ページ割は終わった

 次は本文以外の原稿を書く作業です。一応自分に与えられた時間は今夜までという認識でおります。明日から六日間、妹が姪っこズを連れて滞在する予定なので。最近はDSのおかげで前ほど、こっちにかまってくる事はなくなりましたが、油断できません。主要な部分は今夜までにやっておくのが安心確実・・・
 そして読んだもの。

 今回は、事件は事件でしたがオキナガの生態の一面を見た、みたいな?給血鬼の側面は、瀕死の人間に自分の血を分け与える(というか傷口に浴びせる)事で、オキナガになるチャンスを与えること。といっても成功する確率はかなり低いようです。一巻で主人公がやったけど失敗していたしナ。
 次は吸血鬼の面。こちらはどちらかというと嗜好品めいていて、それも性的な側面で。だから数十年吸わない人は吸わないし、吸う人はパートナー(夫婦、愛人、恋人)の血を吸う。吸われる方は性的に気持ちいいらしい。
 次に幼い姿でオキナガになってしまった者は生活力が低いため、成人を養い親にするヤドリギになる。それがまた当たり外れが激しいようで、四百年それで生きてきた少女の姿のオキナガは、まぁ、結構用意周到に計画したようですけど、詰めが甘かったかなぁ、と。生活保護詐欺なんて思いつく人間と組んではねー・・・
 本筋とあんまり関係ない話でしたが、オキナガの事が少し解ったエピソードでした。岐阜弁にほっこりしてしまった。ふふふ・・・でも山間部でもああいう言葉づかいなのかねぇ?
 十二月の続刊が楽しみです。
幽麗塔 8 (ビッグコミックス)

幽麗塔 8 (ビッグコミックス)

 だんだんサスペンスものというより、マイノリティ性癖の人々の物語って印象が強くなってしまいました。はい。なんとなーく、次の巻で終わりそう。テツオくんは天野くんと幸せになって欲しいのですがねぇ。どーなる事やら。ホラーものなら、めでたしめでたしの展開の後、中身は別物ー、というオチになるのですがネ。
 ・・・そうなった瞬間に古本屋に売る準備はできています!!(オイ