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2018-01-13

仕事と生活ののっぴきならなさを描いた『サンドラの週末』(「シネマの女は最後に微笑む」更新)

映画から現代女性の姿をピックアップする「シネマの女は最後に微笑む」第6回、更新されました。

今回取り上げたのはベルギーフランスイタリア合作映画『サンドラの週末』(2014)。マリオン・コティヤールアカデミー賞主演女優賞にノミネート、他数々の賞レースに登場した佳作です。


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従業員を分断支配しようとする雇用者側、それぞれ自分の生活第一の従業員たち、どこにでもある職場や家庭の、どこにでもありそうな話の細部。いつクビになるかビクビクしながら暮らしている者としては、実に身につまされるドラマです。

応援したいんだけど少しイライラさせられる感じまで含めて、うつ病上がりの若干不安定な女性を、コティヤールがとてもうまく演じています。「これは私の物語だ」と感じる人も、結構いるのではないでしょうか。


この連載はかなりストーリーを紹介していますが、最後のオチだけは明かしていません。

「この結果はいったいどうなるのか?」という、登場人物たちと同じ問いに私たちは牽引されていきますが、それも最後は宙に浮きます。そこで起こされたヒロインの、「侠気」とも言うべき思いがけない意思表示に私は打たれました。なかなか重苦しい話ですが、後味は爽やかです。

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