最新の配信は 9月21日付けで「Adobe Reader および Acrobat の脆弱性 (APSB18-34) に関する注意喚起」中身を読むことなく、MyJVNバージョンチェッカ for .NET を起動した。
- Adobe Reader が × 最新のバージョンではありません
- Acrobat Reader DC を起動し、ヘルプ ⇒ アップデートの有無をチェック で、バージョン 2018.011.20063 に上げた。
- Mozilla Thunderbird が × 最新のバージョンではありません
- これは 8月15日配信の「Weekly Report: Mozilla Thunderbird に複数の脆弱性」
で、バージョン59が60に上がったもの。◆概要
Mozilla Thunderbird には、複数の脆弱性があります。
結果として、遠隔の第三者が Mozilla Thunderbird を異常終了させるなどの可能性があります。対象となるバージョンは次のとおりです。- Mozilla Thunderbird 60 より前のバージョン
◆関連文書(英文)
Security vulnerabilities fixed in Thunderbird 60
https://www.mozilla.org/en-US/security/advisories/mfsa2018-19/ - Mozilla、「Thunderbird 60」を正式公開 〜「Firefox Quantum」の“Photon”デザインを導入(窓の杜 2018年8月7日)
Mozillaは8月6日(米国時間)、オープンソースのメールソフト「Thunderbird」の最新版「Thunderbird 60」を正式公開した。「Thunderbird 52」系統からのメジャーバージョンアップとなっており、多くの新機能が導入されている。
脆弱性の修正は全部で14件で、深刻度の内訳はMozillaの基準で4段階中もっとも高い“最高”が5件、2番目に高い“高”が4件、3番目に高い“中”が5件となっている。「Thunderbird」は初期設定でJavaScriptが無効になっているため「Firefox」ほどのリスクはないが、有効にしている場合は注意したい。
なお、「Thunderbird 60」ではWindows XP/Vistaのサポートがされないので注意。また、アドオン開発者が「Thunderbird 60」と互換性があると明示していないアドオンは、初期状態で自動で読み込まれなくなる。ただし、当面の間は対応が明示されていないアドオンを有効化するオプションも用意されるとのこと。
なお、「Thunderbird 60」へのアップデートは自動更新されず、手動でインストーラーをダウンロード・インストールする必要があるので注意。 - 今回も ヘルプ ⇒ Thunderbirdについて では更新されなかった。
- Thunderbird60 の日本語のリリース内容が載っているサイトを見つけた。
よく読んで、アップデートするか考えたい。- Thunderbird 60 がリリースされた(MozillaZine.jp 2018/08/08)
- これは 8月15日配信の「Weekly Report: Mozilla Thunderbird に複数の脆弱性」