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「大出原屋」の雑感日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-10-27 WordPressでサイト練習します

ご無沙汰しています。定年後は仕事中心の生活から、自分の時間を大切にシフトしました。そのため、趣味の読書も仕事から離れています。

今日は、最近所属している山の会のWebサイトをリニューアルすることに、自分のキャリアを活かせないかと言うことで、WordPressの勉強のお話しです。

まず、現状のWebは”昭和なWeb”でいわゆるHomePageBuilderを用いて作成されたものです。フリーサイトになる機能を追加して、メールフォーム、掲示板、ブログなどが追加されています。会の平均年齢が高いことも手伝って、特段不便を感じていません。どちらかというと、着慣れたものに愛着があり、新装開店には積極的ではありません。また、同様の同好会などのサークルも、にたりよったりです。

そんな中、20代、30代のメンバーから、会員数も伸び悩んでいるので”平成なWeb”への検討の声が上がっています。

たまたま、私の仕事が”それ”に近いので、何とかならないか?とお声がかかりました。定年で”暇”にしていますので、では勉強と思い首を突っ込んだわけです。

まづ手始めにAdobeMUSEに挑戦。Dreamwaverも進化しているので簡単なものから復習と思い、早速ダウンロードしてみました。2日ほど触って、これは使えないと判断しました。プラグインなどもあるのですが有料のものが多く、カスタマイズの幅がないためです。

やはり、真打のWordPressを触ろうと、WordPress.comに登録してみましたが、これも機能制限から思うものができません。困った。

HTMLを一から触りたくない。いろんな機能を使うとなるとDBも触らないことには話しにならない!困った。

嘱託で残っている職場の同僚に相談してみると、フリーサイトでWroldpressがインストールできることを教えてもらいました。

本屋で関連本を買うコスト負担はしたくないので、市立図書館から以下の本を借りてきてポチポチ勉強をしています。この手の勉強は実際に環境を用意して作業しながら覚えるのが一番です。

WordPressサイト作成塾

WordPressサイト作成塾

分かったことは

1、ブログ

2、会員制サイト

3、予約システム

4、ECサイト運営

3、問い合わせフォーム

などの機能がプラグインでほぼ無料でできること、

それよりも、スマフォ対応のサイトが作れることと、SEO対策もプラグインで対応できることなど、10年以上Webの裏側を見ていなかったで、とっても勉強になりました。

ここから、実際にリニューアル作業をするのかは、会の執行部が判断することですが、運用専門家に任さなくってもできそうです。このコストが掛けずに高機能なWebサイトの運用ができれば有難いですね。

2016-06-21

学生が変調したのか?

職場で「欠席者と学習意欲についてデータに基づく会議」があった。

私はオブザーバー参加の身ですので施策決定には積極的に関わらないでいたいが、ふと、以下のことを思い出した。

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以下のサイトPDFは、2002年と相当古いレポートです。ベースは高校生への意識調査をもとに分析したものです。

大都市圏高校生の進路意識と行動 : 普通科・進路多様校での生徒調査をもとに

私は、ここから時間が経ったが事態は「定着」する方向で推移したとみるべきではないか?と考えます。何故なら、その後、有効なシステム機能した形跡を高校教育の現場に発見しないためです。

議論で出た課題として、

1、「職業選択」という進路指導が有効に機能しない層の拡大

2、入学時に適職選択をしたにも関わらず「何もしない」層の拡大

という点の指摘がありました。PDFを見ていただくと15年前にすでに指摘されています。

〇現在志向が強い者ほど「何もしない」可能性が高い。

〇「成績の良い者が就職で有利なのは当然」,「学校の成績によって将来がかなり決まる」等に対して否定的な考えを持つ生徒の方が「何もしない」可能性が高い。

経済的・階層的要因が業績主義価値観への親和性を媒介して進路活動の有無に影響を及ぼす可能性が存在する。

過日、奨学金返済問題NHKレポートされました。貧困とまでいかなくも経済問題が影を落としていることは見て取れます。それと、”進路情報を提供しようとしても、それにのってこない高校生の存在であり、彼ら・彼女たちがいったい何を考え、なぜ進路選択のための活動を自ら行なおうと しないのか、という「自由意志」の問題である”とあるように、自己決定という責任転嫁を強いる構造があります。これは、大学進学を勧めて進路決定を先延ばしにする「教員の無責任」を表裏としています。

書棚から「下流志向」を手に取って読み直しました。

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)

サブタイトルは「学ばない子どもたち、働かない若者たち」となっています。ここでは、経済的な利得を考えて行動することを先に学んだ子供たちは、「学ぶ」ことをしなくなっていると述べ。先のPDFレポートなどを下敷きに構造的な課題解説をしてくれています。消費主体として自己決定をすることは「学び」とは大きく異なります。何の役に立つか分からないものに同意することが学習のスタート時には大切です。「何の役に立つか計量できないという事実こそ、学校に行かなければならない当の理由である」という構造理解が進まないことには学校教育はその機能回復することはできないです。

このことはメンター師匠)に出会ったりすることと似ています。学校教育をサービスととらえると道を誤りますね。

しかしながら、現実は私学だけに限らず、公立学校もキャリア志向が進み、目先の成りたい職種を提示して”自己決定”を強要しています。

選択を強制されながら、選択したことの責任は自分で被ることを強いられる。これはどう見ても不条理です。でも、子供たちはそのことを特に不条理だとは思っていないない?なぜなら、「そういう不条理にあっている仲間」が沢山いるからです。不条理が現実のものであり、ある程度以上の人間によって引き受けられていると、それはもう不条理のように見えない。「世の中、そういうものだ」と思うようになる。」というわけです。

2016-04-14 辺境で生きる面白さ

日本語学科全大会でなにかお話しをしてほしいというので、以下のような話しをしました。話しのネタは、本ブログをご覧の方はお分かりだと思います。

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前々回の全大会では、民俗学の寓話から「何時か役立つ時が来る」から勉強するんだよというお話しをしました。

前回は確か、アダム・スミスの「国富論」から分業することの意味から、「お互いに助け合う」ために勉強するんだよというお話をしました。

皆さんの出身国はどちらですか?そして、日本人の印象はどうですか?

恥ずかしがり屋、きょろきょろ落ち着きがないと思いませんか?奥ゆかしく、謙虚だという人もいますが、どうも自信がなさげですね。

一方、アニメや漫画、ゲームと日本に魅力を感じている人も多いことでしょう。そして、何故日本で発展してきたのか?と疑問に思ったことでしょう。

日本は世界の中心ではありません。地図を見ると分かる通り、東の端に位置します。

日本は「自然」に恵まれていますが、一方で地震、火山、台風、水害、津波などの脅威の中で生活しています。日本は島国です。

文明の発祥地ではありません。日本のルーツは中国や朝鮮半島です。そして、それらの文化を独自の形で発展させて来ています。

漢字、仏教に始まり、衣食住の隅々まで、数えれば切がありません。

そう、日本人は「辺境人」です。(隅っこで生きる人)

辺境とは、中心から外れているがために、刺激が多く、異文化との交流が進んだといえます。そこは危険だけれども、鍛えられます。

内田樹先生は、辺境人の特徴は、

「ここではないどこか、外部のどこかに、世界の中心たる「絶対的価値体」がある。それにどうすれば近づけるか、どうすれば遠のくか、もっぱらその距離の意識に基づいて思考と行動が決定されている。」と書かれています。

ここまで来ると、自信がない、きょろきょろとした国民性の意味が分かります。

しかし、辺境でいることが悪いのではなく、世界に誇れる国民性なのです。

辺境人であると自覚の上で、島国という特殊性から独自の文化が花開きました、それが、漫画やアニメです。

日本人は新しいものが好きです。これは、何でも学び吸収してやろうと思う気持ちが高いからです。

自信がないので、常に外に知恵を求めているといえるかもしれません。

外部に、「正しさ」を包括的に保証する誰かがいるというのは「弟子」の発想であり、「辺境人」の発想です。

弟子の立ち位置は、「学び」が発動された状態を意味します。ここまで読んでも納得させられます。だから、日本人はきょろきょろと落ち着きなくうろうろとしてしまうのです。

辺境の地にようこそ!辺境だという自覚があるから鍛えられるのです。できれば、進んで辺境を歩んでください。

中心から離れているから学べることがあるというお話しでした。

2016-03-22

糸操り人形の世界

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益田市に糸あやつりの人形浄瑠璃があることを知った。調べると昭和38年に島根県の無形民俗文化財に指定されている。また、

この人形芝居は、人形操者、太夫、三味線、後見の4役で上演され、地は義太夫節です。人形の操法は、遣(つか)い手が高さ2メートルの歩(あゆ)み板の上から、丈約70センチの人形の各所に17本から25本の糸が繋がった、四つ目と呼ばれる手板を使って人形に微妙な動きを与えるもので、この操作には熟練を要します。 この操法自体が東京の結城座(ゆうきざ)や竹田座(たけざや)に現存する改良されたものとは異なっており、益田糸あやつり人形のように古い形態をとどめたまま上演されるのは、わが国で現在上演されている糸あやつり人形の中で唯一無二のものといわれます。

とあるように、見ごたえのあるものです。

縁があり、3月20日に益田市グラントワでの上映会に参加させていただいた。演目の後、舞台上でいろいろと説明を受け、実際に人形も操作(操る)させていただいた。地域の人が歴史ある文化を継承し定期的に公演されている。「人形操者、太夫、三味線、後見の4役」と幅広い人材が居ないと成り立たない益田市の民度の高さに敬服する。

鑑賞した演目

  • 寿三番叟
  • 傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段
  • 御所桜堀川夜討 弁慶上使の段
  • 山本一流獅子の一曲

定期公演の案内はこちら

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2016-03-11

安らかな雰囲気をチーム内に育めるか?

仕事柄、複数のプロジェクト運営をしている。日ごろからチームが上手くいかないとメンバーに大きなストレスを与えるだろうと危惧しながら、どうすれば「成功」するか?意識している。自分で業務を処理するのではなく、他人に快く過酷業務をしてもらうのはどうするのか?考えれば虫のいい話だが、個人でするよりもチームでこなしたほうがダイナミックな展開が拓けるので期待するわけです。特段、プロジェクト成功の方法論を学ぶわけでもなく、我流で臨んでいる。

ネットで、チームの生産性に関連する記事があったので紹介しながら

オフィス内では仕事に専念し、私語は厳禁」「規範」にこそ生産性のポイントがある。

と考える働き方。そして、

あるチームでは、強いリーダーのもとに階層的な人間関係を築いていたのに対し、別のチームではもっとフラットな人間関係を敷いていた。それでも両者の生産性に、ほとんど違いは見られなかった。「それは働き方の問題ではなくて、単にメンバーの能力の違いによるのではないか。要するに、優秀なメンバーが集まったチームは常に成功している。それだけの話ではないか」と思われる人も多いと思う。

さて、どれが正解なのだろうか?様々なチームを観察し上手く行っているところと、そうでないところの違いを分析している。

  1. 同じチームに所属するチームメイトは、社外でも親しく付き合っているか
  2. 彼らはどれくらいの頻度で一緒に食事をしているか
  3. 彼らの学歴共通性はあるか
  4. 外向的な社員を集めてチームにするのがいいのか、それとも内向的な社員同士の方がいいのか
  5. 彼らは同じ趣味を持っているか

など、多岐に渡る観察を行った。

そして、生産性調査結果から導かれた結論は

心理的安全性」と呼ばれる”安らかな雰囲気をチーム内に育めるかどうか”が、成功の鍵なのだということです。

心理的安全性」というのは「本来の自分」でいられる空間を指している。同じ人間が会社では「本来の自分」を押し殺して、「仕事用の別の人格」を作り出すと問題が起こる。多くの人にとって、仕事は人生の時間の大半を占める。そこで仮面を被って生きねばならないとすれば、あまり不幸な話しだ。一人ひとりが本来の自分を曝け出すことができ、それを受け入れる他者への心遣いや共感ができていると、チームの生産性が高くなる。自然にそうなるような雰囲気が、チーム内で醸成されることが重要なのだろう。

この本では「職場で直面するイメージリスク」として、以下を挙げています。

  1. 無能だと思われる不安
  2. ネガティブだと思われる不安
  3. 邪魔をする人だと思われる不安

このことは、教室運営にも当てはまる。問題な学生を排除すると良いクラスができるか?