夢夢夢




 この前の続きを書こうと思って読書メーターをみてみたら感想書いてない本7/10から溜まってて、なんか、月日が過ぎるの早すぎね?って思ったりするんだけど、月日が過ぎるのが早いんじゃなくてぼくのすべてが遅くなってるだけかもしれない。なんかさいきん怪我してもいつまでもぐずぐず化膿してあんまり治らないし、この説は正しいように思える。代謝の速度とか頭の回転とかぜんぶ遅くなってるんだよ。それって老化じゃん。なんだただの老化か〜。安心した。

 この前の続きを書こうと思ったんだけど書きたくねえ。バードヘッドなので本読んで三日経てばおもしろかったかおもしろくなかったかくらいまで記憶の明度が落ちる。つーかもともと感情が未分化なので「快/不快」以上の感想を抱けないんだ……。かなしいね。でもそれって救いでもある。だって……って!そういうのじゃなくて!……まあいいや。


歪んだ創世記 (講談社ノベルス)

歪んだ創世記 (講談社ノベルス)

 積木鏡介「歪んだ創世記」読みました。おもしろかったです。こういうメタいの好きです。さいしょのほうはひえ〜って感じだったけど途中からぎょえええ〜って感じになったのでよかったと思った。特にひねくれた読み方をせずちゃんと作者の支持に従ったのでよかったと思った。話はベタに楽しむべきだよやっぱ。終盤の展開や明かされる仕掛け、試みは相当忘れないと思う。さすがメフィスト。これぞメフィスト。いよっ!よかったなあ。




 新堂冬樹「血塗られた神話」よみました。
 ぜんぜんおぼえてないけど中国人のホモが怖かったことだけは覚えてる。たぶんそんなにおもしろくなかったんだとおもう。


ダブ(エ)ストン街道 (講談社文庫)

ダブ(エ)ストン街道 (講談社文庫)

 浅暮三文「ダブ(エ)ストン街道 」よみました。
 ファンタジーでした。男の人が変な街道で延々と迷ってる話。とても好き。とてもおもしろかった。ぼくも方向音痴なのでよく迷いますしね。いろんなおかしなものがしれっとさらっと現実に陥入してくる系のお話がぼくはとても好きなのでとてもよかったなあと思いました。


 夢水さんの新しいやつ1巻と2巻よみました。とてもおもしろかったです。やっぱはやみねさんはいいですね。そして教授は最高ですね。ぼくは幼女時代に夢水シリーズをよんで、わりと人格形成に影響を受けたような気がしないでもないので、ふぇぇ……まともに教授の顔みれないよぉ……って感じなのですが、よかったですね。もともと適当な性格だったから教授が好きになったのか教授が好きになったから適当な性格になったのかは卵と鶏ですが、まあなんでもいいんじゃないかな。スーパーマリオくんと夢水はわりと俺の原体験(ルーツオブオール)感あるのでどうなんだろう。知らねーよ。
 1巻からよかったですね。「猫をかぶる(物理)」のイメージがすごくはやみね的でよかったと思う。こどもを見守る大人の目線がやさしかったのでよかったとおもった。そんでロマンなんだよなあ。舞台もたのしかったのでよかったとおもった。真相もやさしかったのでよかったとおもった。よかったよ。よかったんですよ!!!!!
 2巻はちょっぴしえぐい系だったのでよかったとおもった。こどもキャラが増えたのでよかったと思った。教授が教授だったのでよかったと思った。真相もほんわかした世界からえげつない過去って感じでよかったと思った。そんでやさしかったのでよかったとおもった。よかったよ。よかったんですよ!!!!!!!

 いま実家帰省してるので夢水はよみかえしたいですね。京極百鬼夜行や森SMや学生アリスもよみかえそうよみかえそうと思ってよみかえさないのでどうなるかはわからないけど今、思い立ってるのでよみかえせるんじゃないかな。大切なのは衝動を保つことだ。移り気で興味のままあちらこちらにふらふらしながらぼくは大人になったよ。見知らぬバカの手のなるほうへ?行くに決まってんだろ!!!!!!!!!!10年後も100年後も万年経っても変わらない!?!?!?!?!?俺が知るかよ!!!!!!!!!