okasurfer2008-01-14

 多少長い休みをとっても、出勤するとすぐに仕事モードに戻るカラダになってしまったのが悲しい・・・と思っていたが、やっぱり正月休みボケはあるみたい。この三連休は天気もイマイチだし、寒いし、なんだか体調もぱっとせず、チンタラすごしてしまった。
 どうも冬ってのは、気温も低いし日射量も少なく、一部光合成で生きてる自分にはつらい季節である。明らかに身体活動量が減ってるもんなあ。
 そんなふうにウダウダしてるところに、南の島からの便りが。仕事で住んでたのはもう12年も前なのに、いまだに覚えてくれている方々がいるのが嬉しい。正月番組なんかでよく見る南の花、ストレチア。またの名を極楽鳥花とも言う、ゴージャスな花であります。
 たくさん送っていただいたので、ご近所におすそ分けしました。

 冬といえば鍋料理が恋しくなる。…というか楽なので、ついついまた鍋、ということになり、冬も半ばになるといい加減飽きてくる。
 ウチは鍋といえば、鶏肉の手羽元でダシをとって、これまた鶏肉のひき肉団子をたんまり入れたものが定番なのだが、そろそろ新機軸かつローコストなものを、と思ってた矢先、雑誌でレシピを発見したのでトライ。
 鍋に酒、塩、鷹のつめ、にんにくひとかけ、生姜の薄切りを煮立て、豚のバラ肉を大量に投入。ひとりあたり150g〜程度かな。ウチは子どもを入れて三人分、400g入れた。煮立ったら灰汁を取り、ふたをして20分煮込む。そこへ、これまた大量のざく切りキャベツとにらを投入!ウチの場合、キャベツまるまる半分と、にら一把。あとは、レシピには無いが、おいらはかなりの「トーファー」故、豆腐を一丁ばかり投入。キャベツがしんなりしたら、出来上がりです。
 そんで、出来たものをポン酢につけて食す。最近は、チューブ入りの柚子胡椒が売られているので、お好みに応じてちょっと混ぜるとなお可。これ、体は温まるし、おいしいし、安いし、かなりオススメでっせ!はじめ多すぎかな、と思われるキャベツも、あっという間に無くなります。
 さいごはもちろん、カトキチの冷凍うどんをブチ込み、自分の器で塩と柚子胡椒を少々。ウマ〜!
 光合成できない分、体内からエネルギーを補給するしかありませんな。

ロッタちゃんのひっこし

 児童書…というか童話であります。タイトルはよく聞いたことがあったが、主人公が女の子ゆえ、何となく子供のころから敬遠していて、手に取ったことはなかった。でも、考えてみると「赤毛のアン」なんて、やっぱし子供のころにはタイトルからして読む気がしなかったのだが、今読むとおもしろいモンね。
 妻が子供の頃から好きだったそうで、先日図書館でなっちゃんに借りてあげたのだが、妻が勧めるので、軽い気持ちで読んでみた。最初は「なんつー生意気なコドモ!しつけがなっとらん!」と思いながら読んでたが、読み進むうち…う〜む。これ、すごい傑作ではないか。
 幼い子どもの心情と、それを見つめる大人のあたたかな視線がなんとも心地よい。じつは最後の場面でかなりウルッときてしまった。なっちゃんや妻の手前、恥ずかしいので我慢したがな。ははは。
 古臭い翻訳調の文章も、なんだか素朴で新鮮。幼子を持つ方も持たない方も、読んで損はありません。