まりふのひと

粗大ごみ処理手数料をエクセルで解析したが...

田布施町のWebページ によれば、

  • 可燃性の粗大ごみは周東環境衛生組合清掃センター(柳井市民球場沖)に搬入することになっている。
  • 処理手数料は「重量に応じて有料になります」とあるが、具体的にはわからない。
  • 「電話(22-2270)で聞け」と言いたいのであろう。

電話番号が載っているのはいい。しかし、今、インターネット中なのである。柳井市の市民生活課に了承をとって、ごみの出し方(粗大ごみ)のページ にリンクを張るのが田布施町民へのサービスというものではないだろうか?
「リンクを張るべきではないか」と「町政へのご意見・ご提案はこちらから」から提言? しようと思ったが止めた。 田布施町の粗大ごみのページは画像(jpeg)を貼り付けてある,すなわち、簡単には変更できない作りになっているからだ...



15日の続き で、切ったまま放置していた孟宗竹を約 1.4m に切り*1、軽トラに積み込み込んだ。

これは携帯電話で撮った写真。
条件さえよければ、それなりの写真が撮れる‥‥ と思った。

搬入量(kg)破砕機使用
10kg200円
20kg400円
30kg500円
40kg700円
50kg800円
60kg1,000円
70kg1,100円
80kg1,300円
90kg1,500円
100kg1,600円
200kg3,600円
300kg6,000円
400kg9,000円

柳井市のWebページ によれば、破砕機を使用する場合の料金は右のようになっている。
果たして今回の料金は‥‥ 2,000円程度だろうと予測していた。


「3,100円になります」と言われて、一瞬、ドキッ!!
領収書を見ると、170kg とあった。




帰宅後、料金を Excel に入力、「170kg で何故 3,100円か」を解析してみた。

§1.1kg 当たりの料金


1kg 当たりの料金(計算式は、破砕機使用(円)/搬入量(kg))を計算すると、

  • 搬入量が増えると単価も高くなることが解った。
  • 20kg以下も 20円/kg と高いが、少量の場合、高くなるのは仕方ないか...
§2.搬入量と料金との関係(散布図)

§1のデータを元に、散布図を作ると次のようになる。、


2次式の近似曲線は、y=0.0238x2+12.602x+123.13、R2は 0.9998 となった。
グラフを見ても解るが、右肩上り となっている。
因みに、

  • 200kgの粗大ごみがあったとする。
  • 1回で持ち込むと、3,600円掛かる。
  • 100kgずつ 2回に分けて持ち込むと、1,600円×2=3,200円となる。
  • 清掃センターまで約10km、往復で約300円のガソリン代が掛かる。
     これを差し引いても 100円安いという計算になる。
  • 持ち込み回数の制限を聞くと、「1日1回でお願いします」と言われた。
§3.170kg が何故3,100円か

100kg は1,600円に固定し、200kgまでを10kg間隔で計算式で求めた。

  • 推定1
    • 10〜100kg の料金を 20/16倍した値。
  • 推定1R
    • 推定1の値を、10位で四捨五入した値。Excel の計算式は、=Round(推定1,2)
  • 推定2
    • 200kg と 100kg の料金差 2,000円を比例按分した値。
       (単純に言えば、200円ずつ増やした値)
  • 推定3
    • 2次回帰式(y=0.0238x2+12.602x+123.13)から求めた値。
  • 推定3R
    • 推定3の値を、10位で四捨五入した値。Excel の計算式は、=Round(推定3,2)

結論

  1. 破砕機を使用する粗大ごみが大量にある場合、100kg毎に分けて搬入した方が料金は安い。
     但し、人件費は計算に入れてない。
  2. 170kgが3,100円になる理由を探ったが、見つけられなかった。
     どう計算しても 3,000円になる。Excel で計算したのではなく、人的に決めたのではないか‥‥ と思われる。
  3. これ以上、解析に時間を掛けても報われないので、止めることにした。

*1:竹炭の原料の長さは35cm、これの4倍。軽トラに積み込みには丁度よい長さ。