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2011-07-30

「ヘドがでるけどナ」と書いた学生

大学でもっているジェンダー入門の授業ではこの数年、学生からの要望もあって、セクシュアリティについての講義時間を増やしている。特にセクシュアルマイノリティについて。

学生の大半は、セクマイの人々についてTVに出てくる芸人くらいしか知らないし、「LGBT」という言葉の意味ももちろん知らない。最初のうちは、ゲイやレズビアントランスジェンダーについて嫌悪感や抵抗感をもっていることを、ミニレポート(講義で上映するドラマや映画の感想文など)の中で素直に表明する学生も少なくない。


講義も終わりに近づいた先々週と先週、映画(『メゾン・ド・ヒミコ』)を見せた。この映画では子どもから社会人、老人に至るまで、ゲイへの忌避感や差別心をカジュアルに露にする人々が登場する。最後に映画の感想と共に、「セクシュアルマイノリティへの偏見や差別をなくしていくには、具体的にどんなことをしたらいいと思うか」についても意見を書いてもらった。

まず最初に「偏見や差別をなくすのは難しい」「差別はなくならない」と書いている学生が、今年は去年より多く半分近くいた。みんなペシミスト、いやリアリストなのか。

その上で、「学校教育で正しい知識を伝達する」「メディアリテラシーをつける」「同性婚を認めるなどの法整備で社会的な仕組みを変えていく」「セクマイの友人を作ったり出合える場に行く」など、概ね穏当な意見が書かれている。

次に挙げるのもそうしたものの一つだった。


「幼少の時代にそういう教育をさせれば良い。保健体育で男女の性関係しか出さないからそうなる。男同士、女同士での〜事も授業として教えて、子ども達に「これも常識の一部なんだ」とおしえこめば良い。一部ではなく広く」。

ふんふん‥‥と読んでいって、私は最後で何とも言えない気持ちになった。「はっきりいってヘドがでるけどナ」と書かれていたからだ。

この「ヘド」は、「(性)教育」に向けられているのか、それとも「男同士、女同士での〜事」に向けられているのか、両方なのか。他の映画感想の箇所を読んでも判断できない。

いずれにしてもその文面からは、「こういうこと書いておきゃあんたは満足するんでしょ。でも俺はヘドが出るんだよ、悪かったな」という呟きが聞こえてきた。


ミニレポートのいくつかは、次の講義で取り上げることにしている。この学生のを読もうかどうしようか迷った。というのは、2クラス200人近くいる学生の中にゲイやビアンの人がいるかもしれず*1、該当者が聞いたら相当厭な気持ちになるだろうから。

ふと、『ヘドウィグ&ザ・アングリーインチ』の時に彼は何と書いていただろうと前のミニレポートを探したら、「(前略)フィクションであってもゲイはない、音楽がたのしくてもゲイはない、表現がすごくてもゲイはない」。やっぱりホモフォビアか。そうだったこれは酷いと思って読まなかったんだ、と思い出した。

で、今回は読むことにした。正直言ってその「ヘドがでるけどナ」という強烈な忌避感情の籠った一言は、「学校教育で正しい知識を伝達する」「メディアリテラシーをつける」「同性婚を認めるなどの法整備で‥‥」(以下略)といった想定済みの「正しい意見」よりずっと私の興味を強く引いたから、無視するわけにはいかなかった。


先日の最終授業で、何人かの意見の後にそれを読んだ。前の方の学生達が驚いて息を呑むのが聞こえ、軽くざわついた。

「たとえば、ここでもかなりの時間を割いてセクマイについて学んできたわけだけど、それも「ヘドがでる」ということかな。そう思いながらこれまで受講していたということかな。セクマイについての早期の教育が大切ということを書きながら、「ヘドがでる」と付け加えねばならなかったこの人の心理に、私はとても興味があります。今は指名しないので、よかったら後で聞かせて下さい」と私は言った。

ミニレポートは読み上げる際、氏名を公表しない(採点の対象にもしない、だから自由に思ったことを書け)としている以上、その場で名前を呼んで問うのはやめた。学生は来なかった。まあわざわざ説明しようという気があるなら、最初からああいう書き捨てっぽい書き方はしないだろう。

後で出席票を確認したらちゃんと出ていた。彼は私のコメントや学生達の反応を冷笑しながら聞いていたのだろうか。


「自分の中の差別意識と向き合って内省するきっかけができた」という学生ならよくいる。「これまで自分がほとんど何も知らなかったことに驚いた」という学生もよくいる。一方で、セクマイへの抵抗感や忌避感が消えない学生も当然いると思う。「正しい知識」は伝達できても、内心を一律に教化することはできない。

だから問題は、内心を表に出すか出さないか、出すとしたらどういうかたちで出すかということになる。

何年か前、フェミニズムを目の敵にするネトウヨ君はいたが、何度か講義を受け映画を観て考えた結果、「差別はなくならない」とは書いても、セクマイへの嫌悪感を剥き出しにする学生はこれまでいなかった。*2 そういう学生はそもそも途中から来なくなるものだ。

件の学生の出席率は非常に良く、特にセクシュアルマイノリティについてやり出した後半は一度も欠席していない。しかし単位認定レポートは出してない。

つまり彼は、あの授業がセクマイについて学ぶ場であることを承知した上で、ゲイへの嫌悪を示す姿勢を講師である私(と、もしかしたらその場にいるかもしれない同性愛者)に表明するために出席していたわけだ。

彼はいったい何に挑戦していたのだろう。


●追記

ブコメのいくつかについて、コメント欄でお答えor質問していますので、合わせてお読み頂けると嬉しいです(授業で出た意見についてブログで取り上げる可能性については、全受講生に最初に言ってあります)。


●コメントを書かれる方にお願い

できればすべてのコメント(まとめてお答えしている次の記事でも良いです)に目を通してからお書き下さい。別々の方から何度も同じ疑義や質問が出されるのに対し、毎度同じようなコメントを返す労力を軽減したいと思います。また今後、既に出ているのと同様の疑義や質問が出た場合は、コメント未承認とする可能性がありますのでご了承下さい。(8/3)

また、学生の当該発言についての推論、憶測は既に数多く出ていますし、ここで結論が出ることではないので、それについてのコメントは控えて頂けるようお願いします。(8/4)


●追記2

いろいろな反応を受けて、記事を挙げました。

「正しさ」の限界と「幸せ」と困惑‥‥先日の記事について


●関連記事

「ジェンダー入門」とネトウヨ君

誰が書いたのかわからない

*1:毎年一人か二人はレポート内、あるいは直接にカムアウトしてくるが今年はまだいない。

*2:8年やって通算2500人くらいのレポートを読んできたけど。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/30 23:37 id:nijuusannmiri さんへ
http://twitter.com/#!/nijuusannmiri/status/97307094780346369
私の「自覚」の曖昧さについて、これまでの記事のどこからそう感じたのか教えて頂けるでしょうか。

これIDコール飛ぶのかな。ブコメにするのも何なのでここに書いた。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 00:26 id:saigamiさんとid:newscrapさんへ
http://b.hatena.ne.jp/saigami/20110730#bookmark-53026430
http://b.hatena.ne.jp/newscrap/20110731#bookmark-53026430
だとしたら、なくすことは無理だった嫌悪感を、なぜわざわざああいうかたちで表明したのか?という疑問は残ります。「自分はなくせませんでした」「自分の意見はやはり変えられませんでした」と書けばいいことなので。「それだけのこと」にしたくない感情を感じました。

ついでですが、嫌悪感をなくせという教育はしていません。一旦植え付けられた印象や感情は簡単には変えられないが、セクマイについての知識を得て、その上でなぜいじめや差別が起こるのか考えようと言っています。

ululunululun 2011/07/31 02:31 「大野センセを傷つけたかった」というブックマークコメントがありますけれど、傷付けたかったというか「ヘドがでると行った俺をお前は何も出来ないだろう」というデモンストレーションをしているのは、ほぼ間違いないんでしょうね。
じゃあなんだって「そんなこと」をしてるかっていうとnijuusannmiriさんが言うところの「大野先生は自分が講義の場に於いて権力者である」からなんだ、と思います。(nijuusannmiriさんは「自覚的なのかな」と書いたのであって「無自覚だ」と書いたのではないですね)

---以下、とりとめもなく、上記のように思った理由を。

個人的にはLGBTに対して差別的感情を持っていません。
ですが、差別的感情や、違和感を覚える人がいるのは事実だ、と思うのですね。

此処で掲げられている命題として「差別的感情や違和感は、教育によって取り去る事が出来るか」という事ではないか、少なくとも「彼」はそう思い「出来ない」という仮説を「ヘドがでるけどナ」という表現に託したように思います。

私見ではありますが、秘匿されるとはいえ担当教官に名が通達される形で提出するレポートに「ヘドがでるけどナ」と書くのは凄いエネルギーだと思うんですね。Twitterでカンニングすますたと書くのとは訳が違う(笑)

なので「嫌悪感を持ってることが何となく嫌で、講義を受けてれば嫌悪感が無くなるかもと淡い期待を持っ」て講義に望んだのではなく、最初っから「馬鹿な事をやってる馬鹿な奴がいる。ちょっと笑いに行ってやっか」くらいの気持ちだったのかもしれない、というよりそのほうがわかりやすいように思います。

大野さんが「嫌悪感をなくせという教育」をしていないという主張をされたとしても、授業を受ける側がそう感じているとは限りませんよね。喩え言葉で「嫌悪感をなくせという教育はしていない」と仰られたとしても、それが伝わるかどうかは別です。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 10:05 ululunさん
コメントありがとうございます。
学生の中にはゲイへの嫌悪とセクマイに関する教育への嫌悪と、両方があると思います。教室が権力の場であることは以前の記事http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20101112/1289571895でも書きました。固定的な立場に抵抗する学生は時々います。これは避けられない問題だと思っています。性に関する講義では特にそうなりがちだと。

nijuusannmiriさんは、「大野先生は自分が講義の場に於いて権力者であることにどの程度自覚的なのかな、と思うことはある」と書かれていたので、そういう疑問が私のこれまでの記事を読んで浮かんだことがあったのならどこですか?と尋ねていたのです。だから「自覚」の曖昧さと書いてます(「無自覚」とは書いていませんね)。
ジェンダーの授業についてはこの記事でも書いています。
http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20091210/1260450310

>此処で掲げられている命題として「差別的感情や違和感は、教育によって取り去る事が出来るか」という事ではないか、少なくとも「彼」はそう思い「出来ない」という仮説を「ヘドがでるけどナ」という表現に託したように思います。

「出来ない」と思っているなら、「何をしても差別や偏見を取り除くことはできない」と書くと思うのです。前の「ゲイはない」発言と合わせて素直に読めば、同性愛者に対する嫌悪をここでもはっきり示したくてああいう書き方になったんだろうと思います。
それは私の講義に対しての、彼の無効性の宣言でもありますね。「こんなこといくらやったって無駄なんだぞ」と。

すべての人から差別的言動(内心は知りません)を取り除くことが目的とされていれば、そうでしょう。でもそんなことは無理です。そういうことを話しながら、「こういう問題についてどう考えていったらいいと思うか」といつも問うようにしています。
「嫌悪感をなくせ」ではなく「差別的言動をとるな」というメッセージを私の授業から受け取って、「でも嫌悪感があるから差別的言動をとるよ」と彼は言っているようにも思えました。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 10:25 id:big_song_birdさん
>自分の教え方が至らなかった、という考えは無いのかそうなのか(w。いやはやご立派なセンセイで。それとも全員自分の教えに従う洗脳、折伏がお望みですか?

ジェンダーの講義で(も他でもそうですが)、一人も反発者が出ないなどという状態こそ異常です。ゲイの学生とホモフォビアの学生がいる中で、どっちも納得させるような言葉を紡ぐのは非常に難しいと思っています。

id:lisagasuさん
>私も当事者だったらその学生と同じことするかも。自分にとって自然なそれが「教育」とか「理解」の過程を経ないと受け入れられないのが悔しいって。ヒミコは学校教育じゃなく自分のために一人で見たい映画なのにって

「自分にとって自然なそれ」とはセクマイであることですね。lisagasuさんはセクマイについては学校教育では取り扱うべきではないというご意見でしょうか。
「メゾン・ド・ヒミコ」を知ってよかったとゲイを含む何人もの学生に言われたことがあるので、人それぞれとなるのではないかと思います。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 14:16 id:xsinonさん
>差別や偏見は持ってなくても生理的に無理ということはあるでしょう。レズビアンが男を愛せないのと同じように

生理的な抵抗感までなくすのはもちろん無理ですよ。ただそれを表明すること(その時の言葉遣い)で、それが差別や偏見として捉えられるということだと思います。
セクマイを扱った映画について「生理的に受けつけなかった」と書く学生はちらほらいます。それと、(同性愛者やセクマイ教育について)「はっきりいってヘドがでるけどナ」と悪意を剥き出しで書くのとは、違うと思います。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 14:57 id:ketudanさん
>えっ、「ゲイへの嫌悪を示すために出席」?「何に挑戦していたのだろうか」で終わり?びっくりした。差別の源泉が傲慢や無理解だとして"彼"はそのどちらからも遠いと思われる。大変真面目で意識高い受講者なのに。

そう思われる理由をもう少し詳しく。因に私は彼について、傲慢とも無理解とも不真面目とも意識が低いとも書いていません。判断する情報が少な過ぎるので。私が感じているのは、彼は授業の単位などどうでもよく、ただゲイとセクマイ教育への嫌悪をぶつけたかったんだろうということだけです。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 15:11 id:rnaさん
>講師の立場を離れて対話して欲しかった。挑戦的な言動はリアクションを期待してるから。授業で読んで「あとで聞かせてほしい」じゃ、「もう一度言ってみろ!」みたいにとられて突き放されたと思うんじゃないかな…

こちらから「よかったら後で聞かせて下さい」とお願いしたけど振られたな‥‥と思っているのですが。学籍番号を言って呼び出すより、本人に選択権があっていいでしょ? 対話を強制するのは好きじゃないです。来る者は拒みませんが。
しかし大学3年にもなって「挑発的な言動でリアクションを期待」するって、どこまで甘えているのかとも思います。私が中学の教員だったら個人的にお話しようとするかもしれませんが。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 15:41 id:loopさん
>むしろ提出したレポートをこういった場で公開される可能性があるということはそもそも合意されているのかが気になる。授業を受ける前とか学校に入る時に、さらっと※で書かれているものなの。

本に書くこともブログに引用することもあるかもしれない(もちろん匿名性は確保)と、授業の最初に言っています。

newscrapnewscrap 2011/07/31 15:47 id:ohnosakiko様,
newscrapです。真摯なコメントをくださり、ありがとうございます。
>>
なくすことは無理だった嫌悪感を、なぜわざわざああいうかたちで表明したのか?という疑問は残ります。
<<
この点は、本人に聞かないと分からないし、それが一番であると思います。
私は第三者に過ぎませんから、講義の様子・内容ともに、これだけ詳細に書いていただいたとしても想像するには限界があります。
ただ、たとえばミニレポート提出の雰囲気が「正直な感想を率直に書く」類のものであれば(小論文でなく感想文なら)、嫌悪感を率直に、口語的に吐露したのだろうと想像します。もちろん、そうだとしても「ヘドがでるけどナ」という表現を使う必要はないだろうというohnosakikoさんの心情もお察しします。それでも、その言葉である必然性・選択理由までは、私の想像が及びません。

蛇足になりますが、「直接対話した方が良い」と思う点では、ブコメのrnaさんと同様の意見・感想も持っております。

PadaPada 2011/07/31 16:09 こんにちは

 LGBTへの嫌悪感は持ちつつ、LGBTへの「なぜいじめや差別が起こるのか」や「差別や偏見を取り除くには」を考える授業に高い出席率で出続けることはそれほど理解不能ではありません。LGBTについてではないですが、私も学生時代同じ経験が何度もあります。
 講師と意見が違う、立場が違う、そしてそれによって授業を受けるたびに不快感を覚える。そもそもそれを「問題」だと思っていないのに、「問題を解決するためにはどうしたらよいか」なんて課題がだされる…。ということは日常茶飯事でした。普通に考えたら、必修でないならそんな授業でなければ良い、と思われるのでしょうが、私はなぜか出続けていました。ほとんど欠席なしで。理由はわかりませんが、そういう人って意外にいるのではないでしょうか。
 「セクシュアルマイノリティへの偏見や差別をなくしていくには、具体的にどんなことをしたらいいと思うか」という問いは、私が考えていたように考えている学生にとっては非常に「イラつく」問いです。最初から解決ありきなので。こういうことを書いておけばよいのでしょ、というのは浮かぶが、私はそもそもそれを問題だと思っていない=「へどがでる」となるのかと。もちろん、講師としては「ならば、私はそれを問題だと思っていない、思えない、と書けばよいじゃないか」と思うかもしれませんが、私だったら書いていません。これも理由はわかりません。私は合理的に判断できない人間でした。
 以上が私の理解するその学生像です。

*私はLGBTへの差別や偏見については当然「問題」と感じています。

pp 2011/07/31 16:10 単純に疑問に感じたので、不快でなければご意見お聞かせください。

・ゲイやレズがセクマイとして差別されるべきではないとお考えですか?
・ロリ(ペド?)も差別されるべきではないと考えますか?
・私から見れば上記の3つはマジョリティではないという意味で、同じ類の偏向性癖に映りますが、大野さんはどう思われますか?
・もしも同じ類でないならそれはなぜですか?犯罪可能性や自我未成熟といった問題ですか?


ゲイもレズもペドフィリアも、マジョリティではないという意味でセクシャルマイノリティである。
しかし、ゲイやレズは性的少数者の中で多数派ゆえに、婚姻権などの市民権を得つつある。
ところが、他の性的少数者は未だに差別、または犯罪者として定義されており迫害を受けている。
セクマイなかでさらにマイノリティであることが、被差別どころか、罪になるのは重大な差別ではないだろうか。
というのが私の認識ですが、いかが思われますか?

MikaguraMikagura 2011/07/31 16:24  件の学生の心のうち、正確なところは解りませんが、解らないなりに。
 私も道徳の授業や性教育、特に道徳の授業は大嫌いでした。まさしく「反吐が出る」というレベルで。
 それは綺麗事が嫌とか、実際に少数者に対して嫌悪感があるとか、そういう意味ではなく、私の心と意思は私だけのものであって、他者や権力(というより力ある者)に内面に土足で踏み入られることに対する強い抵抗感があったからで、殆ど学校に通わなかったことを差し引いても、そうした授業には全くと言って良いくらい出席しませんでした。
(そういった授業が、あなたはどう考えるのか、など内面を引きずり出そうとするようについては暴力的にしか感じていません。それは今でも)
 今でこそ当時のことを冷静に省みることができますが、子供の間は、とにかく出席拒否するばかりだした。
 
 前置きが長くなりましたが、私には、同じ文脈に読めました。
 彼の授業に対する姿勢と、解決に向けての提案、その後急に「反吐が出る」と吐き捨てる態度からは、理性と感情をある程度分けて考えることができているように感じます。何より大学であれば強制された授業でもないでしょうし。
 ただ、彼は大人と子供の過渡期にあったんじゃないでしょうか。
(その態度や表明手段が洗練されていない、という意味においても)

内心を一律に教化?内心を一律に教化? 2011/07/31 16:34 差別を表面上なくす事はできても、嫌悪感はなくせないと思います。仕事上の付き合いだからニコニコできても、本心は違う、ということくらいは自由にさせてもいいのではないでしょうか。彼はどういった人たちなのかを知りに来た、それだけでも私は評価は出来ると思います。
自分は受け付けられない、だけど、いろいろ策は考えた。その策に対しても違和感を覚えてしまうのではないか。
「セクマイに嫌悪感を感じる人間」が、その場でマイノリティだとしたら。居心地はあまりよくないでしょうね。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 16:50 newscrapさん
お返事ありがとうございます。
ミニレポートについては口語的なのは別に問題にしていません。そこにどういう感情を込めているかを見ています。「どうしても生理的不快感が消せないし、仕方ないと思っている」といった感じから「ヘドがでるけどナ」までありまして、後者のようなケースは今回初めてでした。

rnaさんの「対話」には上でお返事しておりますので、よろしければ。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 16:53 Padaさん
コメントありがとうございます。そうですね、不快感を感じつつ反発しながら出席するという心理は、わかる気もします。それが「合理的でない」ということも含めて。

一つ補足させて頂くと、このミニレポートはセクマイに入ってからの講義では2回目のもので、1回目で「セクマイの人はこの社会では生きにくいと思う」とか「自分のまわりにも酷い差別がある」という意見が例年より多数出たことを受けて、書いてもらったものです。もちろん、設問にすべて答える義務はありません。
また私の行っている芸術大学には、幼児教育と小学校の教員のコースがあり、その学生が受講生の半数を占めていることから、将来セクマイを含む子どもに接する立場の学生に問題意識をもっておいてほしいという、私個人の希望があったということも、付け加えておきます。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 16:55 pさん
人の性的指向はすべて倒錯(多形倒錯)であるという考えを私は支持しています。したがって、ペドフィリア(小児性愛)も、異性愛、同性愛を初めサディズム、マゾヒズム、フェティシズムなどのさまざまな性的指向の一つと捉えています。
ただ、大人同士のゲイやレズビアンの性愛関係と異なり、ペドは大人と子どもですので圧倒的に大人の権力性に依るところが大きくなるという点が違います(同性愛でもペドであればそうなります)。それが単に欲望のレベルにあるうちは無害ですが、行動に移された時は犯罪と見なされるということです。その意味では、同性愛などとまったく同じには扱えないと思います。

lisagasulisagasu 2011/07/31 17:20 「セクマイについては学校教育では取り扱うべきではない」とは考えません。私も大学でそういう授業があったら受講して出席するだろうと思います。
でも、学校教育ってどうしても、おおまかにいえばこういう感じ、このあたりが回答、正しいあり方というのをおさえようとする、教師がそれを狙わなくても生徒がそこに落ち着こうとする傾向あるから、その場で与えられる理解や正しさから零れるもの(自分)を目の当たりにすると辛くなることも、そういう人もいるんじゃないかと思います。
そういう答えも必要であるという理性を持っているから受講する、でもそこにおさまりきれない感情が圧縮される
吐露したところで(ブコメにもあるけど)「幼稚っぽい」と切り捨てられるのかオチだから、ヘドでも吐いておくしかないというか。
まあそれを中学生でやるならともかく大学生で教師にぶつけるのは甘えと取るのも、また正しいと思います。
件の彼は授業もまじめに出席して一通りの理解力もある人のようなので、そう取られたら取られたで、いずれ自分で自分の感情との付き合い方を見つけ出すのではないでしょうか。
ヒミコの映画については仰るとおり、人それぞれの範囲ですね。
専修大学でBL研究の授業があるそうですが、仮に私がそこに出席していたとして、自分が知らないBLだったら取り上げられてよかったと思い、思い入れがあるBLだったらそれは取り上げないでほしかったと思う可能性は高いです。

pp 2011/07/31 17:21 回答ありがとうございます。
>それが単に欲望のレベルにあるうちは無害ですが、行動に移された時は犯罪と見なされるということです。その意味では、同性愛などとまったく同じには扱えないと思います。

危害を加えられる(かもしれない)ことが「恐怖・脅威」であり、「まったく同じには扱えない」というのはよくわかります。
(互いの同意をどう扱うか、18歳で線を引く理由、行動に当たらない単純所持を犯罪とみなす正当性は、大野さんに尋ねるべきことではないのでおいときます)

一つ質問なのですが、
ヘテロな人が、同性愛者に好意をもたれるかもしれないことを「恐怖・脅威」に感じるのは、差別に含まれると考えますか?

lisagasulisagasu 2011/07/31 17:26 うまく言えてないかも
その必要もあるとわかっていても、自分のそれが「理解」「正解」に回収されちゃう感じが痛いという感じでしょうか
件の彼がセクマイ当事者ではなく逆にゲイに対して強い嫌悪を抱いていたとしても、同じ心の動きが起こることはありえると思います。

nijuusannmirinijuusannmiri 2011/07/31 17:36 idコール来ました。
今回の件で言うと、この学生さんの本当の意図はもちろん分かりませんが、俺の印象ではTwitterに書いた通り、ホモフォビックな感情と権力や権威に対する反感が混じってるのでは、というものです。この場合の権力とはもちろん大野先生のことですね。釈迦に説法を承知でもうちょっと言うと、まず中2病的な権威への反抗を表現したかったということがあるんじゃないのかな、と。そして、それがたまたまホモフォビックな意見表明として表されたのでは、と。
もともとそういう差別的な感情を持っていなければ出てこない言葉であるのは間違いないと思いますが、本人としては、優等生的というかポリティカルコレクトネス的な意見を書けばいいんでしょ、というような「空気」を勝手に感じて勝手に反発したかったという面があるのかな、と。だから、ジェンダーやセクシュアリティの問題に限らず、こういう人は自分が権威と思ったものには反発したがると思うんですよね。
俺としては、この推測が当たっていたとして、そういう学生さんを擁護する気もないですし、単に甘えだろとしか思えません。本来なら、それこそ中2の頃に卒業しておくべき幼稚さ、かもしれません。
で、大野先生の今回のエントリには、そういったことを明示的に書かれたところはなかったと感じたので、「どの程度自覚的なのかな」ということを書きました。ただ、あまりにも自明なことなので書かれなかった、ということなら申し訳ないです。上で挙げられた以前のエントリについても、アップされた当時に目を通してはいましたが、ネトウヨ君にしても「おっぱい」君にしても、権威や権力に対する反抗気分を味わってた面が少なからずあるのでは、と思います。
そして、それは大野先生がどのような意図や方法を取っていようとあんまり関係ないんですよね。
とはいえ、あらためて考えてみれば、大野先生自身がそのような権力性に自覚的でないはずはないでしょうから、やや筆が滑ったきらいはあるかもしれません。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 17:58 Mikaguraさん
コメントありがとうございます。概ねPadaさんへのお返事と重なると思いますので、よろしくです。
http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20110730/1312022488#c1312098834

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 17:59 内心を一律に教化?さん
記事では「内心を一律に教化することはできない」と書いています。嫌悪感は内心の出来事ですね。それについてはもちろん何も言えない。「だから問題は、内心を表に出すか出さないか、出すとしたらどういうかたちで出すかということになる。」と。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 18:04 lisagasuさん
コメントありがとうございました。
>でも、学校教育ってどうしても、おおまかにいえばこういう感じ、このあたりが回答、正しいあり方というのをおさえようとする、教師がそれを狙わなくても生徒がそこに落ち着こうとする傾向あるから、その場で与えられる理解や正しさから零れるもの(自分)を目の当たりにすると辛くなることも、そういう人もいるんじゃないかと思います。

そうですね。「こうあるべき」ということをこちらはまったく言ってなくても、学生が先を読んで模範解答をしようとすることはありがちですね。ポジティブな回答とネガティブというか少し違う方向で悶々と書いているのとを、差別化しないで取り上げるようにはしています。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 18:07 pさん
>一つ質問なのですが、
ヘテロな人が、同性愛者に好意をもたれるかもしれないことを「恐怖・脅威」に感じるのは、差別に含まれると考えますか?

そう感じることをなくせとは言えませんから、感じているだけなら差別とまでは言えないでしょう。問題は言動に出すことです(この記事でもそれを言っているのですが、「嫌悪感はしょうがない」「内心の統制だ」という反応があっていささかうんざりです。それをあからさまにすることについての話なのに)。

例えばテレビのバラエティなどでお笑い芸人がゲイっぽい人に対し、「おまえ、こっちをジロジロ見るな」などとリアクションしたりお尻を押さえたりする仕草に皆が大笑いする、といった場面を見たことがあります。
態とやっているわけですが、このように「恐怖・脅威」を感じていることを表に出した時に起こるのは、その場にいる者が、同性愛者は常に異性愛者を狙っている(同性愛者は性的なことばかり考えている)という考えを共有しているという事実があからさまになることです。これは同性愛者への差別になると思います。

mentai5mentai5 2011/07/31 18:10 これは単に「彼がゲイとしてのセクシャル」に気づきはじめてひとり悩んでるように感じました。講義を取ってきちんと出てくることから、講義やジェンダーを攻撃するためでなく自分のマイノリティーへの恐怖を最後に明らかにしてる気がします。ゲイについて厳しい家庭で育ったり、過去にトラウマがあったり、自らはゲイを認めたくないという自分への自己嫌悪かなと。小学生の男の子が、好きな女子を虐めてしまうパターンありますよね。ただ、レポートの最後にそこまであからさまに書いてるところにSOSが見て取れる気がします。大人に甘えて相談したいという反抗期的なことなのかと。自分がマイノリティーであることを恐れている少年のようです。一度話を聞いてあげたいなあ。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 18:10 nijuusannmiriさん
コメントありがとうございました。了解です。
学生からの反発や抵抗だけでなく、学生が模範解答を書こうとしているところが見えても、教育の権力性を意識せざるをえません。
セクマイから見ると、ヘテロセクシズムが「権威」となると思います。現実にそういう状況があります。それについて説明している言葉が、教室では「権威」となってしまう。
性に関する教育は本当に難しいと痛感しています。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 18:17 mentai5さん
補足にも書いたように、そういうことはわかりませんので予断は避けたいと思います。
またブコメにも「直接話を聞いてあげて」という意見が散見されましたが、本人がこちらに来ないのに呼び出すのも非常に権威的振る舞いになりかねないと思っています。直接言いたくないからそういう形で書いたかもしれないわけで(セクハラ被害者でもそういう人はいます)。
学生ではありますが、少なくとも20を過ぎた大人の青年がああいう伝達の仕方を選択した、それをとりあえず尊重すべきかと、個人的には思っています。

y-paky-pak 2011/07/31 18:18 ホモフォビックなMtFトランジェンダーが書いたのかと思った。
組合には女装でも性指向が女性だとことさらに主張する人やら
自らがMtFで性指向は男性なのでヘテロセクシャルであるからといって、
ゲイ・バイフォビックな発言をする者もいる物ですから

pp 2011/07/31 18:32 >そう感じることをなくせとは言えませんから、感じているだけなら差別とまでは言えないでしょう。問題は言動に出すことです
>「恐怖・脅威」を感じていることを表に出した時に 〜 差別になると思います。

ご回答ありがとうございます。
確かに、差別的行為は問題だと思います。(何が差別的な行為に当たるのかは一旦おいといて。)


ところで、
『「セクシュアルマイノリティへの偏見や差別をなくしていくには、具体的にどんなことをしたらいいと思うか」についても意見を書いてもらった』という文章から、大野さんは差別的な行為だけでなく偏見を持つこともなくしていくべきだ、というお考えだと思います。

辞書によると、偏見の定義は『客観的な根拠なしに抱かれる非好意的な先入観や判断』とあります。
上記のように、客観的な根拠に基づいて「脅威を感じる」ことは偏見にはあたらないと、大野さんも判断されていると思います。


大野さんの定義する「セクシュアルマイノリティへの偏見」とは、具体的にはどのようなことを指していらっしゃいますか?

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 18:48 pさん
>大野さんは差別的な行為だけでなく偏見を持つこともなくしていくべきだ、というお考えだと思います。

偏見は情報不足から生まれるわけですから、子どもが「ホモ」とか「レズ」という言葉を侮蔑語としていじめに使うようになるあたりから、セクマイについて正しい知識を提供していくことは、偏見を防止するのに少しは役立つと思います。その上での生理的抵抗感や嫌悪感情は仕方ありません。

>上記のように、客観的な根拠に基づいて「脅威を感じる」ことは偏見にはあたらないと、大野さんも判断されていると思います。

「客観的な根拠」とは何をさしているのですか? 私のコメント内のことでしたらm「同性愛者は常に異性愛者を狙っている(同性愛者は性的なことばかり考えている)という考え」こそ、「客観的な根拠」ではなく偏見そのものですが。

セクマイに限らず、偏見は情報不足や情報の偏りから生まれる実際とは異なる対象の像です。

hogehoge 2011/07/31 19:06 大野さん自身は、この授業やこの顛末を受けて、何か変えようと考えてますか?あるいは何か変わろうと思ってますか?

生徒には、明確な対処法を求める(セクシュアルマイノリティへの偏見や差別をなくしていくには、「具体的に」どんなことをしたらいいと思うか)割には、自分の権力性に関しては、

>>性に関する教育は本当に難しいと痛感しています。

と単に感想を述べるにとどまっている様に見受けられる。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 19:29 hogeさん
「この顛末」があろうとなかろうと、毎年授業を改良していくのは当たり前のことだと思っていますし、それについて今ここであなたに質問されて、具体的にこう変えようと思っているといったことを書くつもりはありません。

pp 2011/07/31 19:38 >>上記のように、客観的な根拠に基づいて「脅威を感じる」ことは偏見にはあたらないと、大野さんも判断されていると思います。
>「客観的な根拠」とは何をさしているのですか? 私のコメント内のことでしたらm「同性愛者は常に異性愛者を狙っている(同性愛者は性的なことばかり考えている)という考え」こそ、「客観的な根拠」ではなく偏見そのものですが。

そこは指していません。特にそう思ってもいませんし。
(なお、「ペドフィリアは常に幼児を狙っている」とも思っていません。)


>>>ヘテロな人が、同性愛者に好意をもたれるかもしれないことを「恐怖・脅威」に感じるのは、差別に含まれると考えますか?
>>そう感じることをなくせとは言えませんから、感じているだけなら差別とまでは言えないでしょう。問題は言動に出すことです

「客観的な根拠」は、上記の質問と返答の前提とした、「ヘテロな人が同性愛者に好意をもたれる可能性」を指しています。
「ヘテロな人が同性愛者に行為をもたれる可能性」に「脅威を感じる」ことは偏見にはあたらない、という文脈です。


・幼児の親が、ペドフィリアに対して脅威を感じること
・ヘテロな女性が、(明らかに好みでない)ヘテロな男性に好意を持たれる可能性に脅威を感じること
それらを含めて、脅威を感じることは偏見や差別にあたらない、という内容です。


そのうえで改めての質問なのですが、
(差別的行為を伴わない)「セクシュアルマイノリティへの偏見」とは、具体的にはどのようなことを指していらっしゃいますか?

miyabi-talemiyabi-tale 2011/07/31 20:01 大変興味深いですね。
その学生さんの心理はわかりませんが、先生の対応としてはそれ以上は望むべくもないのではないかと思います。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 20:10 pさん
一つダブってましたので(リンクのある方を)消しておきました。

>「ヘテロな人が同性愛者に行為をもたれる可能性」に「脅威を感じる」ことは偏見にはあたらない、という文脈です。

「行為」ではなく「好意」ですね。
で、これが偏見にはあたらないとするのはどうでしょうか。
例えば「ヘテロがヘテロに好意をもたれる可能性」は常にあるわけですが、それだけでは「脅威を感じる」ことはないでしょう。いくら相手が好みでなくても。
「好意を押し付けられて肯定的なリアクションを強要された」ら「脅威を感じる」のは普通ですが。
なのに相手が同性愛者だったら、ただの「好意」だけでなぜそれが「脅威」にまでなるのでしょう? 「同性愛者に好意をもたれたら、性行為を迫られるかもしれない」という偏見がそこにあるからではないですか? 

で、ご質問ですが、既に書いています。例えば「同性愛者は常に異性愛者を狙っている(同性愛者は性的なことばかり考えている)という考え」は典型的なものだと思います。セクマイへの偏見を列挙してくれというのは、ここは教室ではないので勘弁して下さい。

hogehoge 2011/07/31 20:12 大野さん、お返事どうも。

>>それについて今ここであなたに質問されて、具体的にこう変えようと思っているといったことを書くつもりはありません。

大野先生は、ご自身への質問の答えはwebにあげるつもりはないが、生徒の質問への答えは特に個別の許諾も無く、webにあげる。

生徒が、「ヘドが出るけどナ」と書かずに、「自分の意見はやはり変えられませんでした」と書けば良いと大野さんが感じたように、「具体案を書くつもりがない」と書かずに、素直に「具体的な改善案は特に考えてない」と書けば良いにと感じた。

緑海緑海 2011/07/31 20:19 門外漢なので基本的な所で引っ掛かってるんでしょうけど、難しい問題ですねえ。
実害があるわけではなくて基本的に本人達の自由であっても、
それを人目に触れるところで行うと忌避と嫌悪の対象になる事はたくさんありますし。
pさんへの答えにあるようにロリコンは行為に移ったら犯罪として区別できるでしょうけど、
それなら近親相姦や獣姦、人形愛には理解を示してあげなきゃならんのかとか、
例を挙げればきりがないと思うんですよね。
本人達にとっては『愛し合ってるのになぜコソコソしなきゃならない。差別だ』と思われるでしょうが、
文化・風習上から見て忌避される行為ってのはあるものでしょう。
まあ、私自身は同性愛でも近親婚でも獣姦でも人形愛でも好きにすればいいと思いますけど、
人目に触れる場所でやるなら理解する気はないですね。
近江商人じゃないですが、三方良しの考え方は重要だと思います。
同性愛はだいぶ市民権を得てきたと思いますし、同性愛が認められる社会になったらそれはそれで良い事だと思います。
しかし、その時が来るまでは、彼ら彼女らは以下の事を肝に銘じるべきだと思います。
『忌避する人が差別している』のではなく、『同性愛者が非常識なのだ』という事をです。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 20:24 hogeさん
>大野先生は、ご自身への質問の答えはwebにあげるつもりはないが、生徒の質問への答えは特に個別の許諾も無く、webにあげる。

質問されたことにすべて答える義務はないと思ってます。「生徒の質問」って何ですか? 質問には授業内で答えてます。

>生徒が、「ヘドが出るけどナ」と書かずに、「自分の意見はやはり変えられませんでした」と書けば良いと大野さんが感じた

違います。
http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20110730/1312022488#c1312039583
受講してみたが結局意見が変わらなかったってだけでは?というブコメに対し、*ならば*「自分の意見はやはり変えられませんでした」と書けばいいことなのに、ああいうふうに書いたのは「それだけのこと」にしたくなかったからだと思うと言っています。

>「具体案を書くつもりがない」と書かずに、素直に「具体的な改善案は特に考えてない」と書けば良いにと感じた。

決めつけ乙w
文章を読めず、悪意をぶつけたいだけの人のコメントは以降承認しません。

AntiSepticAntiSeptic 2011/07/31 21:08 >大野さんが「嫌悪感をなくせという教育」をしていないという主張をされたとしても、授業を受ける側がそう感じているとは限りませんよね。喩え言葉で「嫌悪感をなくせという教育はしていない」と仰られたとしても、それが伝わるかどうかは別です。

はっはっはwww ウルルン滞在記の言うとおりですねw 「嫌悪感をなくせという教育はしてい」ないつもりでも結局そこにあったメッセージは「嫌悪感をなくせ」ですw ンなこと言われたら反発したくなるに決まってるじゃありませんかwww 勉強しろと言われりゃ余計にしたくなくなるように、「ヘドがでるけどナ」は強制に対する反発ですw 「嫌悪するな」と言われたから嫌悪したくなっただけですwww そこにあったのは数学や物理とは違い、己の態度を矯正させられる修行の場ですw それに耐えられなかった奴がゲロっただけの話ですw

pp 2011/07/31 21:13 >相手が同性愛者だったら、ただの「好意」だけでなぜそれが「脅威」にまでなるのでしょう? 「同性愛者に好意をもたれたら、性行為を迫られるかもしれない」という偏見がそこにあるからではないですか? 
>で、ご質問ですが、既に書いています。例えば「同性愛者は常に異性愛者を狙っている(同性愛者は性的なことばかり考えている)という考え」は典型的なものだと思います。セクマイへの偏見を列挙してくれというのは、ここは教室ではないので勘弁して下さい。


先ほども書きましたが、「相手が同性愛者だったら」という前提は違います。
そう受け取られないよう、敢えて例としてペドやヘテロに関しても脅威に感じる可能性を列挙したつもりでした。
上記を偏見と定義するならば、少なくとも私は、セクマイにもヘテロにもペドフィリアにも偏見を持っています。

正しい知識を学び「その上での生理的抵抗感や嫌悪感情」を抱くことは偏見に当たらないのですよね?
問題なのは差別行為であって、嫌悪感情ではないのであれば、おそらく大野さんと私の、「偏見とみなす感情」の線引きが異なるのでしょう。
それを確認したくて事例の列挙をお願いしたのですが残念です。


「(ヘテロに偏見を持っていないように、)セクマイに(も)偏見を持たないためにはどうするか」という大野さんの質問が、「(ヘテロ含め他にいろいろ偏見はあるけれど、)セクマイに(だけは)偏見を持たないためにはどうするか」と生徒さんの脳内で変換されれば、確かに「ヘドが出る」かもしれませんね。
あくまで仮説ですが。

MikaguraMikagura 2011/07/31 21:19  甘い見方かもしれないとは思いますが、あのように考えながらわざわざ嫌悪感を表明したその意見は、単なる冷笑であれ反発であれ、他の生徒にも考えを深める良い切っ掛けになったと思います。
(どれだけ幼稚な手段であったにせよ)
 お返事ありがとうございました。
 
>緑海さん
>『同性愛者が非常識なのだ』という事をです。
 いや、そもそも、そのように一部の問題行為をグループ全体に帰す考え方こそが(程度の差こそあれ)差別的なのだと思うのですが。

skycommuskycommu 2011/07/31 21:33 「件の学生の出席率は非常に良く、特にセクシュアルマイノリティについてやり出した後半は一度も欠席していない。しかし単位認定レポートは出してない。

つまり彼は、あの授業がセクマイについて学ぶ場であることを承知した上で、ゲイへの嫌悪を示す姿勢を講師である私(と、もしかしたらその場にいるかもしれない同性愛者)に表明するために出席していたわけだ。」

というのは、少し論理が飛躍していませんか?
きちんと出席していたというのは、たぶんその講義から学ぶものが多かったのだと思います。純粋に。単位目的ではなく。
件の学生が、どういう価値観をもっているかわかりませんが、
少なくとも講義からたくさんの関心あることを学び、そのなかでぬぐいえなかった違和感を表明したのではないでしょうか?
私には、セクマイに対しどういう価値観をもつにしろ、とても重大な違和感のように思います。
それと、大学の講義は価値観を伝達する場ではなく、どういう価値観が受け入れられているのか? あるいはどういう価値観が社会を回すのに有効か? 学ぶ場であって欲しいと思います。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 21:34 AntiSepticさん
それだと教育という支配への反発ってだけになるのでは。
もともとゲイに嫌悪感を感じていた学生だったから、いろいろ解説されて映画(ホモフォビアを批判的に描いている)を見せられて、自分の嫌悪感情を否定されたという悔しさを感じ反発した、ということかと。

つくづく、性教育は感情教育だと思います。もし仮にどれだけ「知識の伝達」のみに徹していても、その伝達する(知識を身につけよ)という身振りが、個々の性に対するプライヴェートな感情を刺激してしまう。一つの言葉がある学生には救いに、ある学生には刺になる。まことに因果な商売です。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 21:35 pさん
前のコメントから読み返したのですが、pさんが問題とされているところがどういうことなのか、私には読み取れません。だからお答えになっていないのかもしれないです。すみません。
なんとなくですが、特定のセクシュアリティへの偏見と、それ以外の偏見を一緒くたにして語られると、問題がぼやけるんじゃないかと思います。

>「(ヘテロに偏見を持っていないように、)セクマイに(も)偏見を持たないためにはどうするか」という大野さんの質問が、「(ヘテロ含め他にいろいろ偏見はあるけれど、)セクマイに(だけは)偏見を持たないためにはどうするか」と生徒さんの脳内で変換されれば

いや・・いくらなんでもそんな受け取り方をする学生はいないと思います。偏見一般を取り上げる授業ではありませんし。

noharranoharra 2011/07/31 21:37 大野さん こんにちわ。
本文とhttp://togetter.com/li/168674 をざっと読んだだけの感想を書きます。
大野さんが学生の一文をこの様な形で取り上げた事について、別に問題とは感じませんでした。
「それを「パワハラ」などと決め付ける@g_kinokoや@papsjp」あるいは、@yamtom さんの意見はよく分かりません。
件の学生はこの記事にコメントもできるし、まあ大体対等と考えてもいいのではないでしょうか。
以上感想まで。

ohnosakikoohnosakiko 2011/07/31 21:42 skycommuさん
>>つまり彼は、あの授業がセクマイについて学ぶ場であることを承知した上で、ゲイへの嫌悪を示す姿勢を講師である私(と、もしかしたらその場にいるかもしれない同性愛者)に表明するために出席していたわけだ。」
>というのは、少し論理が飛躍していませんか?

表明するためにだけではないでしょうが、単位認定レポートを出してないのを見て、私はそう感じました。でも断定的な書き方より「〜のだろうか」の方が良かったかもしれませんね。

>大学の講義は価値観を伝達する場ではなく、どういう価値観が受け入れられているのか? あるいはどういう価値観が社会を回すのに有効か? 学ぶ場であって欲しいと思います。

それは価値観の伝達ではないですか?

yu14fyu14f 2011/07/31 23:53 はじめましてこんにちは。
これから書くことは一つの視点の提示ですが、
異性愛がメインストリームになっている現状に対して、付随しているセクマイの不快感があるわけです。
もし仮に、同性愛が今でいうところの異性愛の位置に権威や強制によって成立することがあったすれば、もちろん今のマジョリティがマイノリティになるわけです。そうしたら、今度は立場が入れかわっただけで、また同じことを繰り返すわけです。
狭い閉じられた講義の中の空間で、そのマジョリティとマイノリティが入れかわった擬似的な体験を「彼」がしたと考えてみたらどうでしょう。
これなら全ての話のつじつまが合う。

rnarna 2011/08/01 00:33 大野さん:
>>こちらから「よかったら後で聞かせて下さい」とお願いしたけど振られたな‥‥と思っているのですが。学籍番号を言って呼び出すより、本人に選択権があっていいでしょ?<<

いや、それでのこのこ出かけていくのを他の学生に見られたらあれを書いたのが自分だってバレちゃうじゃないですか… 呼び出したいのなら授業で読むべきではなかったと思います。

もともと意見の提出は強制しているのだから、意見を確認するためなら強制的に呼び出したっていいのではないでしょうか。プライバシーは保証する形で。

誤解があったかもしれませんが、僕が「対話」と言っているのは意見を掘り下げて聞き取るということです。議論したり説教したりということではなく、どちらかというと取材とか調査に近いイメージでした。

この件を大野さんが授業で読み上げたり、ブログに書いたりすることで、色んな人から反応があり、その反応を当の学生も見る、というのは教育的には意味があるかと思いますが、渦中の人状態になってしまった当人から話を聞くチャンスは当面失われてしまったかもしれません。残念なことです。

問題の学生が何を思ってああいう事を書いたのか色々想像は可能ですが、一個人の、それもついこのあいだに書かれた言葉の真意を、当事者不在であれこれ予想するのもおかしな話だと思うので、大野さんには悪いですが、そのあたりは触れずにおきます。ほとぼりがさめたら、是非直接本人に確かめていただけたらと思います。

saigamisaigami 2011/08/01 02:08 あまり深く考えずにブコメ書いたのですが、わざわざ応答いただいて恐縮です。
以下、あくまでこの記事を読んだ自分の印象ですが
「嫌悪感を無くす」ことについては、それほど積極性は持っていなかったのかなと。
嫌悪感や差別意識を持つことに罪悪感とかそういった類の感情は持ってないような気がします。
(「*何となく*嫌」と書いたのはそのためです)
どちらかと言うと、嫌いなら嫌いなりに知識は得ておきたいと思ったのかも、とも。
何かしら自分の感情に変化をもたらすような目新しいことが聞けるかと思っていたけど
そういうのが無かったんで最後っ屁的に嫌悪感をぶつけた、とか。ざまあみろ、と。

口汚い言葉にしても、深い意図はべつに無かったんじゃないかという気がするのですよね。
ネットでそういうのを見過ぎたせいかもしれませんが。

想像だけなら何とでも言えますし、他人があれこれ邪推してもしょうがないような気もします。
ここまで書いておいて何ですが。

yukaniyyukaniy 2011/08/01 06:59 初めまして!
久しぶりに同性愛について考えました。
私はホモやレズではなく また 壁や嫌悪感はありません。
兄が男性と一緒になっても、家名が消えるのかあってぼんやり考える程度でしょうかw
・・・同性愛関係じゃなくてもある問題でしたね。

その学生は、人に対する言葉の使い方を学ぶべきだと思いました。
そこは先生の出番なのでは?論点から一歩下がって、言葉選びを教えてあげて欲しいです。
授業に来ている以上 影響を受ける気はあるみたいですし、来る事は重要なことだと思います。

それより、教える側との関係が心配です。
>いずれにしてもその文面からは〜呟きが聞こえてきた。
>息を呑むのが聞こえ
>後で出席票を確認したらちゃんと出ていた。彼は私のコメントや学生達の反応を冷笑しながら聞いていたのだろうか。
>つまり彼は、あの授業がセクマイについて学ぶ場であることを承知した上で、ゲイへの嫌悪を示す姿勢を講師である私(と、もしかしたらその場にいるかもしれない同性愛者)に表明するために出席していたわけだ。彼はいったい何に挑戦していたのだろう。

私にはこれらの言葉が、先生がすこし個人で接しているように感じました。
文字で公表するための文章だから、ちょっと表現が大きくなっただけかも知れませんが。

もしこの内容が過不足なくて、これからも文中のような印象しか受け取れないなら、
硬いなりに曲がるかもしれない学生にたいして、よい変化を助けられないとおもいます。
お互いに親近感のある関係じゃないみたいですし、
どうか先生は、この文章では読み取れない部分も含めて 人間の大きな人でありますように。

kenborkenbor 2011/08/01 09:06 別に挑戦でもデモンストレーションでも揶揄でもなんでもなく、『同性愛に対する嫌悪感を持つが差別意識は持っていない人が、その嫌悪感を正直に吐露したもの』である可能性も大いにあると思いましたね。別にレポートは考えだけを書くのではなく、感じたことを書いてもいいでしょう。言葉遣いが乱暴なら「差別」? そんななわけないですね。

zangezange 2011/08/01 12:06 以前、ゲイと知っていてずっと友達だった方がいました。
そういう方に対する偏見など自分は持っていないと思ってました。
告白された瞬間に一気に生理的嫌悪感が噴出して混乱しました。
彼はたぶんそれが分かったのか私から離れていきました。
別のゲイの友だちはお前は別に悪くないと落ち込んでいる私を気遣ってくれましたが、
今でもたまに苦しくなります。
理解したつもりになって偽善的だったなどとも思っていません。
生理的なものだし、彼に求められた関係を想像したら気持ち悪くてたまらないのはどうしようもないし・・・。
ただ、あの時一瞬の嫌悪の表情を見せてしまったことに心が締め付けられることがあります。

へんな愚痴を書いてすいません。
読んでて吐き出したくなりました。

pp 2011/08/01 15:09 ブログ主の記述のどこに問題があるのか、わたしにはさっぱりわかりません。
プライバシーとか、権力性とか、批判者は何もわかっていませんね。
同業者より。

ラクラク 2011/08/01 22:19 こういう問題には解はないんだろうね。

ペドペド 2011/08/01 22:41 そもそもマジメな授業で「ヘドが」というぶっちゃけ単語を用いるわ先生に対して「〜けどナ」とタメ口をきくわ、セクマイ云々の以前に根本的に人として失格ですね。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/01 22:55 煩雑になるので、疑問や異論などを書かれている方にのみコメントしています。お返事していないのは、「コメントどうも。特に言うことはありません」、または「了解です」の意です。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/01 22:55 yu14fさん
コメントありがとうございます。
仰ることは私も想像しました。こちらは単に現実で起きていることを説明しているのであって、同性愛を称揚したり権威づけたりしているのではないのですが、それに近いような抑圧を感じたのかもしれないなと。
同じような観点の私のブコメを挙げておきます。

セクマイに対してヘテロが「権威」。その状況を教室で説明するとそれが「権威」と言われるジレンマ/(以下略)
http://b.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20110731#bookmark-53046502

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/01 23:06 kenborさん
コメントありがとうございます。
私もこれが「差別」だとは書いていません。
彼はセクマイがいるかもしれない場であからさまに嫌悪感を口にすることはないかもしれない。それは差別的行為だと言われかねないことくらいは、わかっていると思います。だから自分のミニレポートもまさか読まれまいと思っていたのかもしれません。
言葉遣いはあまり関係ないですね。丁寧でも「差別」であることはありますし。

ラクラク 2011/08/02 00:00 >講義も終わりに近づいた先々週と先週、映画(『メゾン・ド・ヒミコ』)を見せた。この映画では子どもから社会人、老人に至るまで、ゲイへの忌避感や差別心をカジュアルに露にする人々が登場する。

これがすべてなんじゃないのかなあと思った。
その彼にとっての自分とは、LGBTにネガティブなイメージを持っているメンバー(映画の登場人物)の一員でしかなかったんじゃないのかな。

tamamusitamamusi 2011/08/02 01:55 嫌悪感を少しでも薄めるのは望ましいとは思いますが、消毒氏の言うようにそれはとても難しい技だと思う訳です。そこで嫌悪感と差別行為は一旦切り離してしまうのは如何でせうか?嫌だけれども、その存在は認めて共存しようよ、とか。例えば、生物の多様性は環境保全にとってとても大切であると理解はしますが、蛇やゲジゲジはどうしても好きになれない。でもそういう生物もいて全体としてバランスが取れるのなら、苛めたり踏みつぶしたりせずに共存しようよ!とか。これがハエやカまで広げるとどーか?つうこともありますが。的外れの珍入だったら御免なさい。(環境問題ヲタより)

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/02 02:16 tamamusiさん
コメントありがとうございます。
嫌悪感はしかたのないものです。でもそれを態々表明してしまうと、言い方や状況によって差別的言辞となるということだと思います。
この学生は嫌悪感を剥き出しにしているから差別者だ!(ホモフォビアは単にゲイ嫌悪、恐怖を表す言葉ですから)と私が断罪しているのではないので、了解下さい。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/02 02:29 id:riksdybednmrukさん
>むしろ学生に許可を取って全文公開して欲しいです。

「セクマイへの偏見や〜と思うか」という質問についての彼の回答は、あれが全文です。

ketudanketudan 2011/08/02 02:53 ohnosakikoさん
完全に出遅れたようですが来ました。
私がそう思った理由、というか疑問点は特にこの記事の最後3行に集約出来ます。
>件の学生の出席率は非常に良く、特にセクシュアルマイノリティについてやり出した後半は一度も欠席していない。しかし単位認定レポートは出してない。
>つまり彼は、あの授業がセクマイについて学ぶ場であることを承知した上で、ゲイへの嫌悪を示す姿勢を講師である私(と、もしかしたらその場にいるかもしれない同性愛者)に表明するために出席していたわけだ。
そもそもこの「つまり」が何故繋がるのか私には全くわかりません。
彼が単位を重視しなかったのは確か。しかしそこから推測された彼の受講動機は論理が飛んでいます。

一応補足すると、
単位を拾うかどうかと、授業内容への賛否と、講師への好悪・敬意の多寡は、あまり関係がありません。
また、ohnoさんが仰ったような嫌悪の表明ならばはるかにコストやリスクの軽い形で達成可能です。
彼が異議(というか悪態)を吐いたのが一度きり・一言だけである点ふくめ、
嫌悪表明などという目的で受講を決めたとは考えにくいと思います。
(「受講生同性愛者への嫌悪表明」に至っては、たまたまohnoさんに読み上げられたから達成しただけ。)

むしろ熱心な出席状況、
それなりの模範解答は把握してさらりと書ける理解度、
それを書けているのに台無しにして悪態を吐いたこと、
どれも真剣に受講していないとやらないことです。

彼が何故無礼な言葉を使ったのかは
ohnoさん以上に情報が少ないので考えませんが、
お話を読む限りでは、彼は授業から多く学びよく考えた生徒だっただろうと推測します。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/02 03:14 ketudanさん
コメントありがとうございます。
ブコメの意味するところはわかりました。あの結部の書き方が飛躍して見えるというのは、他の方からも批判を頂いています。

私の推測は、当初は単位を取得するつもりで来ていたかもしれないが、少なくともセクマイについて扱い始めた後半はゲイへの嫌悪感からその気が失せ、どうせなら自分の感情をぶつけて私がどう出るか見届けようとしたのではないか?ということです。
こういう書き方をした方がまだよかったかどうかはわかりません。

また彼がゲイに嫌悪を表明したのは記事にも書いた通り、2回です。セクマイについて扱う中で2回ミニレポートを出させており、最初にもホモフォビアと思われる言辞がありまして、それは読むのを躊躇しました。

それ以前の授業内容は、「恋愛と結婚について」「サブカルに見るジェンダーとセクシュアリティ」で、そこでは特に目立ったことを書いていませんしむしろ凡庸ですが、頭の悪い学生ではないと思います。群れることが好きではないだろなという印象は受けました。

ですので、私個人としては「彼は授業から多く学びよく考えた生徒だった」かどうかは保留です。
ただジェンダー論の授業というある意味「正しさ」の専制が抑圧となりやすい場で、彼が何らかの鬱屈を抱えていたのではないかということは感じています。

hdkmamahdkmama 2011/08/02 08:47 押しつけがましさが反発を生み、差別を再燃させるのですよ。

フェミニズムを目の敵にするネトウヨくんというのは、揶揄ですね。
じゃあフェミニズムは普通の男性を目の敵にするフェミちゃん みたいなことを言われてどう思うか?

差別をある意味洗脳めいたやり方で封じようとすれば、もっと大きな差別を生みます。
多文化主義が各地でネオナチを生んだようなものです。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/02 09:48 hdkmamaさん
コメントありがとうございます。

>フェミニズムを目の敵にするネトウヨくんというのは、揶揄ですね。

いえ。記事でも書いたように彼は明らかに「フェミニズムを目の敵に」していましたし、「ネトウヨ」的言説だけで構成されたレポートを提出していましたので、揶揄ではなく事実です。

>じゃあフェミニズムは普通の男性を目の敵にするフェミちゃん みたいなことを言われてどう思うか?

ああそう言うこと言う人もいるよねぇ‥‥と思います。

>差別をある意味洗脳めいたやり方で封じようとすれば、もっと大きな差別を生みます。

そうでしょうね。
同じようなことをミソジニーについて以前書きました。
http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20080413/1208054577

ueue 2011/08/02 11:26 鍵カッコをつけて引用するのであれば、きちっと出所を明記すべきでしょう。
引用された文章の著者の名前、タイトル、年号などは最低限明記されていなければならないはずです。
大学で教鞭をとる以上、学生のレポートだから権利関係を無視してよいというわけではないでしょう。学生が書く文書にも著作権は発生しますよ?

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/02 19:49 ueさん
コメントありがとうございます。
氏名を公表しないことを前提で書かせている文章を、ブログで氏名公表することはできません。また著作やブログで取り上げる可能性については、最初に伝えてあります。
学生達と私の間でルールが共有されていればOKと考えています。
http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20110801/1312219628

uncorrelateduncorrelated 2011/08/03 01:03 全文が掲載されていないから不明ですが、件の学生は「セクマイについての早期の教育が大切ということを書いた」わけではなく、セクシュアルマイノリティへの偏見や差別をなくすには早期教育が有用と書いたように思えます。

目的を実現する方法は理解しているが、その目的そのものに同意ができないので「ヘドがでるけどナ」と書いた正直者のようですね。世界には25億人程度は宗教的理由で議論の余地なくセクシュアルマイノリティを否定している人々がいるので、ごく一般的な姿勢だと思います。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/03 01:26 uncorrelatedさん
「セクマイへの偏見や差別をなくしていくには〜」という設問への答え全文をそのまま紹介しています。
「セクマイについての早期教育」は即ち「セクマイへの差別や偏見をなくしていくための早期教育」です。その意味をあらかじめ含意していると取るのが普通だと思います。

宗教的理由でセクマイを否定するのは一般的な現象としてあるとしても、その学生が宗教によってゲイに嫌悪感を抱いているかどうかはわかりませんので、前者の理由をもって学生の言葉を「ごく一般的」とは言えないと思います。
むしろホモソーシャルで育ったヘテロ男子が抱きやすいゲイ嫌悪とか、ジェンダーや性教育の場で一種の抵抗として必然的に起こる現象として見た方が私はしっくり来ます。

uncorrelateduncorrelated 2011/08/03 02:08 課題は「セクシュアルマイノリティへの偏見や差別をなくしていくには、具体的にどんなことをしたらいいと思うか」なので、方法を聞いていて、目的の是非を聞いているように思えません。最後の「ヘドがでるけどナ」以外は、課題に対して回答したと見なすのが自然だと思います。

この説明で理解でき無い場合は、「セクシュアルマイノリティへの偏見や差別を増やしていくには、具体的にどんなことをしたらいいと思うか」を考えてみてください。ohnosakikoさんの信条と異なると思いますが、ohnosakikoさんは具体的な手段が思いつくはずです。

前のコメントが誤解されたようですが、宗教的理由でその学生が否定的な意見を表明したと類推したわけではなく、その学生が確固たるセクシャルマイノリティーに対する意見を持っていただけなのではないかと指摘しました。強い信念でセクシャルマイノリティーを否定するのは特異なようには思えないと言う事です。

なお、日本国憲法は個人の信条は保障していますし、セクシャルマイノリティーに否定的な意見を持っていても問題ないはずです。その学生の信条も許容されるべきです。大学の教員も、学生の信条をもっと肯定しても良いのではないかと思います。

myopiamyopia 2011/08/03 10:26 先生に正義があるように、学生さんにも学生さんの正義があって、学生さんとしては自分の正義とは違う正義に興味があって先生の講義を受講されたんじゃないかな。
初めから悪意があって講座を選択したにしては、少しまじめすぎるようですし、レポートを提出しなかったのは講義内容に沿った「正しい知識」に共感できなかっただけでは。
ちなみに私も同性愛については一種の障害であり可能なかぎり矯正するべきだと考えているので、子供にゲイやレズ(ペドについてはどう教えるんだろう)が普通だと教育する、という考え方には違和感がありますね。
そして、もし仮に先生の講義が一方的に私のような考え方が偏見、差別であるとして糾弾するような内容であれば、私も「ヘドがでる」と書いちゃうかもしれません。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/03 10:39 uncorrelatedさん
>最後の「ヘドがでるけどナ」以外は、課題に対して回答したと見なすのが自然だと思います。

もちろんそう看做しています。記事中でも「ふんふん‥‥と読んでいって」と書いてます。

>宗教的理由でその学生が否定的な意見を表明したと類推したわけではなく、その学生が確固たるセクシャルマイノリティーに対する意見を持っていただけなのではないかと指摘しました

文面で判断できるのは、ゲイへの嫌悪感だけですね。セクマイ全てについて言っていないので。確固たる意見というよりは感情の表明だと思います。

>なお、日本国憲法は個人の信条は保障していますし、セクシャルマイノリティーに否定的な意見を持っていても問題ないはずです。その学生の信条も許容されるべきです。

私はなぜ彼がこういう感想を書くに至ったのだろうということを考察しているのであって、彼の「信条」(どういうものか知りません)を否定はしていませんが。
授業の成績評価をどのようにしているかは次の記事で書いているのでどうぞ。
また思想信条の自由はもちろん学生にも保障されていますが、だからといって自分と異なるセクシュアリティの人を差別、抑圧したり(たとえば子どもの中で起こるセクマイへのいじめがそうです)するのは個人の人権を傷つけることになる、ということを学んでほしいと思っています。
また大学は、自分の「信条」を肯定してもらう場ではなく、異なる視点や考え方を知って思考を深める場だと私は認識しております。

hdkmamahdkmama 2011/08/03 10:48 余り続けてもしょうがないですが、「ネトウヨ」自体が蔑称ですよ。
本人が自称しているのでもない限り、揶揄になるのでは?ということです。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/03 10:50 myopiaさん
コメントありがとございます。
学生がどういうつもりで受講していたのかはわかりません。最初は単位取得目的で来て、セクマイの講義に入ってから違和感を覚え自分の感情が否定されているように感じてレポート提出をしなかったのかもしれませんし、最初から単位は関係なく単純に興味があって来ていたのかもしれませんし。

>ちなみに私も同性愛については一種の障害であり可能なかぎり矯正するべきだと考えているので、子供にゲイやレズ(ペドについてはどう教えるんだろう)が普通だと教育する、という考え方には違和感がありますね。

「ゲイやレズが普通だと教育」しているのではなく、人のセクシュアリティは多様性を前提としているので、それぞれが尊重されるべきだとしています。ペドについてはhttp://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20110730/1312022488#c1312098920を参照して下さい。

>もし仮に先生の講義が一方的に私のような考え方が偏見、差別であるとして糾弾するような内容であれば、

人は自分とは異なるものに恐怖を抱く。それは知らないものだから。偏見は、相手を知らないというところから生まれる。そして同質性を求める人間は異なるものを排除しようとする傾向がある。それが差別に繋がる。しかし相手を知り、自分とは変わらない部分を発見していくことによって、そうした偏見から差別への連鎖は防げるのではないか。
‥‥ということを話しております。

uncorrelateduncorrelated 2011/08/03 12:29 > 私はなぜ彼がこういう感想を書くに至ったのだろうということを考察しているのであって、彼の「信条」(どういうものか知りません)を否定はしていませんが。

なるほど。その学生の「ゲイへの嫌悪感」は否定も肯定もできないわけですね。

> また大学は、自分の「信条」を肯定してもらう場ではなく、異なる視点や考え方を知って思考を深める場だと私は認識しております。

もしそうであれば、出席率を考えれば件の学生は他の考え方を知る機会になったのだから、ほぼohnosakikoさんの狙い通りの講義であったのではないでしょうか?

> 確固たる意見というよりは感情の表明だと思います。

授業で他人の意見を聞いた上で「ゲイへの嫌悪感」があるのであれば、確固たる意見もしくは感情でよろしいのではないでしょうか。

「感情」「ホモソーシャルで育ったヘテロ男子が抱きやすいゲイ嫌悪」「ジェンダーや性教育の場で一種の抵抗として必然的に起こる現象」と評されていますが、これらは件の学生の考察が足りない事、つまり件の学生の信条が間違っている事を示唆する表現です。
ohnosakikoさんは、件の学生の信条を否定できないと言いつつ、否定的な表現を多用しているように感じます。

件の学生に対する外形的な批判は大いに余地があると思います。レポートの課題と関係のない意見を汚い言葉で書いているので、最後の一節は不適切だとも言えるでしょう。また、その信条や信条を抱くに至った経緯が書かれていないので、国語的に理解するのも難しい。

もっともインパクトがある表現であったようなので、そういう意味では秀逸な表現です。もっと表現力を評価しても良いのかも知れません。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/03 13:14 uncorrelatedさん
>もしそうであれば、出席率を考えれば件の学生は他の考え方を知る機会になったのだから、ほぼohnosakikoさんの狙い通りの講義であったのではないでしょうか?

彼がそれで自分の感情や意見を違う角度から見直したり深めたりするきっかけを得てくれていれば、そういうことも言えるでしょうね。

「感情」「ホモソーシャルで育ったヘテロ男子が抱きやすいゲイ嫌悪」も、「ジェンダーや性教育の場で一種の抵抗として必然的に起こる現象」も、現実として起こっていることを指摘しているだけであって、ここに私の価値判断は含めていませんが?
なぜこれが「件の学生の考察が足りない事、つまり件の学生の信条が間違っている事を示唆する表現」と言えるのか、さっぱりわかりません。

あなたがその学生を評価するのは自由ですが、私が彼を否定していると決めつけるのは止めて頂けないでしょうか。
同じ主旨で書き込みを続行されるのであれば、やりとりしても無意味と判断します。

UanUan 2011/08/03 19:11 こんにちは、はじめまして。twitterでRTされているのを見て、読ませていただきました。
憶測ですので、ひとつの意見として聞いていただけたら幸いです。
その学生さんは、「セクシュアルマイノリティ」だったのかな、と思いました。
自分と無関係なことに、「反吐が出る」とまで言えないと思うんです。
無徴であることにすら気づかないヘテロの人たちの中で、なにげない言葉の端々に引き裂かれる思いをするのかもしれません。思いを伝えたくとも、相手が生涯で内面化してきた「ヘテロ」の壁に阻まれたことがあるのかもしれません。
それに対して、教育ができること、学問ができること、それって、とっても現実味がなくて、上から目線で、救いを差し伸べるような顔をして蹴落とすような行為に見えるのかもしれません。「ああ、授業として教え込まれきゃ、いつまでも『ちがう』んだ」って。
「そんなことできないんだろ」「そうまでしなきゃ変わらないだろ」「いますぐにはなにもしてくれないのに」「反吐が出る」
って、思ったのかもしれません。

あくまで、憶測です。ここのコメントでは、その方が「セクシュアルマイノリティ」だったのでは、という意見が見られなかったので、可能性として提示しました。
失礼しました。

凜 2011/08/03 21:13  はじめまして
 大変興味深く拝見させていただきました。そのため、大野様が最初に提起されていた性的マイノリティに対する偏見や差別を如何になくしていくかという問題を自分でも考えてみたくなった程です。
 自分のブログに私なりの回答をまとめさせていただきましたので、大変あつかましいお願いということは重々承知の上ですが、もし可能であれば、感想などをいただければ幸いです(http://blog.livedoor.jp/amuro001/archives/3445621.html)。

イケメンスープレックスイケメンスープレックス 2011/08/03 22:45 お疲れさまっす。お初に書き込みさせていただきます

>あの授業がセクマイについて学ぶ場であることを承知した上で、ゲイへの嫌悪を示す姿勢を講師である私(と、もしかしたらその場にいるかもしれない同性愛者)
に表明するために出席していたわけだ。

先生考え過ぎです。
彼は「姿勢を表明する」ために出席しているんじゃありません。出ると決められているから出席しているんです。先生はセクマイに対する差別とその差別をなくす
ための方策について研究し講義しておられる。ですから、彼の行動についてそのような解釈することはよくわかります。だって自分の講義になにがしかの態度を表
明する以上、講義する側としてはなんらかの積極的な意味を見出したいのが人情ですからね。

彼がセクマイに嫌悪感を抱いているのは間違いありません。ですから彼は先生の講義を受けたくないとも思っているでしょう。僕も大学でそういう経験があります。
身勝手なイデオロギーやら、高校生にでも論破できそうな偏った知識やらを学生に披露して演壇者が自己満足に浸っているようなゴミのような講義の数々を嫌とい
うほど。それでも僕は我慢して出席だけはしていました。だって「おまえの授業なんか受けたくないんだよ!」と公言して出ていくような学生にまで、大学というの
は優しいところではありませんからね。

ですから、
>彼は授業の単位などどうでもよく、ただゲイとセクマイ教育への嫌悪をぶつけたかったんだろうということだけです。
というのは前半はその通りですが、後半は当てはまりません。ただ嫌悪をぶつけたかったのではなく、ただ出席することだけが彼の目的と化しており、最後のへど
うんぬんは付け足しでしかありません。

ちょっと肝腎なところを聞きたいんですが、先生の考えでは今回のくだんの学生の書き込みというのは、先生には差別的言動だと思われますか?例えば人権擁護法
が成立している場合、そのレポートを読んだ誰かが「これは差別である。セクマイに対する人権侵害だ」といって救済措置を求めた場合、これは認定の対象になり
うるとお考えでしょうか?先生のいう「差別的言動」というものの範囲について伺えればと思います。


最後になりましたが、「ネトウヨ君」という先生の発言にはいささか驚きです。「ネトウヨ」という言葉は最近よく出てきますが、共通に了解を得られた定義を、
僕は聞いたことがありません。先生は何かしらご自身の中で「ネトウヨ」という言葉を定義され、それにあてはまる連中に「ネトウヨ」とのレッテルを貼っている
のだと推測されますが、それって先生が撲滅されようとしている差別的言動と紙一重だと思いませんか?

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/04 00:07 Uanさん
コメントありがとうございます。
セクシュアルマイノリティだったのではという意見はブックマークコメントで散見しました。
私の授業ではレポートでゲイやレズビアンや性同一障害の学生のカムアウトがたまにあって個人的に話したりもしますが、現実にはそういうことのできるセクマイとそうでない人といるでしょうね。
今回の場合がそうであったか否かは情報がないのでわかりません。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/04 00:09 凛さん
コメントありがとうございます。
後ほどゆっくり拝見させて頂きます。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/04 00:27 イケメンスープレックスさん
コメントありがとうございます。
>先生の考えでは今回のくだんの学生の書き込みというのは、先生には差別的言動だと思われますか?

彼はレポートにそう書いただけです。そのままだと読むのは私だけですから、ゲイに対する差別的言動にはなりません。そして態々それをピックアップして読み上げたのは私ですから、やはり彼の差別的言動にはならないと思います。

ネトウヨ君については記事でもその学生のレポートの要約を書いた通り、ネット上で「ネトウヨ」と言われている人々の言説そっくりだったため、便宜的にそう書いたのです。既にあるレッテルを借りてきたということです。
ネトウヨと呼ばれている言説そっくりの言説を書いている人をネトウヨ君と呼ぶことによって、その人がどのような差別を被っていることになるのでしょうか。しかも記事では匿名性を確保しています。
どこの誰ともわからない人を、ネトウヨそっくりだからと言ってネトウヨ君と呼ぶことが悪いということでしょうか。
それとも今、ネトウヨと呼ばれている言説は別の呼ばれ方をするべきだということでしょうか。であれば、その理由は何でしょうか。

また、私は差別的言動を「殲滅」しようとはしていません。「殲滅」とは「残らず滅ぼすこと」です。そんなことできるわけないでしょう。

choir1989choir1989 2011/08/04 13:25 こんにちは。
twitterでのお返事ありがとうございました。
私は、プライバシーだの著作権だの、基本的なところは知っていても
法的処置だとかそんな難しいことはよくわからないし、そんなにマズイことなのか?とも思ってしまったので、
そこには触れないで純粋に感想だけ書かせていただこうかな、と思います。

このエントリを最初に読んだとき、近くに住んでいたらこの授業に潜りに行ったのに、と思いました。
セクマイの一人として私は、例の学生の発言にしても先生の発言にしても、特に気分が悪くなったり、悲しくなったり、そんなことは全くありませんでした。
(それは、この学生の「反吐がでる」という発言の対象が、「幼少時からのすりこむような教育」そのものに言及していると解釈したためかもしれません。)
確かに、この学生のコメントに対し、ひどいショックを受ける方もいるかもしれませんが
私は、セクマイに好意的な他の学生の意見だけでなく、好意的でない学生の意見も十分に知りたいと思います。
なので、このような学生のコメントも他の学生のコメントと同じように読んでもらいたいです。

嫌悪感に関しては、私自身、性嫌悪があるので、周囲の猥談が苦手です。
そのため、そのような話題が尽きない人とはどうしても距離をとってしまいます。
これと同じようなことが、マジョリティと呼ばれる人たちにもあるのだと思っているので、
嫌悪感を露骨に出されても、ショックを受けることはないかな、と思います。
もちろん、そうではない人もいるとは思いますが、ショックを受けること自体が完全に悪いことだとは思えないし、
周囲の人がそこまで気にして言いたいことが言えなかったり、色んな意見が聞けなかったりするのも、もったいないと感じます。
それは、教授がブログでこのような記事を書くということについても同じじゃないの‥?なんて。

なんだかうまくまとまらないのですが、
私もこの授業を受けてみたいと思うくらい、面白そうに見えました。
先生の学生さんがうらやましいです。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/04 15:07 choir1989さん
コメントありがとうございます。

>twitterでのお返事ありがとうございました。

わたしはtwitterやっていないのですが‥‥、どこか他のところで応答しましたでしょうか。すみません、やりとりが多いので記憶になくて。

意図を汲み取って頂けたようで、とても嬉しく思います。
セクマイの人も感じ方はいろいろで、傷つきやすい人から、そういう「配慮」をされ過ぎると厭な人、ニュートラルに捉える人までいろいろですね。
授業については次の記事で詳しく書いていますので、よろしければどうぞ。
(あと、私は教授ではなく非常勤です)

choir1989choir1989 2011/08/04 19:54 お返事ありがとうございます。
twitterの件は私の間違いです(汗
最近、卒論やら何やらの忙しさに加え、この暑さで頭がまともにまわらず、いろんなことが一緒くたになっているようです‥。
すみませんでした。
次の記事も是非、後ほど読ませていただこうと思います。

服ヲタ学生服ヲタ学生 2011/08/05 00:21 こんばんは。
前の「白い水玉の赤いワンピース」の記事にコメントした服ヲタの学生です。
久しぶりに来てみたら、盛り上がっててびっくりしました。

この記事で書かれた最終日のことですが、先生は、
「この人がこう書かねばならない何かがあったんでしょうか」
とも言っておられたような。。。
2クラスあるから、まったく同じ言葉づかいじゃなかったかもしれませんが。
どうしてこういう反応が出るのか、私達にも問いかけをしていて
きれいごとにはおさまらないもんなんだよという話なのかな?と思いました。
うまく書けませんが。。。

ともかく先生の講義は、毎回いい意味で疲れる授業で、
これが大学の授業というものか〜という感じでした。
ミニレポート分析の日はドキドキで、読まれると嬉しかったです。
でもまだ十分消化してないところもあるし、、、
次の記事の終わりの方は私にはちょっと難しいです、、、
おすすめされてた本を少し読んでみようかなと思います。

ほかに授業の学生のレポートや発言を取り上げた記事はありますか?
もしあったら読んでみたいので教えて下さい。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/05 00:47 服ヲタ学生さん
コメントありがとうございます。

>「この人がこう書かねばならない何かがあったんでしょうか」
とも言っておられたような。。。

ああ、そういう言い方もしてたかもしれませんね。
補足してくれてありがとう(笑

>きれいごとにはおさまらないもんなんだよという話なのかな?

「きれいごと」というのは具体的にどういうことで、そこに「おさまらない」とはどういうことになるのか‥‥。この夏休み、いろんな本を読みながらじっくり考えてみたらいいんじゃないでしょうか。

>ほかに授業の学生のレポートや発言を取り上げた記事はありますか?

この記事の最後にリンクを張った「ジェンダー入門」とネトウヨ君以外では、
http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20050607/1195894100
http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20061231/1195512171
このくらいです。よろしく。

イケメンスープレックスイケメンスープレックス 2011/08/05 16:36 似たような意味ですが、殲滅ではなく撲滅と書きました。

>彼はレポートにそう書いただけです。そのままだと読むのは私だけですから、ゲイに対する差別的言動にはなりません。そして態々それをピックアップして読み上げたのは私ですから、やはり彼の差別的言動にはならないと思います

なるほどよくわかります。先生の中では差別的言動とは?明瞭に一個人を名指しして?差別的と思われる言動をはく、場合なのですね。

>ネット上で「ネトウヨ」と言われている人々の言説そっくりだったため、便宜的にそう書いたのです

普通ネトウヨという言葉はネット上では蔑称のスラングだと思いますが、先生にはそういう意図は「ただの一片も」なかったということでしょうか?だとすれば少々驚きというか、いささかナイーブかなと思いますが。
まあそれは置くといたしまして、いちおう申し上げておきますとネトウヨという言葉は現在に至るも統一した定義のないスラングです。先生はそっくりだったからとおっしゃいます。僕はいささか驚いているわけです。
仮にもネットでブログを立ち上げ、言葉遣いやレッテル貼りするにしても微妙を要するワードには最大限の注意を払っているだろう、差別についての問題を大学で取り上げるほどの知性の高い方が、かくも容易に「ネトウヨ」という言葉を使われたことに。
正直申し上げてこの「ネトウヨ」なる言葉が使われているのを目にした瞬間、私は「なんだ、このひと、差別がどうたらいってるけど同じ穴のムジナじゃん」と思ってしまいました。
おそらく僕以外にも同じような感想をもった方は少なからずおられると思います。
先生のブログは啓蒙を目的としたものではないと思いますが、こういう言葉を使っているのをみた瞬間に、たぶん一気に読む気が失せる、あるいは色眼鏡で見てしまうような人がいることは間違いないだろうと思うので、ちょっと残念だなと思うわけです。確実に読者を減らしていると思うので。

まあ先生がページビュー数に興味がないといわれるならば関係ないんですけどね。

ohnosakikoohnosakiko 2011/08/05 16:58 イケメンスープレックスさん
>似たような意味ですが、殲滅ではなく撲滅と書きました。

あ、それはどうも失礼しました。

「ネトウヨ君」については、彼が私をレポートで「フェミナチ」と呼んでいたのことにも対応しております。もちろんこういうレッテル貼りの中に必然的に差別的視線が含まれるのも存じていますが、人を「フェミナチ」呼ばわりすれば自分も「ネトウヨ」呼ばわりされるんだ、くらいのことはたとえ世間知らずの学生(もうその時卒業していましたが)と言えども、了承しておくべきことと思っています。
また私は授業では差別がどのようにして生まれるかについて説明をしていますが、差別の撲滅や啓蒙活動をしているわけではありません。
「ネトウヨ君」の記事以降PVや購読者が減ったという現象はありませんでしたが、こうしたことで「色眼鏡」で見たり読まなくなる方もいらっしゃるかもしれませんね。それは仕方のないことだと思っていますのでご心配には及びません。

イケメンスープレックスイケメンスープレックス 2011/08/05 21:24 >人を「フェミナチ」呼ばわりすれば自分も「ネトウヨ」呼ばわりされるんだ、くらいのことはたとえ世間知らずの学生(もうその時卒業していましたが)と言えども、了承しておくべきことと思っています。

なるほどそれで少し我点がいきました。それならば先生がネトウヨと呼んだこともむべなるかなという感じがいたします。お付き合い頂きありがどうございました。

最後に私個人の意見を申しますと、やはりセクマイに対する偏見というか嫌悪感が消えることはないと思います。赤の他人のことなのに、なぜなんだろう?と自分でも不思議に思うのですが、やはり同性愛からは次代を担う子供達し生まれてこないだろ・・・という不自然さに起因するんてせはないかと思います。残念ながらこの感情が消えることは生涯ないでしょう。
一方で、同性愛をめぐる環境というのはここ十年間でもかなり改善していっているのではないかと思います。異端者でもいつかは尊厳を獲得していった人類の歴史をかんがみれば、僕はまだ未成年ですが、いずれは生きている間に同性愛が大手を振って歩く時が到来するのではないかと思います(まあ個人的には来てほしくないですし、家族には絶対になってもらいたくありませんが)。

今回初めて先生のブログを知りましたが、定期的にウォッチしていくつもりです。頑張ってください。

服ヲタ学生服ヲタ学生 2011/08/06 20:31 先生、アドバイスありがとうございました。
紹介された記事、いろいろ考えさせられました。。。
「やまとなでしこ」で台詞を書かせた話は、授業で聞きましたが、
こういう文章にまとめたものを読むのも、学生としては興味深いです。

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