Agile Japan 2013 四国・愛媛サテライトに参加してきました。

休日を利用して5/25(土)に開催された Agile Japan 2013 四国・愛媛サテライトに参加してきました。
Agile Japan 2013 四国・愛媛サテライト - Agile459/アジャイル四国 | Doorkeeper

当日の流れはこんな感じ。

  • オープニング&アジャイル入門(懸田 剛さん)
  • 【録画中継】“Demand Technical Excellence” アジャイルにおける技術と品質の重要性(James Grenning さん)
  • 【録画中継】「柔軟心 (にゅうなんしん) と庭園デザインにおけるユーザーエクスペリエンス」(枡野 俊明 さん)
  • 【録画中継】「アジャイル開発のプラクティス・レファレンスガイド 〜アジャイル開発を適切に導入するための工夫と留意点〜」(山下 博之 さん)
  • 【ワークショップ】アジャイル開発のデザイン 〜 パタン・ランゲージを使って(懸田 剛 さん)
  • 【事例講演】「正しいアジャイル」でなくてもいい(わたし
  • 【事例講演】アジャイル開発導入について(岩井 克之 さん)
  • 【特別講演】 子規とよもだとAgileと(松本 聰 さん)
  • アジャイル句会(Agile459)
  • ライトニングトークス(有志のみなさん)
  • サテライトふりかえり & クロージング(懸田 剛 さん)

午前中は前日に東京で開催された本会の講演をUstreamで、午後はAgile459メンバーによる四国独自の講演を、といった具合に進んでいきました。
時間配分がうまくいかなくて「アジャイル句会」は次回(?)に延期となってしまったのが残念でしたが、ぜひ次こそは!


四国・愛媛サテライト独自の部分について軽くまとめてみます。

オープニング&アジャイル入門

懸田さんのオープニングで四国・愛媛サテライトが開始しました。
愛媛はサテライト開催、皆勤賞だそうです。(凄いですね〜)

オープニングに引き続き、アジャイル入門のセッションがありました。
個人的には以下のお話が「ふむふむ」と納得させられるものでした。

  • システムの20%しか使っていない(39スライド目)
  • 「価値⇔原則⇔プラクティス」の関係(43スライド目)
  • 価値の最大化(46スライド目)
  • 反復漸進的なプロセス&プロダクト(47スライド目)
  • 進めながら計画を変更する(52スライド目)
  • ひとつのチーム(54スライド目)
  • 技術卓越(55スライド目)

【ワークショップ】アジャイル開発のデザイン 〜 パタン・ランゲージを使って

録画中継〜お昼休憩をはさんでまたまた懸田さん、今度はワークショップでした。
手元に資料がないので詳細は書けませんが、楽しくて考えさせられるものでした。

【事例講演】「正しいアジャイル」でなくてもいい

次はわたしの講演でした。

アジャイルを目的としないために、はじめからアジャイルな手法にとらわれなくて良い、ということをお話させて頂きました。
途中で1つ2つ笑いを仕掛けたんですが・・・大爆笑とはなりませんでした(^^;)


【特別講演】 子規とよもだとAgile

次は松本さんのご講演。
ホントは岩井さんの出番だったんですが、講演直前にPCハプニングが発生して急遽松本さんが先行してやることになりました。

印象に残っているのは
「閉鎖性からの開放」
「常識から抜け出す」
が大事という部分のお話で、確かにな〜と思いながら聞いていました。


ちなみに「よもだ」というのは伊予弁(愛媛の松山付近で話される方言)で、「いいかげん」とか「ふざけている」という意味です。
銀座と日本橋で自家製麺の生蕎麦と本格インドカレーの立ち食いそば「よもだそば」


【事例講演】アジャイル開発導入について

次は岩井さんのご講演。
テストコードの書き方やペアプロについてのお話でした。

講演後の会場からの質問で
ペアプロ実施したらどのくらい工数かかりますか?」
というのがあって
「よく2倍って言われるけどそこまではいかない。感覚的には1.5倍くらい。」
と言っていたのが印象に残っています。
わたしはペアプロは実施したことありますが、プロジェクトを通してず〜っとペアプロを徹底したことはないので「そのくらいなのか〜」という感覚を与えてもらえた気がします。


ライトニングトーク

次は有志によるライトニングトークス。
実はこの日の朝スタッフ会議をした際に、有志がお一人しかいないことが判明。
このコーナーの時間が余ってしまいそうだということで
「わたしもLTしましょうか?」
と飛び入り参加させて頂くことになりました。
急だったこともあり、DevLOVE四国でお話させて頂いたものを使い回しました。

ここでも仕込んだ笑いはややウケでした(^^;)


感想

今回わたしはスタッフとして参加したんですが、スタッフらしいことは何も出来ませんでした。
遠隔地にいるということを言い訳に、事前の打ち合せ等にもあまり参加できず・・・
次回からはもっと積極的に関わりたいと思います。

時間配分でうまくいかなかったところがあって「アジャイル句会」が実施出来なかったことは残念でしたが、最終的に参加者のみなさんに「ためになった」「勉強になった」「楽しかった」と笑顔で言って頂けました。
この笑顔を引き出すというのはなかなか難しいことで、それを引き出せたということはカンファレンスとして成功だったのではないかな?と思っています。
自分を含め、参加者のみなさんの楽しめる場となってよかったよかった。