山ほどあって逃避行動(そうです、私の読書は逃避なのです)に走ることがない。というわけで紹介だけ。

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

たつをさん聖幸さんがこの手の本で1冊だけ読むならやぱりこれかなと口を揃える超ベストセラーです。たつをさんが突然引用したりしていますが、その部分は本の冒頭、第一章はじまって十数ページで出てきます。

最近これのオーディオCD版が出るのが話題になってましたが*1CD 8枚組で12,600yenとけっこう高い。これが原書のCDだと、やっぱり8枚組だけど$50以下で買えるので、英語勉強のために買うかーとかってやってしまいそうだけど*2、はやまってはいけません。Audible.comでは$28.97で売っているのです。しかもAudible Listenerなるsubscription serviceに入ると月々$14.95で毎月audio bookがもらえるので、それだともっと安く手に入ります。CDじゃないのでripしなくてもいいし。8枚とっかえひっかえ読み込むのめんどくさいよ。

てな感じでAudible.comはもっと流行ってもいいような気がする。まあ今はPodcastが溢れかえってるのでわざわざお金出して買うのはあほらしとかなるかも知れんが。だんだん何の話をしてるかわかんなくなってきたのでこのへんでやめる。

*1id:t-wadaさんリンク先sugestionありがとうございます

*2:実際には聴きゃーしないし聴いてもの理解できるわけないことにはこの際、目をつぶることにする

2005-07-19 (Tue)

るびま

http://jp.rubyist.net/magazine/?0008

まだ7を読み終わってなかった。

好きなタイプをメソッドにたとえると?

そういえばささださんの日記にあった、メソッドでI'm Feeling Lucky!すると..というやつ。いや、関係ないけど。

『銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎』

yatsuさんのところで知りましたが、『銃・病原菌・鉄』がテレビ番組になるそうです。

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

実は読みかけだった..。下巻の途中あたりで止まってました。とっとと読み切ろう。でもとても面白いです。

2005-07-18 (Mon)

Hotel Rwanda

itojun邸にて、Hotel RwandaのDVD鑑賞する。

詳しくはキーワードホテル・ルワンダや、『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会などからたどっていろいろ情報があるので参照してください。1994年にルワンダで実際に起きた100万人近くが虐殺された事件を元にしています。恥ずかしながら、この(映画が日本で公開できないという)情報を聞くまで事件そのもののことも全く知りませんでした。

アカデミー賞主要3部門にノミネートされていたんだけど日本での配給会社がつかない。ぜひ日本公開が実現することを望む。

ただ、そんなの待てないという人はregion 1だけどDVD買って見る手があり。上記サイトなどであらかじめ映画や事件の内容を頭に入れてから見れば、英語字幕でもなんとかなります。

『ジェノサイドの丘〈上・下〉―ルワンダ虐殺の隠された真実』

そのルワンダでの虐殺についてのルポルタージュ。内容が内容だけに正直言ってすぐに読むかどうかはわからないのだけれど、注意は向けておきたい。

2005-07-17 (Sun)

未踏17キックオフセミナー@東京

http://mitou.mysite.ddo.jp/modules/eguide/event.php?eid=19

ふらっと参加。行ってみようと思った目的は達することが出来ました。あとはどうするか。

BioRubyマイルストーンに受け身が取れなくて5年分くらい笑った。

すなあそび

各地のすなあそび報告を見て、やっぱり2次会3次会だけでも行けばよかったなあとか今更のように思っているダメダメな私。PofEAA Readingで様子を教えてもらおう。

癒し系(?)ムック『机上空間』

一日好き勝手なことやってたので読書できず。たつをさんも取り上げてるのでこんなムックを引っぱり出してきてみる。

この系統のデザインなんちゃらいうやつ、ついつい買ってしまいます。これもGD新書なんかと同じようにAssistOnでも買えます。全面協力。店主の大杉さんも鼎談に出ている。癒しというか、逃避にちょうどいいのだが、振り返ってみると私の机の上には空間がない..。

あと、ぶっちゃけ書いてしまうと、ラミー好きとかそういう人にはいいんだけど、シリーズの他のやつにくらべてあまり癒されないのは何故か? AssistOnで売ってるのはだいたいwebで見てるからかなあ。デザインステーショナリー―やっぱり文具が好き! (エイムック (916))の方が紹介点数多くてより逃避になるかも。

2005-07-16 (Sat)

戸田和雅子 at 渋谷7th floor

http://www.todama.net/

5, 6月にかけてあった新居昭乃さんのライヴコーラスをつけてくれてた戸田和雅子さんのワンマンライヴ。昭乃さんライヴで声が好みだったのでまあ行ってみるかと。

いや、私、甘く見てました。なんとなく予想してたよりずっとよかった。昭乃さんが気に入って連れまわしたのもわかる。ギター弾き語りアコギヴァイオリンチェロという編成でした。はじめてで歌の中身まだよくつかめないけど、声がパンチ力あってよい。

客席には昭乃さんと保刈さんがすごく何気なく座っててちょっとびびった。どぎまぎしつつもご挨拶。すなあそびをさぼってこっちに来てしまった甲斐があった。CD1枚買って帰る。このCD古川昌義さんがギター弾いてたりする。

山本真司『40歳からの仕事術』

40歳からの仕事術 (新潮新書)

40歳からの仕事術 (新潮新書)

30歳からの成長戦略』がすばらしかったのでざざっと目を通す。こうやって乱読展開していくのはあの本の教えをぜんぜん守ってないような気がしないでもないが、単に仕事術のノウハウをinputするわけではないところに価値を見出したので買ってきた。

40代で壁を感じている大手電機メーカー経営企画マンに対し、MBAホルダーの外資系コンサルタントと、外資系メーカー転職した人というかつての同僚2人が新橋の中華料理屋でビジネス講義をしよう、というストーリ。この主人公(?)は転職者2人に比べると最初は不安感が支配していて自信喪失状態にあるんだけど、その不安を除去してあげるというのが本質的なわけです。そのためには戦略と、それに裏打ちされた道具(プレゼン技術とか英語とか)があると役に立つ。不安を残したままやみくもに道具だけを知識で追い求めても疲弊するだけ、というようなメッセージです。

2005-07-14 (Thu)

関満博『現場主義の人材育成法』ちくま新書

現場主義の人材育成法 (ちくま新書 (538))

現場主義の人材育成法 (ちくま新書 (538))

同じちくま新書の『現場主義の知的生産法』を、朝日新聞山形浩生氏の書評で知って読んで以来ファンになってしまった関満博氏による、3年分のアップデートみたいな本。自分の問題意識によく合ってる。タイムリー

2005-07-13 (Wed)

マイケル・ルイス『コーチ』

コーチ

コーチ

マイケル・ルイスの最新刊だけどこれまでとぜんぜん毛色が違う。コーチングの本かと勝手に思われそうですがそれも違います。著者がなんでも好きなことを書いていいと言われてそれなら高校のときの野球のコーチのことを書きたいということで生まれた本だそうです。

買うかどうか判断するためにちょっと立ち読みしようと思ってパラパラ眺めたら読み終わってしまった。私としては非常に珍しい「読んだけど買ってない本」になってしまった(その逆は死ぬほどある)。本は薄いですが内容はアツい。アツい内容なのでやっぱり買おうかなーとも思う。遠くからこのフィッツというコーチの声が聞こえてきてしまうような感覚になっていて、もっと真剣にいろいろなことをやり遂げなくちゃという思いが込み上げてきてます。

2005-07-12 (Tue)

藤原正彦・小川洋子『世にも美しい数学入門』

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)

2人の対談形式で数学について語っている本。江夏の背番号が28だった偶然に涙ぐんでしまうのが数学科的感覚です。26年片想いを引っぱるのもそうなのかはよくわからん。とにかく読むと泣く。

小川洋子さんが『博士の愛した数式』を書くときに藤原正彦先生(数学者にさんづけはしにくい)のところに取材に行ったのだそうな。NHKの人間講座で見たのがきっかけ。藤原先生の一連の著作(アメリカ、ケンブリッジ他)は青春文学みたいな感じで評価されてるみたいですが(私は学部の頃に文庫で集中して読みました)、ここで1冊ピックアップするならそっちの青春系じゃなくてやっぱり上の本でも取り上げられている『天才の栄光と挫折』がいいかな。

ニュートン、関孝和、ラマヌジャンチューリングワイルズなどなどを1章1名ずつ全9章、時代も分野もバラバラなのだけれどやはり数学者というのが独特の共通点になってるのをあらためて意識した。数学者に囲まれてた頃(あったんです、そんな時代が)は差異にばっかり目が行ったんですが。

See also id:ogijun:20041206:p2

2005-07-11 (Mon)

恩田陸の旅行エッセイ"『恐怖の報酬』日記"を読む

酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記

酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記

小説以外』と同時期に買ってたんだけど積んでた。最近、旅行ガイドをいろいろ眺めるのが趣味になってるのでついでにこれも読むか、と思い引っ張り出してくる。

恩田陸がイギリス、アイルランドに取材旅行に行ったをの紀行エッセイのようなもの。渡航前に機内で読む本をやたら気合い入れて選んでいたりでうなづきまくる。飛行機嫌いらしく、取材旅行が決まっ直後から「あの乗り物」とか呼びながら散々乗りたくない乗りたくないを繰り返す。そのときに乗りたくないことの喩えで出てくるのがのだめ千秋先輩だったりする。で、着いたら(着く前から)ビール飲んでばっかし。結婚するなら自分より酒の強いことが条件とか書いてあるから私は早々に脱落。いや、その..。

話がずれた。これは連載だったようで、実際の旅行2003年9月だそうですが連載しているうちに1年以上経ち、その間にもがんがん飛行機乗って海外行ってらっしゃるようです。エッセイであったも随所に恩田マジックが垣間見え、発想も妄想も素敵。ファンならたまらん。オススメでございます。

2005-07-10 (Sun)

小谷野敦『帰ってきたもてない男』

帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて (ちくま新書 (546))

帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて (ちくま新書 (546))

前作から6年。そんなに経ったっけ。その間に著者はあろうことか結婚し(裏切りととらえられたと書いている)、さらに離婚して、最初の独身時代にあった照れ隠しの諧謔みたいなのが抜け落ちている。すばらし。こういうのを癒し系というのだろうか。著者が「救済を考えているわけではない」と書いているにも関らずそう読んでしまう私は、くそー言われなくてもわかってるよそうなんだよ自覚はあるんだよわるかったな。

..なんの話だっけ? まあ読んで。出会い系潜入レポートが浅いわりには妙に具体的なのも笑える。教養も知性もくらべるべくもないが、どうせもてないならこんなふうになりたいと思わんでもない。いや私は著者がもてないもてないゆーとるのを本気にしてるわけでもないんですけど。

ところで同書で度々引用されている小倉千加子『結婚の条件』をなぜか2冊買ってしまって(またかよ)かなりめげた経験が過去にあるのですがまだあるので欲しい人いたらあげます。

2005-07-09 (Sat)

高島俊男『お言葉ですが.. (6)』文春文庫

お言葉ですが…〈6〉イチレツランパン破裂して (文春文庫)

お言葉ですが…〈6〉イチレツランパン破裂して (文春文庫)

私には本屋で新刊を見かけると抵抗できずすぐに買ってその日のうちに読み終わらないと気がすまない一群の本というのがあって、このシリーズはそのひとつ。言葉に関する様々な事象を扱っています。

毎度のことながらとても面白い。謎解きの要素もあってスリリングで、勉強にもなるし単なるうんちく本と違って書き味さわやかで気分も爽快になる。今回なら例えば白髪三千丈というときの三千丈は三百丈でも九千丈でもいけない、とかね。何故かが気になる人は読んでください。こういう日本語感覚を受け継いでいられるといいなあと思うんだけどもう無理なんでしょうね。

最初に文庫で買ったのでずっと文庫で読んでるけど、ハードカバーで買ってもいいかも知れない。でも文庫だと解説が追加されていることがあるのでそうなると文庫化した時点でもう一度読み直したくなるよなあ。何回か読み直したら理解が深まるタイプの本であることはわかっているのでちょうどいいかも知れないんだけどなかなかなあ。

2005-07-08 (Fri)

『計算機プログラムの構造と解釈』

読んでいる時間がないので紹介するだけシリーズ

言わずと知れたSICPですが。いまだに通して読めていない。読書会も行われていて丁度明日あったりするわけですが(だから今日引っぱり出してきている)、もう5章まで進んでしまっていて途中から加わるのも難しいかなあという感じで(結局行かなかった)。

しかしこれは疑いなくためになる本で、はじめの数ページでいきなり目から鱗が落ちまくったりします。数学的なバックグラウンドを持っている人は特に、読むとコンピュータプログラムというものがシンプルでわかりやすく、奥深いものに感じられるようになると思う(と言いながら私はまだ通読していないのでえらそうなことは言えない)。

この本の存在はたかはしさんに教えてもらったのでした。読書会も何回か出たのだがその後スケジュールが合わなくなってしまい今に至る。最初から読み通す別トラックがあったら参加したいかも。

2005-07-07 (Thu)

森博嗣『どきどきフェノメノン』

どきどきフェノメノン

どきどきフェノメノン

昨日に続いて森先生で。昨日のやつはページの白さのわりに読むのにじっくり時間をかけて時に目を閉じていたりするんだけど、これは文字の密度はそっちより高くてもさくさく最後まで行ってしまう感じ。読みはじめは水柿君系のノリかと思ったのですが。ああこれもネタバレるので何も書けない。でもツボかもー。どきどき。どきどき。しかもxxxにはxxxxになるxx系です(アダルトではない)。

2005-07-06 (Wed)

森博嗣『ダウン・ツ・ヘヴン』

ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven

ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven

このシリーズは必ず鈴木成一デザインのこのハードカバーで買わなくてはならない。この色かー。

そして出ると抵抗することが出来ないのでどんなにテンパってても読んでしまうのである*1。なんかこう、環境映像のような感じともうしましょうか。奇妙な没入感がある。敵の策にはまっているということか。

これだけじゃわけわからんのはわかっているのだが、何を書いてもネタバレになりそうで好きな人は読めばとしか言いようがないのであった。まあ『スカイ・クロラ』『ナバ・テア』を読んでないとうるうる来ないと思うのでまずはそこから。しつこいようだが、ハードカバーで揃えるように。新書とか文庫イラストイラストだったり解説が解説だったりするのでまたそれはそれで価値があるのはわかっているが。

*1:などと言いながら前作は出てからけっこう積んであったらしいのであまりあてにならん

2005-07-05 (Tue)

『私の選んだ一品』シリーズ

今日も読書はできなかったんだけど、渋谷Book1stに寄ったらなぜか1階でグッドデザイン賞関係の本とかムックとかかためて置いてあったのを見てたら気になったのでGD新書のこのシリーズについて。

最新刊はこちら。今年で4冊め。もうそんなに出たのかって感じだけど、毎年の最初の頃に前年のグッドデザイン賞を振り返って審査員が一人一品担当で受賞製品(?)について紹介していくのを集めたのが新書で出ている。

去年(2003)より前の方はこんな感じ。

私の選んだ一品 (GD新書―グッドデザイン賞審査委員コメント集 (01)) (←これが最初)

私の選んだ一品 羊の巻―グッドデザイン賞審査委員コメント集〈2〉 (GD新書)

私の選んだ一品 猿の巻―グッドデザイン賞審査委員コメント集〈3〉 (GD新書)

買ってはいるものの、すみずみまで読んでいるわけではない。気になる審査員のところを拾い読みするだけ。ほとんど開いてない年もあったりするかも。でもなぜ律義に買い続けているかというと、毎年これが出版された頃にAssistOnに買いに行くのがたのしみだからだったりする。

店舗にはGマーク商品がたくさん置いてあるし、他にもかわいいガジェットが山のようにあった飽きないよー。まるごと大人買いしたくなるお店です。

でもまあ自宅の体積には限りがあるし、そんなにばんばん買えないのだ。そんなときは本を読んだだけで持ってる気になって満足するという手もあるので、たとえ読まない本でもこれら1冊で雑貨の山が刺激する物欲をかわすことができるとすると、これはかなり安全なたのしみ方だと思う。

2005-07-04 (Mon)

『シェーキーの子どもたち』

今日も読んでる暇がないので昔読んだ本を引っ張り出してくる。一昨日、昨日からの脳つながりでこれ。

著者はCMUのロボティクスの先生で、シェーキーというのはStanfordで著者らが研究していた実在したロボットです。本の前半では、このシェーキーから連なるロボット研究の最新事情までをドラマチックに解説しています。

で、後半がこの本のメイン、未来予測というかヴィジョンを示しているところなんだけど、これがすごすぎる。この調子でロボットが処理能力を向上させていくとしたとき、人間並みの処理能力を得ることは可能か? そのために必要な演算能力はどれくらいか? それは知性と言えるのか? 等々から始まって、機械がいずれは人間の知能を上回るであろうことは不可避とし、その上で人間の進化をどう関わってくるか? そもそも人類とは? 等々..。

急にSFになってしまうのだ。それもフィクションよりフィクションらしいフィクション。語り口が絶妙でぐいぐい読ませるので、そんな未来を「見てみたい」と思わせてしまう。もちろん不安はあるが、著者は楽天的。

あれ? あんまり脳と関係なかったぞ。でも例えばジェフ・ホーキンスの『考える脳 考えるコンピューター』を読んだときにまっさきに連想したのはこの本だった。

手元の記録では、20020317に読み終わっているようです。読み終わった直後はとにかく興奮して眠れなかった覚えがある。この頃ははてなダイアリーもなかったし、web上ではどこにも読書記録が書かれていない。

2005-07-03 (Sun)

都議選2005

当日は用事が入ることを警戒して期日前投票してあったので今日行ったわけじゃないんだけどね。

『記憶力を強くする』

今日は新しく本を読んでいる暇がなかったので*1昨日の続きで池谷裕二さんの本を引っぱり出してくる。

この本、タイトルだけ見ると記憶術系のノウハウ本と勘違いされそうだし、ブルーバックスなところから記憶力についてゆるく科学的な洞察してるのかとも思えるけどそれとも違う。

著者の専門である海馬を中心に脳科学の最前線を紹介しつつ、科学的に記憶の仕組みを解説していって、そこから記憶力が強くなる仕組みがわかるという感じの記述になっていて、ノウハウではなく科学でもって実践的な形で記憶力を(それも意識して)強くすることができるということが書いてあってありがたい。

そもそもこの本をはじめて読んだときのことを思い出すと、糸井重里との対談『海馬』を読んだとき*2わりと面白かったのでそのつながりでまとめて買ったんだった。が、こっちを読んでみると「わりと」面白いなんてもんじゃなく、むちゃくちゃ刺激的でこの著者の力に驚いた。正直言って『海馬』のときは糸井重里がいたがために語り口に制限が出てしまって、本来の面白さを発揮できなかったんじゃなかろうか? それまで糸井重里の対談相手の書いたものが対談より面白かった経験はほとんど無かったのでびっくりというか新鮮というか。

久しぶりに眺めてみると、この本が書かれた頃にはよくわかっていなかった事実であって、それから『進化しすぎた脳』までの間で新たに判明したものがいろいろとあることがわかる。しかもそれを高校生相手に解説していたりするわけで、あらためて『進化しすぎた脳』という本と著者のすごさに感嘆する。

*1:今月は毎日必ず1冊の読書か本の紹介をしようと勝手に決めている

*2:このときもかなりいい加減な記録しか書いてないことがいま発覚

2005-07-02 (Sat)

池谷裕二『進化しすぎた脳』

進化しすぎた脳  中高生と語る「大脳生理学」の最前線

進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線

超エキサイティング。高校生を相手に最新の脳科学について語る。

わずか8人の高校生を相手に、時に意見を求めながら丁寧に語っていくというものすごく贅沢な講義スタイルで、脳についての入門から、その当時の最新結果(出たばっかりの著者の論文とかが飛び出してくる)まで、びっちり語りおろしてくれててものすごく高密度。こんな講義を10代のころに受けていたら人生が変わってしまうかもと思う。

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