あとで書く RSSフィード Twitter

2008-01-30 (Wed)

Arc Released

http://arclanguage.org/

あとで書く

ていうかちょうどSICP読書会があったので来てた人に感想聞いてみたらわりと散々な感じであった。

RailsConf2008 Registration

http://www.railsconf.com/

http://en.oreilly.com/rails2008/public/register

今年のRailsConfのregistrationが始まりました。去年と同じPortland Convention Centerで5/28から6/1まで開催。4/10までに申し込むと$100割引きになりますが、たぶんそれよりはずっとはやく売り切れるのでとっとと申し込みましょう。

2008-01-29 (Tue)

岩田正美『現代の貧困』

現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書)

現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書)

積ん読処理。興味深い。現代は「格差」が取り沙汰されているけれど、その見方では現実が覆い隠されてしまうのではないか? より問題なのは格差ではなく、単に「貧困」なのだ、というようなことを調査結果をいろいろ出しながら教えてくれる。ナイーブに日本から貧困はなくなったとか思ってると判断間違ってしまうかも、というような。

余裕があったらあとで書く

2008-01-28 (Mon)

実は『フレンズ』にめちゃハマってます

私はここ15年くらい放送されたテレビは一切見ない生活をしているのですが、実は映画とかはめちゃ好きなのでDVDはいっぱい買ってます。いわゆる積みDVDみたいな。テレビは相変わず無いけど、プロジェクタは持ってるので問題なし。

そこにさらに、何年か前から海外ドラマにもハマりはじめてSATC全6シーズンとかちょこまか見てたりしました。ここまでがマクラです。

で、去年の6月くらいだったか、前職で一緒に仕事をしてる人にまだ見てないなら是非といっておすすめられたのがFriendsでした。しばらく経ってからぽすれんでシーズン1から見始めたのですが、たしかに面白いー。

フレンズ ― ファースト・シーズン DVD コレクターズ・セット vol.1

フレンズ ― ファースト・シーズン DVD コレクターズ・セット vol.2

フレンズ I 〈ファースト・シーズン〉 セット1 [DVD]

フレンズ I 〈ファースト・シーズン〉 セット2 [DVD]

(しかしDVDは種類がたくさんあって紹介するのが難しいなあ)

その後も少しずつレンタルしながらちょこまか見てきたんですが、今日やっとシーズン6の最後まで来ました。でもって、参りました。やばい。

いやーー、これは泣いちゃうよ。もう、してやられたっていう感じで。これまでシーズン1から5までずっとふつうに見てきただけでなにも日記には書いてきていなかったんですが(あ、あとで書かない方の日記には書いたか)、このシーズン 6のラストだけは衝動的に日記に書いてしまいたくなるくらい破壊力ありました。ここまでレンタルしてたけど、やっぱボックスで買っちゃおうかなあとか思うくらい。

ていうかシーズン6がとてもいいのは事実でも、当然最初から見た方がいいんだけど困ったことに10シーズンぜんぶまとめたセットがちょうど去年の年末に出ているのでした。うわー、気づくんじゃなかった。何故か2種類あるんですが、どっちも当然のようにAmazonでは定価超えしてるし。

DVD-BOXはやはり予約して発売と同時に買うんじゃなければ悲しい思いをしてしまうんだなあ。でも欲しい。

私自身のノルマ(?)もあと4シーズン分あるので、そちらも引き続きたのしみです。それにしてもやっぱりちまちま借りるよりどーんと買っちゃった方がいいのでしょうか。悩ましい。

2008-01-27 (Sun)

SoozyConference4 at KAYACオフィス

SoozyConferenceが鎌倉KAYACのオフィスで開催。でもって懇親会はDONBURI CAFE bowlsだ! ということで引越し以来めちゃくちゃ気になってたオフィス見たさに、RHGの逆襲に行かずにこっちに行ってしまったよ。

人数もいつもの数倍になって、LTもたくさんあってぜんぶ動画も公開されてるので内容はそっち見てください。オフィスやっぱすげー。天井に頭をぶつけていた水野さんがかなり心配でしたが(←感想はそれだけか?)、百度がんばってください。なんか話がずれてきたような。いやともかくめちゃおもしろかった。

2008-01-26 (Sat)

竹森俊平『1997年− 世界を変えた金融危機』

1997年――世界を変えた金融危機 (朝日新書 74)

1997年――世界を変えた金融危機 (朝日新書 74)

最近の株安とか去年の夏からのサブプライムローン問題とかそのへんもろもろの引き金が10年前の1997年にあるというような切り口で、経済の基礎的な知識をわかりやすく解説してくれてます。分野について門外漢というか全く素人なんでちゃんと評価できないんですが、これは「ナイトの不確実性」というのがどんなものかやっとわかったというか、これについての素晴しい入門書になってるような気がする。いや私がわかった気になってるだけかも知れないんだけど。面白いというか、中盤はけっこう夢中になって読めました。おすすめしたい。

2008-01-25 (Fri)

ドナ・フェン『アルファドッグ・カンパニー』

アルファドッグ・カンパニー (講談社BIZ)

アルファドッグ・カンパニー (講談社BIZ)

読みました。さくさく読めておもしろかった。企業成功事例研究本なんだけど、超大企業なっちゃったところの派手なサクセスストーリではなく、言ってみれば地道に経営を続けてきた結果として傑出した存在になっている小さな会社7社について詳細をレポートしています。

アルファドッグ」とは訳者によると「自他ともに認める群れの先頭、最強の」のことだそうです。本書では数ある中小企業の中から、アメリカに昔からある伝統的な業界で、自己資金かそれに近い調達法で経営されていて、イノベーターとして業界内で突出した評判を得ており、そこが従業員にとっても非常に働きやす職場になっている、そのような存在感のある企業を選び出し、それを群れの先頭を走るアルファドッグになぞらえています。

アルファドッグたちは競合の大企業が真似を出来ないことをやってのけます。買った自転車を生涯永久保障でタダで修理してあげる自転車店だとか、地元密着かつ奇想天外サービスで客をファンにしてしまうアイスクリーム店だとか、Walmartや中国との競争から逃れて超高品質にこだわる靴下メーカーとか、様々ですが、言ってみればありふれた、昔からなじみのあるこれらの業界イノベーションを巻き起こして先頭をつっ走る。その姿は顧客はもとより従業員にも熱狂を巻き起こします。というか会社スタッフが自ら夢中になって変革を追及していないとこういう企業は生まれないのでしょうね。

日本とアメリカでは商習慣も企業文化も違っていますが、それでも数多ある個人商店、とりわけ郊外に週末の客を取られてシャッターを閉じている商店街なんかが大資本に立ち向かうためのヒントがあふれていると思います。読んでる最中に私はローテクもいいよなあ、なんて思っていました。

2008-01-24 (Thu)

山本弘『“環境問題のウソ”のウソ』

“環境問題のウソ”のウソ

“環境問題のウソ”のウソ

大変に面白かった。まあと学会会長の本としては笑いの要素が少ない気はするけど。でもすばらし。要するに情報リテラシーの本なのです。環境問題についても知見が得られるけど、それよりも物事を批判的に見る目とか、情報の正しさを見抜く力とか、そういったことについて非常に真面目に語ってくれている本だと思う。

『環ウソ』本の武田教授の主張は一見ショッキングなものだ。しかしその内容を丹念に情報ソースを遡って調べて行くと、データが間違っていたり、恣意的な情報の取捨選択が行われていたりといったことが次々とわかってくる。著者が疑問を持ってそれを調べつつ、武田教授本人にも質問したりして解明して行く様子がつづられています。このあたりは『あったんだ論』なんかと同じように痛快に読めるけど、本をついつい受け流しながら読んでしまう私としては、かなり身につまされる内容です。

この本の批判は正当なもので、『環ウソ本』2冊についてはぐうのねも出ないほど叩きのめされているんだけど、それでも『環ウソ2』の方にはまだ重要な主張が残っていて、それは京都議定書不平等条約化しているというやつです。これについてはさすがに(根拠とか論理展開はともかく)ウソとは言えないような状態なんだと思いますが、そのせいか具体的に反論はされていない。ただ京都はともかくとしても環境についてどう考えて行くべきなのか? ということについて本書の後半で著者の考え方が述べられていて、そこではやはり武田教授と著者は大きくスタンスが異なっているのがわかります。

また、私にとっても著者の見解の中で考え方が大きく違うなあと思うところが1点ありましたが、これについては別の機会にあとで書くことにしよう。

ところで、本書の書名は『“環境問題ウソ”のウソ』なんだけど、批判の対象になっている本は『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』である。なんでこうなったんだろう? しかもまさにそのものずばり『環境問題のウソ』というタイトルの本も池田清彦さんがちくまプリマー新書から出ているからややこしい。まあこっちの本はこっちの本で、本書でも取り上げられています。しかしなぜ『"環境問題はなぜウソがまかり通るのか"のウソ』というタイトルにしなかったんだろう。

関連

2008-01-23 (Wed)

AMNイベント「花粉症と乳酸菌」ブロガーミーティング

http://agilemedia.jp/blog/2008/01/post_40.html

カルピスさん協賛で行われたAMNのいつもとちょっと毛色の違うイベントに参加してきました。

これが予想外に(?)、っていうと失礼ですが本当におもしろかったです。詳しくはあとで書きますが、今回は参加者(=blog)の読者の方々にもプレゼントがあるそうなので、取り急ぎそちらだけご案内しておきます。

カルピス株式会社様より、 「インターバランスL?92/アレルケア」タブレットタイプイベント参加者だけでなく、読者の皆さん用のプレゼントに12個いただきました。

この商品は、今回のイベントで紹介された「L-92乳酸菌」を手軽に摂れるサプリメントです。

ご興味のある方は、ぜひ下記よりご応募ください!

カルピス「アレルケア」プレゼントについて : AMNブログ

とのことですので、皆さんもどうぞ!

2008-01-21 (Mon)

手嶌葵 3rd Album『The Rose 〜I Love Cinemas〜 』3月5日発売!!

The Rose~I Love Cinemas~

The Rose~I Love Cinemas~

おおおー、これはめっちゃ楽しみです。一昨年にジブリ映画ゲド戦記』の挿入歌『テルーの歌』でデビューした手嶌葵さんの3rd albumが発売決定。待望の(と言って良いでしょう)英語カバーアルバムだそうです。

これまでアルバム2枚シングル2枚がCDで発売されていて、iTunes Storeをはじめとした各種配信でもいろいろリリースされてきましたが全て日本語オリジナル曲。コンサートで時折披露されていた彼女が幼少の頃から親しんできたという洋楽の名曲たちをうたった音源は市販されていませんでした。それが、映画主題歌を中心に定番中の定番のナンバーを集めて3月にようやく発売。たのしみです。収録曲は以下。

さらに詳しくあとで書く


関連

手嶌さん関係わりとたくさん書いてた。書いてないのもあるけど。

2008-01-20 (Sun)

Rails勉強会@東京 第26回

http://wiki.fdiary.net/rails/?RailsMeetingTokyo-0026

この後、何回かは会場をいろいろ変えてみて今後のやり方を模索する感じ。今回の会場は三鷹市産業プラザでした。駅から近くて安いインターネットカフェで、国のお金が入ってるわりにはちゃんと日曜もやってる。えらい。

参加希望者が50人超えてしまっている。実際にはキャンセルの方もいたので本当に50人いたかどうかはわからないのだが、そでもすごいね。年に何回かしかない大イベントじゃなくて、毎月やってる勉強会に50人というのは運営がとても大変だと思いますが..。

次回はまた別の会場です。興味のある方はぜひ。ただ、この大きさを見てもっとフォーカスを絞った少人数の勉強会を別にやりたい欲求が出てきた。それについてはあとで書く

2008-01-19 (Sat)

大竹文雄編『こんなに使える経済学』

こんなに使える経済学―肥満から出世まで (ちくま新書)

こんなに使える経済学―肥満から出世まで (ちくま新書)

おもしろかった。私みたいに経済が専門じゃなくてでも『ヤバい経済学』が好きとかいう人には、そのライト版というか、あれの日本人向けの読みやすバージョンと思って読んでもらえばハズレないと思います。実際レヴィットの本から引用されてるとことかもアリます。

編者には『経済学的思考のセンス』という新書の著書がありますが、それをもっといろんなトピックにぶつけたような感じで、ひとつひとつの章はとても短かくまとまってるんですがそれぞれの関連性もあってコツがつかめてくるとだんだん考え方が身に付いてきた気になります。おかげであっという間に読み終わる。

ただこればっかりは弾さんの言う通りで、目次なりAmazonなりに著者陣の名前を入れておいて欲しかったと思う。ただ該当の弾さんの記事では編者の大竹さんと編集担当された筑摩書房の方がコメントを書いていて、重版以降では追加されるとのことで、反応が素早くて好感持てますね。あるいは弾さんのblogの影響力のデカさにビビるというか。

ともかく本はオススメです。

2008-01-17 (Thu)

MacBook Airは10年ぶりに出た新時代のiMacだ!!

http://www.apple.com/jp/macbookair/

Apple Store(Japan) Apple Store(Japan)

うががが。あとで書く。とりあえず、足りないものをあげつらってる人はみんな黙れ。あなたたちは、間違っている。

2008-01-14 (Mon)

海堂尊『チーム・バチスタの栄光』

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

このミス大賞作品、映画化もされてめっちゃ露出してるので思わず読んでしまった。たしかに面白かったよ。読ませる。探偵役のはちゃめちゃさとワトソン役が妙に落ちついていること、さらに最後には(ネタバレ削除)することなんかを見ると、医学知識を前面に出すことよりはキャラ設定で勝ってる感じです。

映画ワトソン役が女性(竹内結子)にかわり、探偵役は阿部寛だそうで、なんか遠目で見るとTRICKと区別つかなくなるんじゃないかと。いやTRICKも見たことないんだけどね。映画はともかく著者の他の本は読みたくなりました。

11種類のMacシェアウェアが$49で買える!!

http://www.macheist.com/

MacHeist » Bundle

これはすごい! Macでよく使われている11種類のシェアウェアライセンス期間限定でわずか$49でまとめて入手できます!!

これはどうやらチャリティのようで、$49の代金の中からさらに25%は寄付にまわるそうです。今回セットになっているのは、以下の11種。

それぞれが1ライセンス安いのでも$12、ものによっては$50以上するものが11個、合計で$368.75(!)が全て含まれて$49です。ていうかSnapz Proだけで$69するので、これひとつ買うつもりでもいきなりモトが取れてしまう。私は既にいくつか買ってるのもあったんですが(1passwordとCSSEditが購入済み、あとSnapz ProもMacバンドル版があった)、それでも1セット買ってしまいました。すごい。

それぞれについても触ってみるといろいろと味があるんだけど、とりあえず1passwordについては以前紹介する記事を書いたことがあります。

あとCSSEditもかなり素晴しい感じなのだ。他のも使ってみよう。

追記: いま見たらMagic Mini GolfWingnuts 2が追加されて13種類になってました。あと3日ほどで終了するので未購入の方は急ぎましょう! (01.21)


関連記事

2008-01-13 (Sun)

水野敬也『夢をかなえるゾウ』

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

積ん読処理です。読む前から既に知り合いところそこらじゅう大絶賛なので、これはいい本なんだろうなあとか思って読みましたが、本当にいい本でびびりました。もっと早く読めばよかったよー。大型書店ほとんどで面陳平積みしてたのも納得。笑えるし泣ける。

関西弁あんみつ好きで自己愛激しいゾウの神様スパルタでいろいろ課題を出してくるんですが、要するに読んでるだけじゃだめで行動しないといけないということをふざけた口調で真摯に説いてくる。自己啓発本とかビジネス書とかの見本市になってますが、これは自分が買って読んだ最後の自己啓発書になるかもな、なんて思います。

前著のごとくふざけた本かと思ったら(失礼)、ガチストレートでどまんなかでぐっとくるいい本でした。

2008-01-12 (Sat)

『Webコミュニティでいちばん大切なこと。』

実際に現在コミュニティを運営していたり、過去に巨大なコミュニティサイトを育てていたりといった現役のプロデューサーたち8人が実際に現場で得た知識や経験、苦労話などを惜しまずに披露してくれるというゼータクな本。Webコミュニティの具体的な起ち上げ方やコミュニティが成長していくのに合わせてやるべきことのマイルストーンなんかが具体的に書いてあるんですが、それだけではなく、副題に『CGMビジネス"成功請負人"たちの考え方』とある故に、収益化とか運営と供に発生する種々のリスクやその対処法などについてもいろいろと説明されています。こんなに具体的に体験的ノウハウを書いているものはあんまり見たことがないので、とても勉強になりました。しばらくはWebコミュニティを作りたい人の教科書のように扱われていくんじゃないかという気がします。

勤務先のサービスCGMの例として取り上げられてました。CGMの名に恥じないようにするにはまだまだやらなくてはならないことがありますが、システム的にも話題的にもいろいろと計画しているので生暖かく見守っていてくださいね。あ、書評のつもりが宣伝になってるかも。

2008-01-08 (Tue)

MAC POWER 2008 Winter

MACPOWER 2008 Winter (アスキームック)

MACPOWER 2008 Winter (アスキームック)

書誌情報 / Amazonで購入 / 書評 / IT・Web

ということで先日発見した復活のMac Power誌を頂いたのでようやく読んでいる。

月刊の頃の最後の2年弱は紙面がそれまでとガラッと変わってしまって、戸惑っていた方も多かろうと思う。一言で言えば雑誌っぽくない作り。季刊化後もその路線は続いていると言って良いだろう。もう少し噛み砕いて言うと、新情報を追いかけるタイプ雑誌では無くなっている。おりしもこれを読んでいる今はMac World Expo直前であり、噂などは何もしなくてもwebからガンガン入ってきてしまう。そういうのを超えたところに年4回でも本を出すことの意義を求めなくてはならない、ということなのだと思う。それでもLeopardとかMacBookとかで時事性のあるネタが無いわけではないのだが。

紙が分厚いためか、持ったときの印象よりもあっさり読み終わってしまう。正直に言って新規の読者を獲得出来るかどうかはやや疑問なところがあるなあ。私などは川崎和男先生の連載があればそれだけで買う理由になってしまうのだが。なんにしても今後も続けてくれることになったのは良かったと言える。

2008-01-05 (Sat)

本田直之『レバレッジ時間術』

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)

時間お金と同じように「投資」して守らないといけない、というシンプルな発想だけどとても応用効果が大きいことを書いている。とにかくその概念重要で、それさえ頭に叩き込んでおけば他のテクニックなどもすんなり頭に入ります。この本そのものは文章も整理されて読みやすいのですぐに読めて、それだけでも良い投資になった気がします。聖幸さんがおすすめするのもよくわかる。

本田直之『レバレッジ人脈術』

レバレッジ人脈術

レバレッジ人脈術

つられてこっちも読みました。シリーズ40万部超。すごいね。要するに「人脈」を広げることというのは、人から会いたいと思われる人間になること、ということに還言できる。そのためのキーワードが「コントリビューション」で、カタカナなのはうまい日本語の対応概念がないからなのだろうな。

「人脈作り」とか言われるようないろんなことには興味はなかったけれど、書いてあることを実行するのはいろんな仕事をしていく上で重要なことだと思われます。プログラマにはここでのcontributionの重要さについて自然に理解して行動している人が多いと思われる。

2008-01-04 (Fri)

『Revolution OS』

Revolution OS [DVD]

Revolution OS [DVD]

これも買ったまま放置してあったのを年末年始時間のあるときを利用して見るシリーズ

Linux歴史についてのドキュメンタリである。日本語字幕の作成を手伝った人の中に知ってる名前がたくさんある。江渡さんとか。字幕翻訳は広く募集してやっていたようです。このへんとかに痕跡がある。

元の映像が作られたのは2001年で、主に関係者へのインタヴューを中心に歴史を振り返っており、登場人物Linusはもちろんのこと、Richard Stallman、Eric Raymond、Bruce Perens、Brian Behlendorf(Apache)、Michael Tiemann(Cygnus)、Larry Augustin(VA Linux)などなど。なかなか豪華です。FSFの活動にきちんと触れていて、ちょっとニヤっとするようなところも。おもしろいです。

DVD買わなくても@Niftyで配信していますが、こちらで見るためにはWindowsが必要という皮肉..。ぐぐったらニコニコにもあったみたいなんだけど今アクセスしてみたら見えなくなってました。

2008-01-03 (Thu)

河野泰弘『視界良好』

視界良好: 先天性全盲の私が生活している世界

視界良好: 先天性全盲の私が生活している世界

ツイてる!ポッドキャスト新春2008の2日目を聞いてたら橋本大也さんが言及していたんですが、それでそういえばその橋本さんの日記を見て買っていたのにまだ読んでいなかったことを思い出して引っぱり出してきました。

本は薄いのですが内容は新鮮な驚きがびっしりでとても読みごたえがあります。先天性全盲の著者が世界をどのように「見て」いるのかを淡々と綴っている本。

アザラシがどういう動物かわからないことなどから、ふだん我々が視覚でのみ確認してそれだけを現実としていることに気がついて愕然とします。ライオンのたてがみは触ったことがないからどんなものかわからないと言われると、そういえば自分たちもライオンはテレビなどで見ただけだと気づかされる。動物園でも遠巻きに見ているだけ。そのたった一つの感覚がないと想像したとき、わかるということがどんなことなのかを考えざるを得ません。

けれども本書で著者はそういった「見えない」ことよりも「見ている」ことをより前向きでユーモラスな筆致で書いています。自動販売機を「ランダム押し」して出てきた飲物はプルタブを開けた瞬間にそれがなんであったか判明します。皿に盛りつけられた料理は箸を鼻に近付ければなにかがわかる。トーストの焼き上がりも匂いでわかる。展示会に出かけていって写真を見るのが好きだと書きます。それは本当にとても豊かな完成で「見ている」ことが伝わってくる。

読み終わったとき、自分の世界の見方もちょっと変わったような気がする。良い本でした。

ジョン・ウッド『マイクロソフトでは出会えなかった天職』

マイクロソフトのアジア担当エクゼクティブだった著者は、休暇中に訪れたネパールの子どもたちが、アメリカ人間からみるとごくわずかなお金が足りないために満足な教育が受けられないということを知って衝撃を受ける。学校にはバックパッカーが置いていった本がほんのわずかにあるだけで、しかもそれらは盗難を恐れて鍵をかけられ置かれていた。自由に読めなければ知識を得ることもできないというのに。

自分たちのほんのわずかなお金でネパールに本を送り図書館を作ることができるはずだ。旅行中にアジアの山奥に本を届けようという夢を持った著者は、それを行動にうつします。そしてついに、大企業でのキャリアにもガールフレンドにも別れを告げて、途上国の子どもたちに本を届けるNPORoom to Readを起ち上げてしまうのです。

その活動は次々と仲間を巻き込んで、本だけに留まらず建物やコンピュータ教室、奨学金などの教育インフラすべてに渡る一大事業に成長します。目標は、2020年までに1000万人の子どもに学びの場を届けること。

自ら綴るその軌跡には、様々な決意があり逡巡があり偶然があります。著者が要所要所でどうやって物事を決めてきたのかを率直に書いているのを読んでいるだけでスリリングで、そして実際に大きなムーヴメントを起こしているのを知るとじっとしてはいられない気分になるでしょう。これは実際に読んでもらった方がいいです。オススメです。読むと泣く。

原題は『Leaving Microsoft to Change the World』で、表紙は原書の方が迫力あります。

Leaving Microsoft to Change the World: An Entrepreneur’s Odyssey to Educate the World’s Children

Leaving Microsoft to Change the World: An Entrepreneur’s Odyssey to Educate the World’s Children

交通インフラが整っていないネパールの山奥に大量の本を届けるために、ヤクの背中に本を積んで運ばなければならないこともある。単に本を送るということだけでもものすごく大変そうなことがわかる写真ですね。この写真そのものは訳書でも中に入ってます。

あと書きにによると Marc Andreessen が Room to Read投資してるみたいで、元Microsoft人間がやってる事業に投資してくれてありがとうと書かれている。

2007年のAmazonアフィリエイト年間ランキング

昨年は途中からマトモに書かなくなったので特に後半はあんまり数字になっていなくて、こういうの晒すのはもうやめようかと思ってました。が、他の人がやってるの見たらやっぱり気になって調べてしまったのでついでに貼りつけておきます。

集計は冊数ベースです。売り上げだと前後すると思います。以下ランダムにさらっと紹介。

『My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド』
My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド

My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド

これは本当にいい本なので売れてよかったー。ことあるごとしつこくオススメしてきた甲斐があったというものです。

生物と無生物のあいだ
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

これは本当に面白くて、私にとっての2007年最大の拾いものかも。『もう牛』とか『プリ本』とか(と勝手に略す)、著者の福岡伸一さんの他の著書をむさぼるように読んだよ。次は訳書にも手を出すよ。ていうか気付いたら本棚に訳書がいっぱいあった。読んでなかったけど。

2008-01-02 (Wed)

米原万里『オリガ・モリソヴナの反語法』

オリガ・モリソヴナの反語法

オリガ・モリソヴナの反語法

年末年始を利用した積ん読処理の一環です。

子供時代にプラハのソビエト大使館附属小学校に通っていて、ダンサーになることを志すが夢破れ、今はロシア語翻訳者をしているシーマチカこと弘世志摩が主人公。ソビエト学校での想い出深いダンス教師オリガ・モリソヴナの反語法とは、人を褒め殺しにするという特徴的な罵倒法のことだった。

舞台1990年、志摩がオリガ・モリソヴナの想い出を辿る謎解きの旅にロシアに来て当時の資料を紐解きはじめたときから、ロシアやソ連市民、周辺諸国の人々が体験した数奇な運命と、一時代の激動が次々と明らかになり..。

日本人の我々には想像を絶するような話でも同時代をその場所で生き、翻弄された人々にとってはそれが苛酷な現実そのもの、そして小学生時代をそこで過ごして接点を持っている志摩はそんな我々読者と舞台であるその時代、その場所との橋渡し役です。

ぐいぐい引き込まれて一気に読みました。これはもっと早く読んでおくべきだったなあ。文庫が出てから2年、著者が亡くなられてからもう1年半。ほとんど全てのエッセィを読んでいたのにこれだけは積んだままになっていたのはひとえにタイミングの問題。素晴しい。そして著者はもうこの世にいないのが惜しい。

これから読むなら文庫の方が入手しやすいでしょう。

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

これなくしては生きていけないWebサービス

TechCrunchのやつの真似をして自分でも選んでみる。

忠実に真似をすると「これなくしては生きていけないWeb 2.0サービス」にしなきゃいけないのだが、2.0の後に(笑)とか付けたくなる衝動にかられるので付けないことにする。好き勝手に選ぶとキリがなくなるので10個だけ。最初は気に入ってる順にしようと思ってたんですが、TechCrunchが辞書順なのでそれに合わせて並べなおしました。

Gmail

Gmailは本当に無いと生活できない。私の個人用のpublicなメールアドレスはこれだ。逆に言うとGmail以外の私のメールアドレスを知っている人は、会社仕事関係かごく個人的な交友関係がどっちかである。当初の容量の2GなんてMLいっぱいsubscribeしたらすぐ使い切るよとか思ってたが、2007年中にも着々と容量が増えていま見たら6G超えていたのでまだしばらく大丈夫みたいだ。

日本ではYahoo!メールがまだ懐しめのUIなので勝負にならないのもあってたぶんずっと使い続けるだろう。

Fastladder / Livedoor Reader

まっさきに思いついて入れなきゃいけないと思ったのがこれである。当初使っていたのはLivedoor Readerだったが、Fastladder登場を機に移行した。でも中身は同じなのでどっちでも好きな方を使うといいだろう。私は海外のfeedもけっこう読んでたので試しに使おうとした英語圏の人への共有効果を狙ってFastladderにして、以来そっちしか使っていない。

Webアプリケーションが(Macの)ネイティヴGUIアプリケーションに使用感で優ってしまうという信じがたい使い勝手を実現している。もはやこれなしにどうやって他人のblogを読めばいいのか思い付かない。

私の講読リストここにあるので興味ある人は見てください。わりと多い方なのでOPMLぜんぶimportしたりすると大変かも知れない。

Flickr

実は今はほとんど人の写真見るだけなんだけど、でももし自分が一眼レフデジカメとか買ってしまったら他のどこでもなくFlickrを使ってしまうだろうと思う。なんていうか、使ってもらうための仕組みがてんこもりWebサービスを作る上で、Flickrがどうしているか? というのを常に参考にさせてもらっている。そういえば『スケーラブルWebサイト』もFlickrだったなあ。全てのWeb2.0サービス教科書のような存在で、しかもいつのまにかあんなに巨大になってもちゃんと同じテイストサービスし続けている。すごい。

Reddit

Diggライクなソーシャルニュース系の中でほぼ唯一見ているのがRedditである。技術系の話題はほとんどprogramming redditで拾っている。日本版にはちょくちょくpostしてるけど、参加者が少なくて寂しい。もう少し人数いないとせっかく作った仕組みが機能しない感じである。みんなもっと使おう! 私のアカウントここ

話題になる内容が(日本版は特に)偏っているという指摘があるが、私にはちょどいい感じ(笑)。はてブと違ってコメントに反論も書けるし変なのは下がるし議論しやすいと思うよ。

Tumblr

これも自分では細々としか使っていないので大きなことは言えないのだが、一部のヘビーユーザが本当にヘビーに使ったおかげで自分が見ていたWebトラフィックの一部がtumblrに移動してしまったような感覚がある。手順を簡略化することで革命が起こるのはYouTubeの人も言ってたが、tumblrはreblogという操作でweb上の情報がそのままの形で伝播して行くのを簡略化してしまったので、これが根付いた世界というのは何かとんでもない可能性を持っていそうな気がする。

Twitter

2007年を代表するwebサービスをひとつ選べと言われたらそれはtwitterだったのではないか。海外ではFacebookだったかも知れないけど日本までは届いてないし、それに比べるとtwitterにハマってる日本人の多さは異常と言ってもいい程である。それから忘れちゃならないのが、中にネコがいるという手法を編み出した功績である。これは非常に大きい。このネコ手法によりついにRailsメインストリームに踊り出ることとなった(こら)。

個人的なことも書くと、twitterが爆発的に流行り出したのは去年の3月くらいからであると記憶しているが、私は2006年の10月くらいにアカウントを作ってるので日本人としてはかなり早い方である。そのおかげで私をfollowしている人のほとんどはアイコンがずらずら並んでるいちばん左上が私のやつになってるはず。これは登録順なのだ。ちなみにこのアイコンは去年亡くなった愛猫のLisaです。かなしい。

はてなスター

これも2007年を代表する素晴しいサービスだと思う。はてなスターリリース後は、他のあまたのwebサービスでもスター的なゆるくて手軽な投票というか賛意表明システム流行り出したような気がします。ひとつの流行を作ったと言ってもいいのではないだろうか。あとは「どこでもはてなスター」がとても良いですね。このおかげでDOM的にキレイHTMLを書く圧力がかけやすくなってうれしい。こうするとはてなスターが付けられますよ! とか言うと変えてもらえる(笑)。

思い付きだけど、ありもののDOMをいじくることを前提にしたサービスというのが今後もっといろいろ流行るのかも。そうなると面白いだろうなあ。

はてなダイアリー

そもそもこの日記を書いているのだから外すわけにはいかないのだけれど、去年は振り返ってもあまり有効に使っていたとは言えないなあ。ほとんどあとで書くばっかりだし。各社blogサービスと比してはてダのいいところはいろいろあるけれど、私が最大の売りだと思うのは変なほげほげ記法がいきなり追加されるところである。MML再生したりとか。ソースコードの貼り付けやすさは特筆に値する。

今年はもっとちゃんと使おうと思います。すみません。

はてなブックマーク

はてなサービスを3つも挙げてしまうと依存してるみたいでアレだが、はてブも毎日使ってるのでやはり無くなったらとても困る。これはLivedoor Readerが一発クリップ機能を実装したときに一瞬Livedoorクリップに移行しそうになったんだけど、なにかが原因でそのときに乗り換え損ねて、そうこうしてるうちにFastladderを使うようになってしまったのでそのままで今に至る。

私のブックマークは増減しつつも現在73人の方がお気に入りに入れてくださっているようです。アルファブックマーカーには足りないけど、にしてもこんなにたくさんの人が見ているとは驚き。

最近あんまり機能が増えてない気がするけど、インフラ関係もひと段落したようだしそろそろまたユーザビリティ向上するような仕組みがぱっと追加されることを期待します。id:naoyaたんがんがれー。

ニコニコ動画

先に白状しておくとプレミアム会員ではない。そもそも会員になったのもそんなに早くはない。欠かさず見るのはふちゃぎん家くらい。まあでもあれだけで凝り固まった心もとろとろにとけるのでそれだけでも価値は大きい。ふちゃぎん家ひとつ取ってみても、見るたびにコメントが増えて新しいコンテンツを形成していることに衝撃を受ける。あとニコニコ市場がひどい(褒め)。見に来たユーザ広告relevancyの責任を追わせるという脅威のビジネスモデル(笑)。その誕生ストーリニコニコ市場ができるまでに詳しく書かれているのでみんな読もう。


次点

Facebook

まだ本格的には使っていないので無いと生きていけないというわけではないのだけれど、少しずつネットワークが増えてます。この点についてはLinkedInも同様です。積極的に使ってはいない。私のページはここ

なんだけど、facebookについては今後一時期のmixi並みにハマる可能性があるような気がしている。ていうかもうmixiは自分が管理している谷山浩子コミュ以外はほとんど見てないんだけど、たまにログインしても日記の回転が以前より遅くて、もう自分の交友範囲ではどんどん使われなくなっているんだなーというのが実感できるんだけど、その分を今年あたりfacebookが持ってっちゃうかも知れないというような予感がある。わかんないけどね。それを確かめるためにはなんかアプリ作ってみないとね。


百式管理人さんのとはGmailニコ動しかカブってないですね。

2008-01-01 (Tue)

2007 Retrospective, 2008 Resolution

旧年中はたいへんお世話になりました。本年もよろしくお願いします。

さて、年明け前に書こうと思って書けなかった振り返り、そして本年についてつらつらと書きます。

2007 Retrospective

昨年は公私ともにいろいろなことがありました。

まずは14年ぶりにガンプラ制作の世界に戻ってきてその変化に驚いたり、7月に1年10ヶ月つとめた前職をやめてまたベンチャー企業に転職したりといった新しい挑戦や環境の変化がありました。新しい出会いがあり、新しい人間関係ができ、これからもずと大事にして行きたいと思う。

6月にRubyKaigi2007があって私はスタッフ側にいたのですが、これはその少し前に参加したRailsConfと合わせて、その後に続く大きな変化へ背中を押してくれて、いまの仕事なんかに繋がっていきます。

けれども、昨年はまたたくさんの別れがあって、5月に(前職の)同じチームのメンバー事故で亡くなり、7月には5年間私のそばにいてくれたLisa永眠し、そして11月になるころにitojunさん訃報が届いた。別れというのはいつかはめぐってくるものだのだけれど、受け入れるのには時間がかかる。いまでも想い出すと呆然としてしまいます。

結局、あんまり整理がついていない1年だったのかな、と思う。いろいろな変化があってなんとかそれにはついていっているし新しい環境で毎日楽しく過ごしているけれど、気持ちはどうだろう、振り返ってもすっきりとはいかないかな。そんな昨年でした。

自分のこと以外では、谷山浩子さんがデビュー35周年でアルバムが2枚出たり、Leopardが発売になったりiPod touchが出たり、といったことが印象に残っています。

2008 Resolution

さて今年ですが、いろいろあるけれど昨年の変化を受けてどんどん進んでいきます。仕事もフルスロットルでやるし、ガンプラも本格的に作るぞ。ガンプラについては項を改めて書きます。

それから、昨年のresolutionで英語blogを始めたいとか書いてたけど結局まだ始まってないので、それは今年こそ..。

梅田さんの影響でこの時期には「やめること」を考えたりしているのだが、前回の「やめること」にぼかして書いたことは昨年本当にやめることになった。今年なにをやめるか、まだきちんと考えていない。ただ、年末に自分の部屋を眺めていて「本を捨てよう」と決意した。いままでは買った本を売ったり捨てたりというのは一部の例外をのぞいてやってなかったんだけど、もう収拾がつかない。

『シリコンバレーの百年』

シリコン・バレーの百年 [DVD]

シリコン・バレーの百年 [DVD]

だいぶ前に買ってずっとそのままだったのでこの年末年始を利用して見ました。スーパースターが次々と画面上に表われて、熱っぽく語るのでそれだけで泣きます。ウィリアム・ショックレー、ヒューレット&パッカード、フレデリック・ターマン、ゴードンムーアにノーラン・ブッシュネル、もちろんウォズ&ジョブズの2人のスティーブも出てくるしマイクマークラもえらく長くしゃべってるし、グレイトフル・デッドジェリーガルシアなんてのも出てくる。すごい。

元のビデオが発売されたのは1999年なのでおそらく1998年中に制作したのでしょう。出てくるデータ1997年の売り上げがいくら、とかで現在との違いもまた興味深い。もし2008年になって『シリコンバレーの110年』を撮るとしたら、そのうち1/4くらいはGoogle物語になっていたかも知れない。そう、1998年制作だとGoogleはまだ出て来ないのです*1。たった10年なのに。隔世の感あり。同時に、この10年というのがGoogleの時代だったのだなあ、ということを実感する。それを知る意味でも見ておいて損はないです。

関連

シリコンバレーの歴史についての日本語の本なら 野口悠紀雄『ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル』がとても良い。『100年』の登場人物たち(特に最初の半世紀のキャスト)についても詳しく書かれているし、さらにその100年の前から変化が連続していたこともわかります。

ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル

ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル

あと、この『100年』のDVD原作本とおぼしきものがあるのだけれどUsed Storeでしか入手できないようです。

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*1:でも1998年ならYahoo!はもうかなりでかかったはずだけどやっぱり出て来ない

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