『君の名は。』みたー

 はい。BDで、です。コレで昨夜見ました。やっと世間並みの人間になりました・・・いゃ、『この世界の片隅に』を原作しか知らないので、まだまだです(あ

 新海監督のアニメーションは背景の美しさに定評があり、自分も前作『言の葉の庭』で見ているので、それだけでも購入する価値はあるよね、と見てもいないのにBDでの購入です。
 はい。目論見通り背景は大変美しかったです。ストーリーの大枠は予告編を見て「こんな感じだろうなぁ」と予想した通りでした。ただ演出が思っていたのとは違います。どうしても細田守さんや、宮崎駿さんみたいな活劇を想像してしまうのですが、そうなりかける場面もありますが、空振りに終わりそうになり、ひやひやはらはらしてしまうのが、あ、違うな、と思いました。
 新海監督の作品は、鑑賞したのはコレで二作目でして、しかし物語のメインが活劇ではなく男女の心情が、絡んだり、もつれたり、離れたりするところに真骨頂があるのではないかと、思っていたのですが、そうですね、やっぱりそう思いました。そして今のところ二作品とも女性が年上。些細な問題ですが。
 さて、一度見ただけでは良く分からんところがあるのですよね。二人の中身が入れ替わっているのですが、そのタイミングにタイムラグがあって、これは何故なのか。何故、その時間なのか。ふーむ・・・歌詞を英語版にした北米公開バージョンも映像特典に入っているので、今度はそっちで見てみたいですね。
 そして読んだもの。
淡島百景 2

淡島百景 2

 ああ、痛々しい。そして醜い感情、哀しい気持ち。切ないでござる・・・そしてそれが無条件に批判できないところがもどかしい。つまり、そういう話も好きなんです。はい。 普通ぢゃない子が普通ぢゃない叔母に預けられて、少しづづ心を開いていく・・・のか?という物語。こっちの方が救いはある・・・ような気がします。ああ、切ねぇ・・・つまり、そういう話が好きなんです。
 昨日は好きなものを見たり読んだりできたなぁ・・・