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踰矩ブログ(耳不順を改め) RSSフィード

 2016年の新年に当り、弊ブログのタイトルを変えることとした。論語の「70にして心の欲する所に従い矩を踰えず(のりをこえず)」をもじり、矩を踰える趣旨で「踰矩」ブログに変える。音読みで「ゆく」、訓読みで「のりこえ」と読んでほしい。今までの「耳不順ブログ」にもそれなりに愛着があり、また、継承関係を示す意味で、「踰矩ブログ(耳不順を改め)」とかっこを付けた。  趣旨の詳細は、2016年1月1日付けの記事で説明してあるが、要するに、長いサラリーマン生活を終え、60歳、70歳になって気ままに過したいということだ。
 本ブログは、2006年頃から非公開で書き溜めていたものを2010年に公開し、その後諸事に関する私の雑感を綴ってきた。タイトルの「耳不順」、「踰矩」に従い、偏った視点でと思ってきたが、そのことより、長い、くどい、話題が固いと評判が悪い。
 本ブログにコメントが寄せられても、有難いことだが、かねての方針通り、原則として耳を傾けない(順わず)こととします。マナー違反にご容赦のほどを。(2016年1月記)
 似顔絵の経緯は、2011年12月11日のブログを参照。 [累計アクセス数統計については、2017年8月7日以降、はてなダイアリーのカウンターサービスが廃止となった。]

2018/03/25 (日)

[] スマホ機種変更(6代目)

 1年半ぶりにスマホ機種変更した。2010年11月の日本での初代Androidの購入以来の6代目の機種。5代目は2016年10月に買った「isai vivid LGV32」(韓国LGエレクトロニクス)。前回の機種変更の経緯については、弊ブログ id:oginos:20161030スマホ機種変更(5代目)」を参照。

 今回の機種変更の理由は、isaiの電池の持ちと動きが極端に遅くなったことだ。このLG社のisai vivid は、私としては初めての外国製ということもあり、相性が悪かった気がする。それまで日本製ばかり使っていたのは、おサイフケータイが使えること(これはその後外国製も対応)とストラップ穴があることなどで、国産品愛好ということではなかった。しかし、LGのisaiは、購入後1年も経たない2017年8月に電車に乗っている間に画面が消え、その後全く動かなくなった。auショップに行くと、即故障と診断され、購入1年以内ということで無償交換となった。ということもあって、相性悪く感じていて、機会あれば買い替えたかった。

 今では機種変更は身辺雑事の類で、今回の機種変更にも面白い話は殆ど無い。機種カタログを見ても、昔なら心躍らせて新機能を見比べていたものだが、今では目新しいことは感じられない。結論から書くと、買い換えた機種は、ちょっと古い(2017年11月発売)、シャープAQUOS sense SHV40

 機種選定の経緯を少しだけ紹介する。ほしいと思える新機能の付いた機種が無いまま、音がいいと言われているソニーXPERIAにでもしようかと思ってショップに行った。すると9万7千円と高価なのでがっくりした。携帯ごときに9万円も出す気はもうしない。ストラップ穴も何故か無い。店員に、ストラップ穴が付いている機種は無いかと聞いたら、ショップ中探して、QUA phone(京セラ)しかないと言うので、また驚いた*1。一瞬このQUAにしようかと迷ったが、おサイフケータイ機能が無いということで、断念した。

 買ったAQUOS senseは3万2千円で、価格がリーズナブルというの(だけ?)が取り柄だ。AQUOSは、2年間使った4代目のAQUOS Serieと同じブランドで、懐かしい。バッテリーの持ちがよかったという記憶がある。

 新機種を使っている感想としては、ポケットから取り出す時や操作の時に、スマホを取り落とさないかとの不安に襲われる(精神医学では、不安症のうちの「限局性恐怖症」*2に該当しそうだ)。また、少し相性の合わなかったLGの方が使い勝手がよかったところも多かったと思い直し、懐かしく感じている。例えば、電話がかかってきた時に、前機種では耳に当てると自動的につながったが、新機種ではできない(ようだ)。着信音が鳴って慌てて操作したが、ロック解除のスワイプの方向が違っていて(前は右方向、今は上方向)、出られなかった。家にいたので直ぐ固定電話に掛かってきて実害はなかった。

*1:数か月前のテレビで、古い時代の携帯電話象徴として、引出し式のアンテナと並んでストラップが挙げられていたのを思い出した。手からの滑り落ちを防止するためのストラップは必要というのが私の考えで、家人もこの意見には同意しているが、今ではストラップを付けたい人は、ストラップ穴があるケースを装着するしかない。ただし、私はケースを付けるとポケットの中で少しかさばるので嫌だ。

*2閉所恐怖症高所恐怖症、ケガをすることや虫などを恐れる、など

2016/10/30 (日)

[][] スマホ機種変更(5代目)

 2年ぶりにスマホ機種変更した。2010年11月の日本での初代Androidの購入以来の5代目だ。以下、1)機種変の理由、2)機種の選定、3)機種変の成果、4)若干のトピックについて説明する。今では機種変は身辺雑事の類だ。今回の新しみもストラップ穴の付け方ぐらいで、余り面白くない。機種変に直接関係ないが、最後にバス乗換案内アプリについて紹介する。約5,000文字と長くなった。ご容赦を。

1) 機種変の理由

 2014年11月の4台目への機種変更の次第は、id:oginos:20141206 に書いた。この4代目のAquosはほぼ2年間と私としては長い期間お世話になり、すなわち満足度が高かった(特にバッテリーの持ち*1 )。今回の機種変の理由は、ひとえに動作が遅くなったことだ。

 動作が遅いというのは、特にポケモンGOをしていると顕著だ。スワイプ(画面を指で滑らせてボールを投げる等)が極めて緩慢にしか動かないし、多くが当らない(順調な時もあるが稀)。家人と一緒に散歩しながらポケモンGOをしていると、追い付いていけない。足手まといとまで言われて、機種変を慫慂された。確かに、私の周りでポケモンGOを楽しんで高ランクのレベルに達している人達に聞いてみると、ここ半年ぐらいで機種変をしている。たまたま50代と60代の女性達だが、レベルで26、25、23と凄い(凄さの説明は略)。私は約1か月前にレベル22に達した後、停滞している。やはりスマホは長く使っていると、いろんなアプリやデータが溜ってきて、メモリーが足りなくなってくるのが原因だろう。従来、1年強で機種変を繰り返してきた(それぞれ理由はある)私に呆れていた家人からの要請を奇貨として、auショップに行って製品カタログを貰ってきた。

2) 機種の選定

 auの機種カタログを見るが新機種で欲しいと思うスペックがない。最新鋭の機種は6-7万円する。大した機能アップがないのにそれだけのコストをかけるのには躊躇する。それで、コスト優先で多少古くてもいいかと思う。てなことを考えているうちに、auからのメルマガで、「機種変更au購入サポート」なるキャンペーンを発見した。http://www.au.kddi.com/mobile/campaign/change-support/ (このURLが長く残るとは思わない)

「利用が16カ月目以上の方が機種変更時に対象機種をご購入いただくと、本体価格から割引」するとある。対象機種は次の4種類で、かっこ内は割引額だが相当大きい。

 ざっと見ると、何れも昨2015年の夏モデルのようだ。近くのauショップに電話すると、最初の2つ(Galaxyとisai)しか店には在庫がないという。取りあえず、店に行って話を聞いた。同店から他の2機種を注文しても何時になるか判らない。顧客がauのネットで直接注文することも可能だが、その場合、品物が顧客の所に直接配達されて、機種変更の設定は顧客自身がやらなければいけないという。あくまで店の在庫品を処分したいらしい*2。設定を自分でやるのは想定外なので、冒頭の2機種から選ぶこととした。本当は前機種と同じAquosが安心だったが、別の機種にトライするのもいいかと考えた。

 最初は少し小さめのGalaxy(画面サイズ5.1インチ。isaiは5.5インチ)で購入手続きを進めていたが、致命的な欠陥を発見した。外部メモリーカード(SDカード)が装着できないことだ*3

 私の現在持っているAquos SHL25は、内蔵メモリーがRAM 2GB、ROM 32GBで、これに外部メモリーとして長らく16GBのSDを装着してきた(数年間同じものを引き継いでいる)。それで、内蔵メモリーの空き容量は9.5GB、外部メモリーは4.9GBだから(単純計算では、内蔵で24GB、外部では11GBの計35GBを使用)、このGalaxy S6の内蔵メモリーRAM 3GB、ROM 32GB、外部メモリーゼロでは不安だ。ということでやむを得ず、isai vividにした。画面サイズが5.5インチと大きくて扱いにくいが(後述)仕方がない。

 定価77,760円の機種が66,960円割引で10,800円(何れも税込み)となり、幸せな気持になった。実は、このキャンペーンを見るまでは、今回の機種変は、欲しいと思うような新機種も無いことから、コストはできれば4-5万円以下に納めたいと思っていたので、望外の結果だ。ついでに、数年間使ってきた16GBのSDを32GBのSDに買い換えた。auの純正品で12,430円(税込み)と高い(64GBだと2万円以上だ)。量販店で買えばもっと安いのがあるのは判っているが、今ここで買えばデータの移し替えもやってくれるだろうという期待で買った(何故か割引があって、最後には8,886円になったのも嬉しい)。

 機種変の手続きや、データの移し替えに時間が掛かって(途中ミスもあったが)、ショップには3時間もいて疲れた。店員もお疲れさま。

3) 機種変の成果

新機種と前の機種との主な仕様の比較。

項目新機種前機種
isai vivid LGV32(LG社) Aquos Serie SHL25(シャープ社)
発売年2015年9月2014年
Androidバージョン5.15.0.2(当初は4.4)
内蔵メモリーRAM3GB2GB
内蔵メモリーROM32GB32GB
外部メモリー(SD)(最大)32GB(128GB)16GB(128GB)
画面サイズ5.5インチ5.2インチ
重量150g141g

 機種変更の結果は、コストパフォーマンスの点で、概ね満足した。特にポケモンGOのパフォーマンスの改善が凄い。どんどんボールが命中する。しかし、既にやや飽きてきていたし、これから、既にハイレベルに達している周りの女性達に追いつける自信も気力もない。

 感想として、前機種シャープAquosIGZO液晶のバッテリー持ちは、宣伝しているだけあってよかった。また新しい方のisaiの液晶は、かねての触れ込み通りきれいだと思う。

4) 若干のトピック

 私としては初めての外国メーカーの製品だが、困ったことがいくつかあった。

〇 ストラップ穴を開けた

 私のかねてからの携帯電話の選定基準は、a)グーグルと相性のいいAndroid*4、b)ストラップ穴のあること(後述)、c)ライトが使えること(テーブル下に落ちたものを探す時などに便利)、d)片手持ち片手操作ができること(混んだ電車の中で鞄を持ち、立っていても使える)、e)Suicaなどの電子マネーを使える(iPhoneでも新しいiPhone7で、この10月25日からやっと使えるようになった)、などだ。

 b)のストラップ穴について説明すると、先ず落しにくくなる。d)の片手持ちとの関係も深いということで、私としては従来絶対に近い条件だった。しかし、何故か外国製品には少ない。iPhoneにも無い。ストラップ穴が付いたケースを装着する方法(家人がしている)もあるが、分厚く、重くなってポケットに入れるには問題がある。そういう意味で、私は大きいのは好まず、今回の5.5インチというのは、元来は考えられない選択だった。

 コストパフォーマンスがいいということで、isaiをやや衝動的に買ったが、ストラップがないのはやはり非常に不安になる。滑り落すのではないかとの強迫観念に襲われる。また、片手持ち片手操作ができなくて、何時も両手を使うのは外出先では不便だ。片手持ち片手操作は大きさが外的条件だが、心理的にもストラップがないと不安が先立ち、操作が大きく制約される。言い換えると、サイズの大きさのハンディは左手(私の片手持ちは左手)の指を大きく動かす、手のひらをずらすなどである程度補償できるが、ストラップを付けていないと滑り落しそうでうまくできない。

 前置きが長くなったが、isaiをよく見ると、裏蓋はレザーだ。開けてみると、プラスチックのケースに薄いレザーが接着されている。よく見ると、スピーカー穴と呼ばれる穴と、他の機能にあまり影響のなさそうなスペースがある。それで、スピーカー穴の近くに、大工用品のキリで穴を開け、糸を通して、手持ちのストラップを通すこととした。キリでの穴開けは、レザー部分はともかくプラスチック部分が予想外に硬く、時間が掛かったが何とか成功した。写真は、その裏蓋部分にストラップを装着したもの。下部がストラップ穴。上部にカメラのレンズ、電源ボタン、音量調節ボタンが上下に並んでいる。

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 今回のストラップの装着は、仮設住宅のようなもので、頑丈さに信頼が置けず徐行運転だが、やはりストラップがあるのは安心できる。大きいので指が届かない部分もあるが、その場合は両手操作として、何とか工夫している。

〇 電源ボタンの位置

 戸惑ったのは、電源ボタンが裏蓋部分にあることだ(写真参照)。このことにより、片手操作の場合、特殊な指捌きを必要とする。2-30秒程度でバックライトが切れると、人差し指を裏側に廻し、ブラインドタッチで電源をオンにする。電源ボタンは、音量調節ボタンやカメラのレンズと近い場所にある。レンズを汚さないかと気に懸る。習熟の結果、何とかブラインドタッチで届くようになったが、若干時間が掛かり、不満だ。

〇 バス乗換案内

 この1-2か月は、スマホの動作改善のため不要と思われるアプリの削除に努めてきた。機種変によりメモリーに余裕ができた。機種変とは直接関係がないが、新しく入れたアプリを紹介する。バス乗換案内だ。「乗換案内NAVITIME」の付加アプリとしてインストールした。

 前置きの説明が必要だ。東京都では70歳以上の高齢者を対象とした「シルバーパス」制度がある。弊ブログ(id:oginos:20160101 中の4)a)でも紹介したが、年間20,510円*5で、都内のバス(都バス、民営バス)と都営地下鉄都電日暮里舎人ライナーに無料で乗車できる。私は、区の老人大学等に週2回通う際に民営バスを利用している。この10月からシルバーパスを買えるようになり、早速買い、使っている。

 半月前には、東京駅丸の内のKITTEで開催された証券会社講演会に行った時に使った。私は世田谷区の西部に住んでいるが、都立大学前駅行きのバスに乗り、そこで乗り換えて(等々力駅発)東京駅丸の内南口行きのバスに乗った。2時間半かかったが、私にとって時間は無限にある*6。友人が、遊びに行くときに金がかからないのでやましさが薄れると、一般にはやや意味不明のことを言っていたが、私にはよく判る。

 シルバーパス活用のため、既に「東京都内乗合バス・ルート案内 ’16~’17年版」(東京バス協会2016年2月、1,200円)を買っていた。これは有用だが、新しい場所に行くときにどのルートが適切かを探すのは結構大変だ。スマホの乗換案内のアプリは、経路検索の条件(飛行機、新幹線等の利用の有無)を設定できるが、通常、鉄道の利用が前提となっていて、それを外すことはできない。この意味で、NAVITIMEの「バス乗換案内」は画期的だ。経路検索に加え、指定時刻のバス時間も検索してくれる。バス停を登録して現時点の時刻表ワンタッチで表示してくれる。

 ちなみに私のスマホに登録されている乗換案内アプリは、次の通り。

a)ナビウォーク(駅間だけでなく、「トータルナビ」というスポットtoスポットのルート(徒歩、自動車を含む)も検索してくれる*7 )

b)バス乗換案内(NAVITIME)(上述)

c)前にも紹介した(id:oginos:20160801中のb)、ジョルダンの乗換案内(青春18きっぷのルートを検索してくれる)

a)は有料だが、b)、c)は無料だ。

 バス乗換案内は便利だが、東京シルバーパスの利用者から見ると不満がある。バスに加え、都営地下鉄等も対象にした乗換案内も欲しいし*8、スポットtoスポットのトータルナビも欲しい。有料アプリでも構わない。ただ、利用者は70歳以上で、スマホの所有者という条件だから、あまり売れないかも知れない。

*1:ポケモンGOをプレーしていると直ぐ消耗するが、どのスマホでも同じようだ。モバイル充電器を持ってポケモンGOをしている人は多い。

*2:isaiは、最新の製品カタログに記載されていない。この11月中旬に新製品が発表されるとのこと。

*3:これはauスマホの中では非常に珍しい。2016年vol.5の製品カタログ中、スマホの機能仕様一覧に出ている16機種の中で、外部メモリーがないのはこの機種だけだ。

*4:例を上げると、私はOSとしてChromeをPCとスマホタブレットで使っているが、ブックマーク、履歴などを共有できて甚だ便利だ。

*5住民税非課税等の人はわずか1,000円。20,510円と1,000円の2段階しかない。

*6:長時間のバスの中で何をしているかというともっぱら読書が多い。青春18きっぷ等の電車の中では、本を読んでいると何故か疲れる。速度と車内振動が関係しているのかも知れない。バスは渋滞する時もあり、身体に優しい。

*7:長く使っているので沢山のスポットが登録してある

*8:先週、市ヶ谷で友人と会ったときは、世田谷渋谷のバス、渋谷新宿のバス、新宿市ヶ谷都営地下鉄新宿線を利用した。

2016/08/19 (金)

[][] ポケコイン無料配布キャンペーンに騙された

 ポケモンGOについては、弊ブログ青春18きっぷ2016夏」(id:oginos:20160801)で触れた。今回の青春18きっぷの目的の1つは、ご当地ポケモンのゲットだ。

 本稿では、小話題を3つ取り上げる。1)青春18きっぷの利用、2)ポケモンGOの進捗状況、3)写真写真商品商品キーワードキーワードレストランレストラン動画動画 ファイルファイルポケモンGOをかたるキャンペーンに騙されたことだ。

1) 青春18きっぷ

 予想はしていたが、夏の暑さは厳しい。熱中症に注意しろとテレビでもうるさい。私の対策は、水ペットを用意する、帽子をかぶる*1、余り外を歩き回らないことぐらいだ。今回の目的の1つのポケモンGOと歩き回らないこととは矛盾して残念だが、健康を優先することとした。他の所持品は、バックパックに、小型JR時刻表、図書館で借りた当地の観光案内、電子辞書、モバイルバッテリー(ポケモンGOで消耗するスマホの充電用)、長袖のシャツ(電車の中は冷房がきついことが多い)などだ。

 それで、現在時点で5か所のうち2か所へ行った。静岡(静岡駅前の静岡市立美術館で開催中のエッシャー展)、山梨県の身延からバスに乗って身延山久遠寺だ。何れも自分が行ってないことぐらいが理由。静岡市では、名物と言われるおでん横丁も行かず、清水に途中下車したが三保の松原も断念した。

 身延山は、3つ予想外だった。a)身延線の運転間隔が2時間なので、行動がすごく制約された。b)久遠寺の中にある「菩提梯」という階段がきつかった。高さ104m、段数287段。c)山だから涼しいだろうと思ったが、34-5度の猛暑だった。

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 「菩提梯」の写真を3枚示す。下からと上からと、ピッチのきつさを示すものとだ。ピッチというか、蹴上が高い。単純計算で104m÷287段で約36cmだが、実際は踊り場が6か所あるからもう少し低いだろう。建築基準法では蹴上は23cm以下が基準だ。ピッチの部分の写真に写っているポケットティシュー(約10×7cm)は寸法の目安。下りの時は用心のため、手すりに手を掛けっぱなしで降りてきた。

 「菩提梯」を昇ったところにある本堂などは実に立派で、流石に日蓮宗の総本山だと感心し、本堂広間で疲れのため暫く寝ころんでいた*2

 往きの電車の中では電子辞書で、身延山、日蓮宗について勉強した。その中に豊臣、徳川時代以降に、日蓮宗の中で、「不受不施派(ふじゅふせは)」 *3論争というのがあり、法華経を信仰しない者から施し(布施)を受けたり、法施などをしないということが、日蓮の元来の教義であったが、幕府から禁止されたと書いてあった。私は法華経に限らず信心が薄いから、さい銭を上げるのは日蓮に対し失礼かと省略した。もっともこの論争の中で身延山久遠寺は、受不施派として幕府側についたから、不信心者からのさい銭でも受け取るであろうが。

 概して、身延山は感銘を受けた。行った甲斐があった。

2) ポケモンGOの進捗状況

 私は今までぶきっちょなこともあり、プレーステーションなどのゲーム類は殆どやってこなかった。スーパーマリオやWIIなども、子供や妻、孫などが遊んでいる中、加わらなかった。たまにやってみても大体無残な結果になる。

 ポケモンGOをやろうと思ったきっかけは、日本に配信された7/22の夜に、同期の友人がインストールして早速ポケモン1匹ゲットしたと、フェイスブックに書き込んでいたのを見て、そんなに手軽なものなのかと思ったことだ。私も翌23日にインストールしたが、たまたま旅行先の避暑地ではあまりポケモンが出なかった。その後、識者が、このゲームは、よく歩くし、指を使うから認知症予防によく、高齢者向けだと言っているのを見て、帰京後7月末から始めた。

 もう1つは、家人とはかねて共通の趣味もなく、関係も微妙だが、一緒にやろうかと誘ったら乗ってきたことだ。一緒に近くや、バスに乗って世田谷公園、電車に乗って新宿御苑などまで行って歩き回っている。当初私がリードしていたが、まもなくゲーム上手の家人に抜かれた。そのうち猛暑の歩き回りで家人が夏ばてし、その間に私が抜き返した*4

 知らない人のために少しだけゲームを説明すると、歩き回るのは、a)各場所で出てくるポケモン(200種?ぐらいあるか)にモンスターボールを当てて(指で画面をスワイプする)ゲットする、b)あらかじめ設定されているポケストップに行って、モンスターボール等の道具を入手する、c)あらかじめ設定されているジムに行って、そこで自分のポケモンをバトルさせる、ことのためだ。そのために、自分(トレーナーと呼ぶ)のレベルを上げ(ポケモンのゲット等によるポイント獲得)、沢山の道具を所有していくことが重要だ。同じ地域ではポケモンの種類が限られるので(新しいポケモンだと獲得ポイントが大きい)、あちこち歩き回るし、珍しいポケモンが出るスポットの情報を得て遠出することになる。

 この際に、まさに「歩きスマホ」の状況になり、気をつけなければいけない。心得としては、ポケモンが出ると振動で知らせる設定にして、歩く時はスマホから眼を離す(ポケストップは振動の設定ができないから時々眼を向ける必要がある)、ポケモンが出たら、歩行レーンから少し脇に寄って立ち止まり、捕獲作業をする、などか。

 青春18きっぷによる成果は、実は余り無かった。炎天下で歩き回らなかったこともあり、新しいポケモンは静岡ツアーで2匹、身延ツアーで1匹に過ぎない。電車で高速に移動している時間は、ポケモンもポケストップも高速に移動し、捕まえるのが困難だ。駅に停まっている間に急いでゲットすることが必要だ。都バスで移動中の方がまだ容易だ。それに後述するが、かねてスマホスワイプの調子が悪く、ゲットの効率が悪化してきている。

 ご当地ポケモンについては不明だが、上記の新しいものは特にレアものではなさそうだった。ご当地ポケモンといえば、8月10日に東北3県で、復興対策の一環として新しいポケモンの登場も検討されることが発表された*5。現在具体的なことはまだ発表されていない。今回の青春18きっぷの行く先として郡山などをかねて考えており、それまでに具体化することを期待している。

 18日現在の私の状況は、トレーナーレベルが17、獲得ポケモンが64種類(捕まえたのは381匹)だ。まあ一応やっていると言えるレベルかと思う。その他どういうカウントをしているのか不明だが、歩行距離72.47kmとある(ある説明によれば時速10km以下での移動だという)。訪れたポケストップの数は560か所だそうだ。ただ、かねて悪いがこの1両日、効率が極度に悪化している。ポケモンをゲットするボールのスワイプ(指でスマホの画面を滑らせる)が効かず、ボールがどんどん浪費する。一頃は200個以上あったボールの在庫が今は20個足らずだ。昨日はポケモンが出ても見逃していた。それからボール等を補給できるポケストップでは、表示される円盤を指でスワイプして回転させないと道具がもらえないが、これが回転できない。スマホの問題かと思い、駅前のauショップに行ってタッチディスプレーの不具合かと訊いてみた。他のアプリの画面では問題なくスワイプできるから、ポケモンGOのソフトの問題でしょうとすげない。暫くおとなしくしていて様子を見なければいけないと覚悟した。

3)  ポケコイン無料配布キャンペーンに騙された

 さて、標題の話だ。恥を忍んで紹介する。ポケコインとは、ポケモンGOで使うモンスターボール他の道具をショップで購入するための通貨だ。100コインが120円で、沢山買えば割安になる。道具の価格は、例えばモンスターボール20個で100コイン。各種の道具は、ポケストップで入手できる(ただし何が入手できるか判らないし、ポケストップに行かなければいけない)外、ショップで購入できる。ぶきっちょな私は、スマホの不具合もあり、今まで1,200円分のコインを購入している。

 それから、攻略本が出ていない状況下で、「ポケモンGO攻略ニュース」というサイトでよく情報を得ていた(http://pokemongo-news.com/ )。このページの最初の方に、6万枚コインを集める方法とかのバナーが幾つか出ていて、結果からいうと、これに騙された。

 これらのバナーは今までは気にも留めずにいたが、引っかかったきっかけは、8月15日夜に、翌16日夜23:59までの限定として、「日本上陸、世界1億人突破記念として、60,800枚のポケコイン(現金で5万円相当)を進呈するキャンペーン」を実施とあったのを見つけたことだ。翌16日はたまたま上述の身延山に行っていて、久遠寺の本堂で、疲れてひっくり返っている時に、スマホでこのキャンペーンのバナーをクリックした。すると、対象スポンサーの内から1件登録すれば、必ず60,800ポイント(5万円)を進呈とある。対象スポンサーとして10数社のサイトがリストアップされ、そのうち1つに登録すればいい。その1つに楽天カードがあった。

 私は、かねて楽天市場を利用するためだけの会員だったので、この機会に年会費無料の楽天カード(クレジットカード)に申し込むこととした(如何にも安全そうな企業だし)。楽天カードへの申込みは、その後楽天のサイトで進められ、2-3日中にカードが送られてくることとなった。これで直ぐ60,800コインがもらえるかと思ったら、次に無料サイト5つに登録することが必要と出てきて、しかも抽選らしいとの表現がある。確か、楽天カードに申し込むだけで60,800コインと書いてあったと思い、その後は、そのサイト(manekinというようだ)からのメールは無視した。

 それで、スマホでポケモンGOを起動して60,800ポイントが入金されているかをチェックしたがその気配はない。この時点ではまだはっきり騙されたとは気づいていない。それでも薄々おかしいと思い始め、夜帰宅してから、このようなゲームに詳しい次男に電話して、このキャンペーンのことを訊いてみた。次男は勤務先からの帰宅途中だったが、心配して電話とメールもくれ、次のサイトを教えてくれた。

「ポケモンGOのポケコイン無料配布キャンペーンは安全? 本当の方法は?」

http://netdeokane.com/pokemongo-caution 

 この中の危ないサイトのリストの1番目に掲げられているのが、「manekin」サイトで、がっくりした。手口もまさに同じ方法で、無料サイト5か所に登録した後は最後は抽選となるらしい。確率ははっきりしない(恐らくすごく低い)とある*6

 次男のご託宣は、多分個人情報を集める手段で直接の被害は無いかも知れないが、今後各所から迷惑メールがわんさと来る可能性があるとのことだ。その後、manekinからのメールは、スマホの携帯メールの特設フォルダーを作ってそこに自動フィルタリングして監視することとした。いろんな同種の騙しメールが、2日半で32通来た。他のサイトからの迷惑メールの増加はまだ観察されていない。

 以上、ポケモンのコイン欲しさの欲ボケの結果で、誠に恥かしい。何時も見ていて参考にしている攻略サイトに出ていた「日本上陸、世界1億人突破記念キャンペーン」の言葉にコロッと騙された訳だ。グーグルやアマゾンのフリーないし低額のサービスに慣れ親しんでいると、あり得ることかと思ってしまうというのは弁解だ。スマホでのゲットの効率が悪化している中で、6万コインもあればいろいろ豪勢にやれるなと夢見ていた。久遠寺の本堂で、騙されの申込みをやっていた訳だ。眼の前にいた本尊も注意してくれなかったが、さい銭をけちったせいか。

 ところで、前述の「ポケモンGO攻略ニュース」というサイトは、それまではスマホ又はタブレット(ポケモンGOを動かしているスマホと並べて見る)で見ていたが、今回の騒ぎの後改めてこのURLをPCで見たら驚いた。60,800コイン無料配布キャンペーンなどの(今から見るといかがわしい)各種のバナーが無い。慌ててタブレットで見ると、いかがわしいバナーは多い。念のため、「PC版で見る」を選択したらこれらの見づらいバナーは消え、如何にもまじめな攻略方法だけのページのようになった。まるで、タブレットでは別の人がPC向けのページを同じURLで乗っ取って運営しているようだ (こういうことはよくあるのかな)。よく判らない。

*1:縁のあるhatが望ましいが、どうしても私には似合わないと思い、庇のあるcapで代用。

*2:寝ころぶのは、加山又造の黒龍を描く大天井画の鑑賞にもいい。

*3https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%8F%97%E4%B8%8D%E6%96%BD%E6%B4%BE

*4:この高齢者にいいというのはよくない。歩きスマホの危険の方が高い。

*5:ITmediaニュース 2016/8/10 「被災した東北3県と熊本県「Pokemon GO」とコラボ レアポケモンの出現も検討」 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1608/10/news078.html また、http://logmi.jp/155928

*6:ちなみに、同サイトで最後に紹介されている「本当の方法」というのも本当かどうか判らないし、近寄らないことした。