52th昭輔窯(竹炭窯)は 50th、51thのリベンジで条件は特に変えていない。品質を犠牲にしてでも、1級品の歩留向上を図るのが目的だ。
雨の予報は全く無かったので、薪の上に波板を置いただけだったが、夜露のせいかかなりの水滴が付いていた。チョッと火付きが悪いかなぁ〜
- 煙突は、昨日 6本継ぎ足し済み(今回+1本)
- 竹を切り倒したのは前回と同じ時期なので、乾いているはず。
- 準備の段階で、内窯を動かし、外窯とほぼ同心円になるようにした。
- 北西側が焼け過ぎる傾向にあるので、焚口直上に割れたレンガを置き煙の流れを邪魔をしてみた。
目標 | 51th | 今回 | 状況 |
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0:00 | 0:00 | 0:00 | 06:43 着火。太陽の顔は見えない。無風。 |
0:20 | 0:10 | 0:25 | 煙突から煙が出だす。火付きは、やはり悪い。 |
0:30 | 0:40 | 0:45 | 煙突の先に笹を入れて、竹酢液採液開始。 |
0:50 | やっと燃えだした感じ。 西北側の窯の上の土の乾きが何となく遅い。 |
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0:53 | 1:15 | pH測定:3 | |
2:40 | 落下液が大瓶一杯になった | ||
2:45 | 2:50 | pH測定:3 細かいタールが混ざっている。 | |
3:02 | 煙は匂う。 | ||
3:05 | 3:25 | pH測定:3+ | |
3:40 | 煙突を外す。笹の色はいつもの黒さだった。 | ||
2:00 | 3:10 | 3:42 | 竹酢液採取終了 引き続きチョロチョロ燃やす。 |
4:05 | 煙の透明度は今一の感じ... | ||
3:00 | 4:00 | 4:15 | 焚き止め。空気孔パイプは1本、計2本。置き薪は少な目。 内煙筒を絞っていた鉄板を外す。バケツは被せたまま。 |
4:35 | 4:30 | よく燃えているようなので、パイプ1本をレンガで塞ぐ。 | |
5:27 | 内煙筒は真っ黒で湿っている感じ。 | ||
5:31 | 内煙筒の黒が乾きだした感じ。 | ||
5:35 | 煙が完全に透明になった。煙の温度が下がった感じがしたので、 パイプを塞いでいたレンガを取る。 |
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5:43 | 煙は全くない。灰の付着もない。 | ||
5:00 | 5:21 | 5:44 | 内煙筒に赤味が見えたので、ねらし開始。 |
5:20 | 5:29 | 5:54 | ねらし終了(10分間) 内煙筒の赤味の高さは10cm以下程度。灰の付着あり。 |
■ 所感
- イメージどおりに焼けた。
- 竹酢液は前回より少ない。竹が乾いていたせいであろう。
- 笹を入れた煙突(2本)を外したら、落下量が急減した。(効果はあるということ)
- 竹酢液採取終了後もチョロチョロ燃やした。案外、良かったかもしれない。
- 焚き止め時のパイプ(単管)は要らないかもしれないが、チョッと不安もある。
- 置き薪も、中ぐらいの太さのもの2本と少な目。
- ねらしの終了時期が判らない。
- 今回も遅いかもしれないし、「ねらし」にこだわる必要のない?
- 煙が完全に透明になった=燃えるものがなくなった と考えれば、止めてもいいかも知れない。