手元にある昭和45年頃の資料に楓温泉の記載、でも5〜6年放ってた。
あるエージェントにお願いして、先日その回答をいただいた。
『 今から調査、行く? すぐ傍やけん 』 『 お願いします 』
ちょうど小雨が降りだした夕暮れ、風も冷たくなってきた。
表通りから、薄暗く細い路地へ入りこむと小さなエアポケット。
目がようやく慣れ見つけたのは古い表札、
アパートの方達が利用されていた温泉はすでに役目を終えていた。
せめて記録をと、小窓からカメラを差し入れる。
30数年前、この町のこんな場所で暮らしてた。