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2018-11-25

イカれたヴァレリア・ブリーニ・テデスキが最高に輝いている(「シネマの女は最後に微笑む」第26回、更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第26回は、イタリア映画『歓びのトスカーナ』(パオロ・ヴィルズィ監督、2016)を取り上げてます。


束の間でも「今、ここ」で生きる歓びを ワケありな二人の逃走劇 | ForbesJAPAN



例によって、ズレた邦題です。トスカーナの豊かな自然の中に育まれる人間愛‥‥みたいなほっこり系を想像してしまいますが、原題は「La pazza gioia(狂気の歓び)」。治療施設から逃げ出した「普通」ではない二人のロードムーヴィー。さまざまな出来事が次々と起こり、イタリアンのフルコースなテンコ盛り感が満載。


陽気で破天荒な女を演じているヴァレリア・ブリーニ・テデスキが、最&高です。最初は「何だこのウザい女」と思いますが、だんだんと、いい加減さと繊細さと剛胆さのバランスが絶妙で尚かつ強烈なそのキャラクターを、愛さずにはいられなくなります。

内容としては、死ななかった「テルマ&ルイーズ」という感じでもあり(実際そっくりの場面がある)、女性の生きづらさを正面から見つめる視線が根底にあります。「幸せが見つからない」という台詞も心に残ります。そして、どんな境遇にいる女も自分の幸せを求め、人生を謳歌していいのだという力強いメッセージ。

見終わった後は、細かいことでクヨクヨするな、ちょっとくらいちゃらんぽらんでも大丈夫、今をとことん楽しめ‥‥!という気分になれる作品です。

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